【京都市】右京区『太秦』の「太秦キネマ・ストリート」&「大映通り商店街」で日本映画の歴史を体験!
WRITTEN BY RICA
京都市中京区新京極通四条にある安産を守る寺院である『染殿院』。
京都でも一番賑わう繁華街である「新京極」の中に建つ寺院です。

本寺「金蓮寺」の境外塔頭である「染殿院」の御本尊は、地蔵菩薩。安産祈願の寺として有名です。
808年に、弘法大師空海さんにより創建されました。

50年に一度ご開帳される秘仏「地蔵菩薩」は、裸形立像で、空海作と伝わると説明を受けました。
文徳天皇の皇后である「染殿皇后」が、本尊の地蔵菩薩に祈願され、清和天皇を授かったそうです。

小さな小道を新京極商店街から入ると、そこには突然現れた異空間が広がっています。
創業明治7年の甘栗和菓子のお店の奥に繋がるこの「染殿院」には甘い栗の香りが美味しそうに漂っています♪

安産祈願の腹帯も授与されています。
どうやら言い伝えによると、嵐山にある人気の『苔寺』(西方寺)に関係があるとか。
南北朝時代、西芳寺(苔寺)に「夢窓疎石」が庭を造ろうとしていた際、「染殿院」の地蔵菩薩の化身がその作庭を手伝ったそう。
松尾にある苔寺「西芳寺」を創建された夢窓国師にまつわる話。国師が庭を作ろうとしていましたが、石を動かすことができません。そこへ突然見知らぬ僧侶が現れ、手伝ってくれました。国師はうれしくて自分の袈裟を贈ります。幾日か経ち、国師が四条の染殿院に参られたら、僧侶に贈ったはずの袈裟を地蔵菩薩が羽織っていたとのことです。(HPより)

「夢窓国師」は、私も大好きな鎌倉時代末から南北朝時代、そして室町時代初期にかけて活躍した、「臨済宗」の禅僧であり作庭家。有名なところでは、世界遺産「天龍寺」の庭が「夢窓国師」作と言われています。
庭師としての資格を有する私としては、「夢窓国師」の庭は学生時代から大好きでよく見に行ってはうっとりしてました。とっても勉強になる庭師であり尊敬すべき僧侶です!

小学生1年生の甥と3年生の姪がとにかく、頭を深く下げてお参りしていました。
なにか感じるものがあったのでしょうか…
境内には、患部と同じ場所をさすると治ると信じられている「賓頭盧(びんずる)」さんや、神仏習合の「妙見」さんもいはります。
「妙見」さんとは、仏教の「妙見菩薩」と神道の「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」が習合した「優れた視力」を持った菩薩さんです。
またこの地は、一遍上人の「念仏賦算遺跡」でもあるようです。
「南無阿弥陀仏」と唱えることで成仏できると説いて念仏札を賦算していた場所だそうですよ。
時宗の開祖一遍(1239~89)は,弘安7(1284)年閏4月16日,近江国関寺からこの地にあった釈迦堂に入り,7日間滞在して賦算や踊り念仏を行った(Hpより)
繁華街のど真ん中にあるので、お買い物を楽しみながらお参りできるのも嬉しいですね♪
染殿院
住所:604-8042 京都市中京区新京極通四条上る中之町562
TEL; 075-221-3648
(Yahoo!ニュース投稿日2023年7月27日)
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RICA
京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。
フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。
日本映画の発祥時より美術装飾や小道具、祭などに携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術、伝統工芸、伝統産業や教育まで幅広く活躍中。
『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。