【富田林市】スイセンの花の季節♪錦織公園、梅の里に咲きそろう水仙は、いよいよ見ごろを迎えました
WRITTEN BY 奥河内から情報発信
「『岬の小さな図書館』の本は、いつ借りてもいいし、いつ返してもいいんです。また岬町に来てくれたら」。
そう語るのは、まちづくり交流館「ミサキノヒトフク」の館長・河合 敦己さん。
7年前、20年以上空き家だった旅館が、まちの新たなランドマークとして生まれ変わりました。以来、人と人を繋ぐさまざまなアイデアの発信基地として活用されています。

「本は不定期で入れ替わるので、その時の気分で気軽に手に取ってほしい」という言葉からは、本を通じた温かな交流への想いが感じられます。
ここは、町内外の人々が思い思いの時間を過ごす、心安らぐ居場所。
休館日に、その素敵な活動内容についてうかがいました。

昭和ノスタルジーが色濃く漂う館内は、年を経た丸みとも言うべきやわらかな温かさに包まれています。古いタイルや揺らめくガラス窓には、かつて旅館だった頃の面影が静かに残ります。


この素敵な空間に、月に一度、オトナたちが集います。
毎月第3土曜日に開催される「岬の自習室」(7:00~15:00)は、本を読んだり、絵を描いたり、自分だけのかけがえのない時間を過ごせる場所。朝の7時30分には、旅館さながらの朝食を、お昼にはランチをいただくこともできる、まるで「旅先のひととき」のような特別な空間が、ここにあります。
(「岬の自習室」は無料でご利用いただけます。なお、朝食と昼食は有料となり、ご希望の場合は事前のご予約が必要です)





「なかには、大阪市内から電車を乗り継いで、毎月来てくださる女性もいらっしゃいます。すっかりみなさんと打ち解けて、楽しんでいらっしゃいますよ」
そう話す河合さんは、地域住民と町外の人々の交流こそが、まちの魅力を伝える一番の方法だと考えています。やがて「このまちに住みたい」と思う人々が増え、まちの未来を共に創ってくれることを願っています。
次回の「岬の自習室」は、9月20日(土)に開催予定です。*8月はお休み
好きなことだけに包まれる“8時間”。
使い方は無限大です。
毎月最終月曜日は、本格イタリアンが楽しめる「カフェ チリエージョ」がオープン。
腕によりをかけたイタリアンランチと、こだわりのドルチェで訪れた人をもてなします。
◇ランチタイム11:30~14:00(L.O.13:30)
◇カフェ&デザートタイム 14:00~16:30(L.O.16:00)

7月の選べるパスタは、「茄子とベーコンのトマトソーススパゲティ~フレッシュバジルを添えて~」「生ハム&塩レモンクリームスパゲティ」「タコとズッキーニのペペロンチーノ~自家製ドライトマト入り~」の3種類でした。これらのパスタに、サラダ、スープ、パン、ドリンクがついたパスタセットは1,300円です。
さらに、プラス300円でドルチェをいただくことも。
7月のドルチェは、岬町の海を感じる「ココナッツパインケーキ&ゲランドの塩チョコアイス」でした。

次回は9月29日(月)にオープンします(要予約)。*8月はお休み
昭和レトロな空間でいただく本格イタリアンは、格別なひとときを演出してくれます。月に一度の特別なお楽しみとして、大切な人と訪れてみてはいかがでしょうか。
詳しい情報やメニューは「カフェ チリエージョ」公式Instagram(外部リンク)をご確認ください。
毎月第2土曜日(13:00~16:30)は、EDC~美脳配達人~による瞑想シータヘッドマッサージがうけられる極上空間がオープン。

旅館の客間だった趣のある2階の部屋で、現役の看護師による肩、デコルテ・肩甲骨まわりへのアプローチと、「瞑想シータヘッドマッサージ」を組み合わせた15分間の施術が、1,500円で体験できます。
*通常のヘッド25分+リラクゼーションマッサージ5,000円をうけていただくことも可能です。
次回は、9月13日(土) にオープンします(要予約)。
日々の喧騒を忘れ、自分を大切にする時間をお過ごしください。


