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大阪府 -富田林市

【富田林市】令和8年東日本大震災の慰霊祭、過去最大50名もの参列者。喜志町青年会、消防第六分団員有志の活躍

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奥河内から情報発信

昨日、東日本大震災があったその時には、全国でそれぞれの場で黙とうがされたと思います。しかし、富田林の喜志では近鉄喜志駅の石川河川敷側にある加賀屋甚兵衛生家横の高塚地蔵では、東北大震災15年目慰霊祭が行われました。

私は残念ながら別件があって参列できなかったのですが、現地を取り仕切る「とんだばやし和太鼓まつり」実行委員長の尻谷さんにリモートで取材したところ、平日なのに50名以上の参列者があったとのこと。校長、JA職員、町会各種団体会長様地元市議会議員、富田林元消防団長、大槌町に訪問された方も参列されたそうです。

尻谷さんは過去最高の参列者にとても感動したそうで、この時は募金箱の設置は間に合わなかったとのことですが、3月8日に行われた和太鼓祭りでは過去最大の16万円余りの募金が集まったとのこと。

このときの募金は、奇跡の復興米紙芝居制作実行委員会と大槌町安渡第二分団に送金するそうです。

さらに驚いたことに、慰霊祭に関わった消防団の皆さんは太鼓まつりが完売御礼となったことを受け、「万が一すばるホールの駐車場がいっぱいになって、車が入れないような問題があれば」と、当日の来場を遠慮したそうです。

和太鼓まつり実行委員会としても「消防団の皆さんには感謝しかない」と尻谷さんは何度も言われました。

風化を防ぐ忘れないよ、大槌町

(大槌町)

さて尻谷さんは過去の大槌町との思い出のエピソードを語ってくれました。「震災7年目ですから今から8年前です。私は河内音頭を披露するために現地に向かいました。この時富田林市多田利喜市長(当時)からのメッセージ預かっていましたので、大槌町の平野町長に代読して渡しました。それと私が岡山の方から贈ってもらった観音像を被災地に届けてくれて大槌町の消防団員に預けました」

(大槌町)

そして尻谷さんは、被災地で河内音頭を披露したそうです。演目は「命の半鐘」で、津波が来る中、半鐘ならし続けて殉職された越田富士夫さんのことを謡ったもの。その時は喜志町の青年団、第六分団員も同行したとのこと。

喜志町青年会、消防第六分団員有志に感謝

さらに尻谷さんは、河内音頭の披露の前の年、9年前に消防第六分団員の山本重成さんが大槌町の消防出初式で富田林消防団員として行進に参加したことを話されました。「最高のプレゼントだったと思います。明らかにこの時から、被災地への思いが変わりました」と尻谷さん。

「この時も私も同行して感動で震えてました。大槌町の消防本署の方も驚かれていたのを良く覚えております。他の地区の団員が出初式で行進するなどすごいサプライズだったと思いますよ」

とても良いことをされたんだと、お話を伺いながら思いました。そんな山本さんは今年まで喜志町連合町長として頑張ってこられています。

(大槌町)

15年前に起こった大震災、その時に当時大阪府議だった吉村現富田林市市長がボランティアに行き、奇跡の復興米の苗を分けてもらう。そこからがっちりと繋がった富田林市と大槌町。「風化を防ぎ決して大槌町のことを忘れないように」と、今年も慰霊祭が行われました。

尻谷さんは最後に「被災地に行けば明らかに皆さん変わります。当たり前に感謝、これが大事なこと。次世代を担う子どもらにも当たり前に感謝できる人間になるように、私もにわか、太鼓を通じて子どもらに伝えていきたいと思います」と締めくくられました。

東日本大震災慰霊(高塚地蔵)

住所:大阪府富田林市喜志市喜志町2丁目10−31
アクセス:近鉄喜志駅から徒歩7分

この記事を書いた人

奥河内から情報発信
奥河内・南河内地域文筆家

奥河内から情報発信

Website: https://www.okukawachi.biz/

大阪府河内長野市は別名「奥河内」と呼ばれ、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結しているので、新興住宅団地が多数造成され、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。
ライター歴は10年超で、主に大阪市内で執筆活動をしていましたが、
5年前の2021年1月に縁もゆかりもない河内長野に引っ越しました。
2021年9月16日よりご縁がありYahoo!ニュースエキスパートの地域担当となり、移住して半年余りながら「よそ者」の視点で、長く住んでいる人が気づかないことを含め南河内地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を発信。
そして文章の力で「まち」が元気になる記事を提供することを心掛け、終了日である2026年3月31日まで1日も休むことなく、計1658本の記事を執筆しました。
Yahoo!ニュースエキスパート終了が決定したことを受け、2026年1月からは独自で公式サイト「南河内ニュース」を立ち上げました。
引き続き現地の情報発信を行っています。

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