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宮崎県 -西都市

【西都市】杉安ダム:カラフルでスタイリッシュ。縁の下の名脇役

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omi

《ダム活 ( 2 )》

杉安ダム (西都市)

杉安ダムは一ツ瀬川にある、九州電力の発電用アーチ式コンクリートダムです。上流には、以前紹介した超巨大な一ツ瀬ダムがあり、この2つは同時期に建設された兄弟のようなダムです。

竣工:1963年

形式:アーチ式コンクリートダム

高さ(堤高):39.5m (一ツ瀬ダム:130m)

長さ:156.0m (一ツ瀬ダム:415.6m)

一ツ瀬ダムの弟分として

杉安ダムの特徴と役割

このダムは発電用だけでなく、一ツ瀬ダムからの放流を調整して、川の水量を安定させる役目も担っています。これを逆調整と言いますが、詳しいことはこちらを参照してください。

参考記事:逆調整とは (外部リンク:日本ダム協会・ダム便覧より)

アクセス方法

国道219号を西米良方面に向かって進みます。杉安トンネル手前の左手に、ダムに行く小道があります。そこに進みましょう。

そのまま進めばすぐにダムの左岸に到着です。

ダムの右と左は?

ダムの上流側から見て右側が右岸、左側が左岸とよばれています。今回は下流側から来たので、この方向から見ると右側が左岸、左側が右岸になります

下流側:目を引く構造美

水を放流するゲートの美しさが堪能できる下流側。運良く、ダムは放流中でした。勢い良く水が流れています。放流シーンに遭遇すると、おみくじで大吉を引いた気分になります。ゲート付近は、柵のイエローとゲートのライトグレーのコーディネート。とてもスタイリッシュです。

ゲートは7門あります
ゲートは7門あります

放流はいつ行われるか予想できないですが、大雨の日の翌日には出会える確率が高いと思います。少し遠くから見てみると、緻密な作りのゲートが並んでいて、とても美しいです。機能美と芸術性がみごとに融合しています。

杉安ダムのゲートは円弧を描くように開閉されますが、このようなゲートを、ラジアルゲートと呼びます。

※一般的なラジアルゲートの構造。イラストは簡略化してます
※一般的なラジアルゲートの構造。イラストは簡略化してます

一ツ瀬ダムと同じく、上部の歩道(てんば)は立ち入り禁止となっています。

放流シーンを堪能したので、今度は上流側を見てみましょう。

上流側:緑に囲まれた水景美

結構水が溜まっていますね。増えた水量を調整するために放流中ですが、依然として水位は高く保たれています。

下の写真を見ると、アーチ式のダムであることがよくわかります。アーチ式は、黒部ダムなど巨大ダムのイメージがありますが、杉安ダムの大きさでは珍しい気がします。きれいな弧を描いています。

山の緑と相まって壮大な景観の一ツ瀬川。この川の上流に一ツ瀬ダムが構えています。

一ツ瀬ダムとは違う顔

一ツ瀬ダムを見たとき、その巨大さと同時に緻密さも感じました。

一ツ瀬ダム。全国2位の貯水量を誇る
一ツ瀬ダム。全国2位の貯水量を誇る

しかし一回り小さい杉安ダムをみると、より一層緻密に感じます。無機質なモノトーンの一ツ瀬ダムに対し、こちらはカラフル。同じ時期にセットで設計されたのでしょうが、同じアーチ式でもそれぞれ個性があります。

ダムカードをもらおう!

ダムを訪問した人だけに配布されるダムカード。以下の場所でもらえます。

カードを受け取るには、ダム訪問の証明となる写真を提示する必要があります。ダムに行ったら写真撮影をお忘れなく。

私もまだもらっていないので、どのようなカードか知りたい方は、九州電力のこちらを参照してください。

参考サイト:杉安ダムカード (九州電力公式サイトより)

巨大ダムの調整役として

杉安ダムはこじんまりしてますが、上流の超巨大一ツ瀬ダムの調整役として重要な役割を果たしています。同じ発電用ダムでもそれぞれ役割があるわけです。

一ツ瀬ダム(上)と杉安ダム(下)のダム兄弟
一ツ瀬ダム(上)と杉安ダム(下)のダム兄弟

ダムも人間と同じく、チームワークが重要ということですね。

杉安ダム

住所:〒881-0027 宮崎県西都市大字南方 (マップ)

この記事を書いた人

omi
パフォーマー

omi

古墳好きの道産子。札幌で生まれ育ち、新宿、ニューヨークなど喧騒の場所を転々とする。2017年12月、宮崎県綾町に移住。2024年から2年間、yahoo!地域クリエイターとして宮崎県綾町、国富町、西都市情報を執筆。2024年9月、古墳記事でYahoo!MVA賞受賞。

仕事の傍らバンド、タップダンス、パントマイムの舞台活動を行っていたが、現在は活動休止中。
詳しいプロフィールはnoteにて。

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