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千葉県 -南房総市

トウキョウサンショウウオの卵のう発見!?里山で水辺の生き物たちを観察しよう【南房総市】

トウキョウサンショウウオの卵のう
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鍋田ゆかり

特定第二種国内希少野生動植物種に指定されているトウキョウサンショウウオの卵のう(卵が入った袋)を見たことはありますか? 南房総の里山にはまだ多くの自然が残っていて、比較的身近に見ることができますが、都会から訪れる人は出会う機会が少ないでしょう。そんなトウキョウサンショウウオの卵のうを気軽に観察できる場所を紹介します。

山の中のビオトープで水辺の生き物観察

みねおかいきいき館の外観
みねおかいきいき館の外観

「千葉県酪農のさと」に隣接している「みねおかいきいき館」は、自然薯丼などの食事の提供や、わら細工、草木染め、農業などの体験プログラムを実施している施設です。今の時期は桜がきれいなので、お花見を兼ねて訪れる人も多い場所。


みねおかいきいき館の前には小川が流れていて、カワエビやカジカガエルなど水辺の生き物たちが生息しています。水質の良い穏やかな川なので、夏は子どもたちの遊び場になり、にぎわいます。

みねおかいきいき館の前にある小川
みねおかいきいき館の前にある小川

通りからは見えないのですが、通りを挟んだ向かい側に、みねおかいきいき館の「第2体験館」があります。

みねおか周辺マップ
みねおか周辺マップ

ここは学校単位での体験や星空観察が行われ、地域の防災拠点にもなっています。敷地内にはビオトープがあり、トウキョウサンショウウオの卵のうを観察することができるのです。

トウキョウサンショウウオの季節到来

みねおかいきいき館芳賀裕取締役
みねおかいきいき館芳賀裕取締役

みねおかいきいき館取締役の芳賀裕さんによると、雨の後の温かい朝に、トウキョウサンショウウオがペアリング(繁殖)しに来るとのこと。


芳賀さん「トウキョウサンショウウオは、止水域にある植物などにつがいで卵を産みます。卵のうには20~30個くらいの卵があり、一つの卵のうから40~50匹孵化します。イトミミズなど、生きたエサしか食べません。特定第二種国内希少野生動植物種に指定されているので、飼育は禁止です。1月にはヒキガエルが孵り、4月後半にはシュレーゲルアオガエル、その後にモリアオガエルが孵ります」

ビオトープでたくさん見られるトウキョウサンショウウオの卵のう
ビオトープでたくさん見られるトウキョウサンショウウオの卵のう

この状況から1~2週間で卵から出てきて、初めはエラ呼吸をし、成長とともに肺呼吸へと変わり、陸に出てくるそうです。産卵時期がずれるので、これから1カ月ほどは観察可能とのこと。

みねおかいきいき館第2体験館にあるビオトープを観察する芳賀さん
みねおかいきいき館第2体験館にあるビオトープを観察する芳賀さん

トウキョウサンショウウオだけでなく、シュレーゲルアオガエルやモリアオガエルなど、水辺の生態系をビオトープでじっくり観察してみてください。みねおかいきいき館の営業時間内であれば自由に観察できるので、生態系の豊かさを体感してみましょう。


観察後は、みねおかいきいき館の濃厚なソフトクリームもぜひ、味わってみてください。

みねおかいきいき館の濃厚なソフトクリーム
みねおかいきいき館の濃厚なソフトクリーム

【施設情報】
名称:みねおかいきいき館
住所:千葉県南房総市大井681-2
営業時間: 9:30~16:30 
     食事 10:30~15:00 ラストオーダ ー
     カフェ 9:30~16:00 ラストオーダ ー
定休日 : 月・火(祝日の場合は基本営業)
Instagram
公式webサイト


取材協力:みねおかいきいき館芳賀裕取締役

この記事を書いた人

鍋田ゆかり
ライター

鍋田ゆかり

Website: https://awaawalife.com/

バックパッカーで世界を旅して漂着したのは、千葉県房総半島の安房(あわ)。ボロボロ古民家を仲間と改修しながら、犬猫ヤギと暮らしはじめる。安房の自然にどっぷり浸かりながら、アウトドアや暮らしを堪能しつつ、魅力ある人や場所を紹介している。

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