【京都市】右京区『太秦』の「太秦キネマ・ストリート」&「大映通り商店街」で日本映画の歴史を体験!
WRITTEN BY RICA
鞍馬の火祭は「京都の三大奇祭」の一つ、世界中からも多くの人が集まります。
京都三大奇祭は、今宮神社の「やすらい祭」、由岐神社の「鞍馬の火祭」、広隆寺の「太秦の牛祭」です。それぞれの祭りは、疫病退散や豊穣を祈願するユニークな祭りとして知られています。
これは由岐神社の例祭で、平安時代に御所の由岐明神が鞍馬へ遷座した際、里人が松明を掲げて迎えたことが起源とされています。
鞍馬といえば、「天狗」さんが有名ですね。
鞍馬駅を降りるとまず大きな鼻の天狗さんが出迎えてくれます。
由岐神社鞍馬の火祭2025は2025年(令和7年)10月22日(水曜日)18:00頃から行われます。

鞍馬寺や由岐神社への階段の前には、お神輿が並んでいます。
ご祭神である由岐大明神・八所大明神の神霊を2基の神輿に移す奉遷の儀が午前中に行われ、鞍馬寺の山門(仁王門)前に神輿が安置されます。
由岐神社鞍馬の火祭(くらまのひまつり)・例祭(れいさい)は地震や新皇と称した平将門(たいらのまさかど)の乱を鎮める為、940年(天慶3年)に第61代・朱雀天皇(すざくてんのう)の勅により、宮中に祀られていた祭神・由岐明神を北方鎮護として鞍馬に移した際、村人がかがり火を持って迎えたのが起源と言われています。

「神事にまいらっしゃれ」の神事触れを合図に家々に積み重ねられた篝に点火されます。
小松明を担いだ少年が練り歩き、大松明を担いだ大人が加わり、「サイレイ、サイリョウ(祭礼)」と繰り返し囃し立てて御旅所に向かいます。

かがり火には鴨川に生えていた葦が使われ、1キロにも及んだとも言われています。
太鼓の合図と共に青葉の精進竹に張った注連縄を切る『注連縄切りの儀』、そして「松明の儀」から「神輿の儀」へと移ります。
「チョッペンの儀」と言われる「成人の儀式」とされている儀式では、神輿に鎧武者が乗り、スピードが出ないように女性(乙女)が綱を引き、前の担ぎ棒には締込み姿の男性が逆さにぶら下がって足を大きく開いた逆さ大の字になります。
この綱を引くと易く出産が出来ると昔から伝えられていることで、多くの若い女性が綱を引きます。

これが鞍馬寺の参道階段で行われ、圧巻の迫力です。
2基の神輿が御旅所に着いて安置されるとお神楽が奉納され、4本の神楽松明が境内を回って、鞍馬の火祭の神幸祭が終了し、夜中2時に2基の神輿が御旅所から由岐神社に戻り、鞍馬の火祭の還幸祭が終了します。
京都の厳かなお祭りの多い中でも、激しくそして神秘的なお祭りです。
女性が参加できる希少な祭であるとともに、地元の人をはじめ大切にされてきたお祭りであることがヒシヒシと感じられる私も大好きなお祭りの一つです。
京都鞍馬 由岐神社
〒601-1111 京都市左京区鞍馬本町1073番地
(Yahoo!ニュース掲載2025年10月21日)
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RICA
京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。
フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。
日本映画の発祥時より美術装飾や小道具、祭などに携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術、伝統工芸、伝統産業や教育まで幅広く活躍中。
『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。