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香川県 -丸亀市

【丸亀市】自由に編集した小冊子「ZINE」のマルシェ、2月16日に開催 出店者の個性や視点を楽しんで

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ちぃちぃ

個人やグループが自由なテーマで作成した小冊子「ZINE(ジン)」。日常の日記を綴ったものもあれば、大好きなものへの偏愛を凝縮したものもあります。そんなZINEを集め、香川県内外から出店者20組が参加するマルシェ「ZINE MART」が2月16日の正午から午後4時まで、丸亀市山北町の城南コミュニティセンターなどで開催されます。ZINEが中心のマルシェは香川県内では珍しいそうで、ここでしか出来ない出会いが楽しめそうです。

モノとして存在する魅力

「ZINEの由来は、雑誌を意味するマガジンのジンから取ったものだと言われています。同人誌という言葉を聞いたことがある人もいると思うのですが、同人誌はZINEの一種。個人や小さなグループが作成する、幅広いテーマで自由に編集された小冊子がZINEです」

ZINE MARTを主催する城南書店街店主の藤田一輝さんが、教えてくれました。城南書店街は、本棚の一角をショーテンシュ(店主)が借りて運営するシェア型書店で、2023年8月に丸亀市山北町にオープンしました。ZINE MARTには、ショーテンシュを中心に20組が出店。それぞれのオリジナルZINEがそろうほか、一般書籍や雑貨などを売る店もあります。

SNSで手軽に発信できるデジタル時代に、なぜ制作に手間がかかる紙のZINEなのでしょうか。藤田さんにZINEの魅力を聞くと、「モノとしての存在」を挙げてくれました。

「デジタルのデータは画面上で見えるだけですが、ZINEは手に取って風合いを味わえるモノとして、存在するところが魅力です。数ページをホッチキスで止めただけの手軽なものから、製本されているタイプまでさまざまな形態があって、集めることも楽しいですよ」

ZINEの制作には特定の権威がいるわけではないので、作り手に委ねられた自由や個人的な視点、手作り感も魅力です。

この日のためにZINEを編集

今回は、まずZINE MARTを開催することが決まり、「せっかくだから、自分たちで作ったZINEを売りたい」という話に発展。藤田さんたちは「ZINEをつくる編集会議」を企画し、昨年10月から3カ月をかけて編集会議(全7回)を開催しました。最初に企画書を作成して、コンテンツを固め、制作・デザインに移行し、完成させるという流れです。

プロの編集者が毎回アドバイザーとして参加しましたが、すべてを教えてもらうような講座ではなく、参加者同士が進捗を共有したり意見交換しながら、それぞれのZINEが出来上がりました。

この編集会議では、「ZINEを作るとメンタルに良い」という意見が出たとか。藤田さんは「普段、もやもやしている思いや考えを実際に小冊子にまとめると、考えが整理されるのでメンタルに良いということだと思います」と解説してくれました。

「出会いを楽しんでほしい」

ZINE MARTには、普段は珈琲豆の焙煎を手がける藤田さんが制作した「ドリッパーへの愛を語るZINE」や藤田家のレシピを集めた「明日のごはん何にしよう?」、登山ガイドが米国のヨセミテ国立公園を旅した体験記、私小説のように日記をまとめた小冊子など、バラエティに富んだZINEが並ぶ予定です。価格は数百円が中心だそうなので、たくさん購入してしまうかもしれませんね。

また、第2会場として城南書店街もオープン。通常どおり書店として営業するほか、カレーとコーヒーの販売もあります。マルシェでZINEを購入した人には、城南書店街で使える無料のコーヒーチケットをプレゼント。普段はマシンで淹れているコーヒーが特別にハンドドリップで提供されるので、藤田さん曰く「とてもお得です」。

最後に、藤田さんからのメッセージです。「ZINE MARTを通して、身近な地域にいるクリエイティブな方々の姿が見えるようになるのでは、と思っています。出店者の職業は、木工家、グラフィックデザイナー、建築士、会社員、登山ガイドなどさまざまです。マルシェで気になるZINEを探しながら、『この地域に、こんな人がいたんだ』というような出会いも楽しんでもらいたいと思っています」

基本情報

名称 : 城南書店街
住所 : 香川県丸亀市山北町434-1平井ビル1階西
アクセス : JR丸亀駅から車で5分程度(駐車場4台)

営業時間 : 午後1時から午後5時(金・土・日曜日のみ)

定休日 : 月曜日から木曜日(不定休)
公式サイト

この記事を書いた人

ちぃちぃ
ライター

ちぃちぃ

ヘルシーなごはん、そして、雰囲気を含めた「心地よい食体験」が大好きです。時には、知的な発信も手掛けたいと思っています。香川県丸亀市・善通寺市を中心としたエリアの情報を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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