2階の縁側のガラス窓には、岬町の風景や「ミサキノヒトフク」がこれまでに歩んできた歴史が展示されていました。

長年受け継がれてきた建具や装飾が、時の流れを静かに物語る空間で過ごすひとときは、それ自体が特別な体験です。

おばあちゃんの家にいるような、懐かしい気持ち。旅先の海の家でくつろいでいるような、心地よさ。「ミサキノヒトフク」は、 そんな温かみのある場所です。
8月2日(土)に、いきいきパークの遊具設置場所で開催された「夏の星空ピクニック」は、70名ほどの親子が参加し、ロマンチックな一夜を過ごしました。このイベントは、「ミサキノヒトフク」の人気企画で、星空案内人によるギリシャ神話のお話や、天体望遠鏡を使った観察会が楽しめる特別なもの。無数に輝く星空の下、子どもたちは遊び慣れた場所で、いつもとはちがう幻想的な体験を満喫しました。


「天体望遠鏡は、とても高価なものを準備しています。月のクレーターまで見えるんですよ!」と話す河合さんの様子からは、オトナが童心に帰るイベントであることもうかがい知れます。
「星空ピクニック」は、年に4回開催されており、次回の「秋の星空ピクニック」は、11月22日(土)に開催予定(要予約)です。
澄んだ冷たい空気が星々を輝かせる秋の空。心に刻まれるような非日常のひとときを。
ほかにも「ミサキノヒトフク」では、マルシェや台湾カフェ、かき氷の提供、お弁当の販売などもおこなっています。また、初心者対象の「麻雀セミナー」(10:00~15:00/参加費300円 軽食付き)は毎回大人気で、時間を忘れるほど健全な麻雀に打ち込む姿が印象的でした。(イベントの開催スケジュールにつきましては、「ミサキノヒトフク」公式Instagram(外部リンク)をご確認ください)

「ミサキノヒトフク」は、「何かをはじめてみたい」人たちが、それぞれの得意なことや好きなことを自由に表現できる場所。
料理好きが高じてランチを提供したり、星の知識を活かして観測会を企画したり。ここにある活動はすべて、誰かの「やってみたい」という気持ちから生まれたものです。
たとえば「カフェチリエージョ」は、和歌山市、岸和田市、阪南市に住む女性3人組のグループが月に一度、大好きなイタリア料理でもてなします。

「岬の自習室」で提供される和食の作り手は、岸和田市に住む女性の方。料理が好きで、月に一度の機会に自慢の腕をふるっています。
また、大阪市内で小さなライブラリーに出会った利用者さんの「こんな場所があったらいいな」という想いが、「岬の小さな図書館」として実現しました。
ここでは、代表の河合さんが食品衛生責任者の資格を持っているため、営業許可付きのキッチンが利用できます。特別な資格がなくても、誰もが安心して料理を提供したり、フードイベントを開催したりできるのです。
*調理師免許がなくてもご利用できます。


地域の方も町外の方も大歓迎。まちづくり交流館「ミサキノヒトフク」は、誰もが利用者としても、提供者としても、多様な可能性を感じられる場所です。
利用料金は、一時間250円、最大2,500円(10時間以上利用可)と手軽な設定。
「やってみたい!」という思いがある方は、ぜひお気軽にお問合せください。
あなたの夢は、意外と身近な場所からはじまるかもしれません。


【基本情報】
スポット名:まちづくり交流館「ミサキノヒトフク」
公式Instagram(外部リンク)
住所:大阪府岬町多奈川谷川3400-6
(Googleマップ参照)
Tel:080-4012-5482
開館時間:10:00~17:00
閉館日:年末年始(12/29~1/3)
駐車場:あり(交流館向い36番~39番)
取材協力 まちづくり交流館「ミサキノヒトフク」館長 河合 敦己 様
*記事内容は取材当時のものです。
*記事中の金額はすべて税込表示です
*イベントがない日は休館日となることもあります。お電話でお問い合わせの上、お出かけ下さい。
SHARE:
旅する日々の記憶と記録。matka08
大阪・泉州在住。
7年の広告制作ディレクションを経て、2022年から4年間、Yahoo!ニュースにて地域記事を執筆。
計8回の最優秀記事賞(MVA)を受賞。
2026年春、同メディアの筆を置き、現在はウェブメディア等での執筆を続けながら、自身のマガジン『Blank.』の創刊に向けて、日々奮闘中。
フィルムカメラとノートが相棒。