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神奈川県 -横浜市

【横浜市】「無印良品 港南台バーズ」での新年イベント!餅つき体験会・落語会・津軽三味線ライブでお正月

WRITER
佐原ねお

2021年春に関東最大級の売場面積を誇る無印良品の店舗としてオープンした「無印良品 港南台バーズ」。

JR根岸線「港南台駅」からすぐという立地の良さに加え、地域に根差し、人や暮らしがつながるイベントで街の人から親しまれている「無印良品 港南台バーズ」。2026年1月3日には、毎年恒例の新年イベントが開催されました。

今回は、新年イベントとしてのこども餅つき体験会・落語会・津軽三味線ライブにお伺いし、店舗の地域イベントなどについてお話を伺ってきたので、紹介します。

バーズガーデンでのこども餅つき体験会

お正月の風物詩である餅つき。「無印良品 港南台バーズ」では、新年イベントとして毎年恒例となっている「こども餅つき大会」が開催されました。

こちらは保護者と2人1組で参加できる無料イベントとなっていて、午前10時から整理券が配布されていたほど人気。保護者は親でなくても祖父母も参加OKでした。

無料にもかかわらず、お餅パックがお土産でもらえるというのもうれしいところ。餅をつくたびに周りのスタッフさんたちが「よいしょ!」と大ボリュームで合いの手を入れてくれるので、正月早々、会場全体の活気に包まれて、運気も上がりそうな勢いを感じます。

いただいたのは縁起がよさそうな紅白餅。参加した時間帯はあまり混み合っていなかったので、大人も餅つきを体験させてもらいました。

近年は自宅で餅つきをする機会も少なく、正月に近くにいらっしゃる方なら、気軽に立ち寄って正月らしさを楽しめるのではないでしょうか。

NY出身Zackさんの津軽三味線演奏会

NY出身で横浜を拠点に活動される津軽三味線奏者のZack Bullish(ザック・ブリッシュ)さん

実は今回の新年イベントは、津軽三味線奏者のZack Bullish(ザック・ブリッシュ)さんから紹介していただきました。「無印良品 港南台バーズ」では夏に開催された「夏涼み会」でもZackさんが津軽三味線を披露されたとのこと。

夏涼み会での演奏会の様子(画像提供:無印良品 港南台バーズ)

新年イベントはぜひ取材させてもらいたいと希望しており、お正月の忙しい時期でしたが、店舗からもOKをいただきお話を聞かせてもらいました。

「地域で活動されている三味線奏者のZackさんとは、地域について話し合うタウンミーティングというイベントや、店舗を起点とした活動を通じて出会ったことがきっかけです。

Zackさんが地域で活躍されている方であることに加え、三味線という伝統文化でありながらも敷居が高すぎず、日常の中に自然に溶け込む表現である点や、暮らしに寄り添う文化のあり方が重なり、一昨年からご一緒するようになりました。

夏涼み会では創業78年老舗氷屋の生かき氷販売もありました。(画像提供:無印良品 港南台バーズ)

イベントでは、三味線を間近で初めて聴くというお客様も多く、年齢を問わず足を止めて耳を傾ける姿が印象的でした。『買い物のついでに三味線が聞けると思わなかった』『子どもが興味を持った』といった声もあり、地域の方同士の会話が自然と生まれる場にもなっています」と店舗の方から。

普段は目を閉じて演奏するスタイルなのですが、今回は「体にフィットするソファ」の上で演奏していたため、「夢中で弾いているとバランスが気になる」と笑っていました。後ろの人にも見えやすく、なかなか面白いアイデアです。

新年イベントでは各地域の民謡に加え、筆者がかねてよりリクエストしていたZackさんの新曲「七福神宝船」も披露。

「若者が宝物をめぐって長い航海をするのが曲の始まりです。嵐や海賊などの困難を乗り越えた先に七福神が現れ、宝物を載せた船を導いてくれることをイメージしました」とZackさん。

聴く人によって感想は異なると思いますが、ストーリー性があるだけでなく、どこか異国を思わせる要素もある奥行きを感じる曲。

実は去年から「HONYA RARA」「迸(ほとばし)る」とオリジナル曲を計3曲も作っているのです。春頃のインタビューで、「オリジナル曲を作っていきたい」と語っていた言葉を思い出します。

演奏会後にインタビューをさせていただいた時にきいたのですが、最初に作曲した「HONYA RARA」は、聴く人に想像を持たせたいという想いで名付けたと教えてもらいました。クライマックスがなかなか印象的な曲です。

「迸る」は勢いよく流れる水を表していて、水がドッドッと流れてくるように豊かさが次々めぐってくることをイメージしたのだとか。最初は土を掘る場面から始まり、水が湧き出し、やがて温泉に浸かるまでの情景を音で表現した一曲だそうです。

「午年(うまどし)にちなんで駆け抜けていきます!活気あふれた一年になりますように」とZackさん

今回の新年イベント演奏会は店舗の一角に椅子がズラッと用意され開催されたのですが、終わる頃には後ろに立ち見の人も出て賑わっていました。

たった3本の弦でこんな世界が広がるのかという深みが魅力的な津軽三味線。「民謡で会場がつながることに幸せを感じる。地元のものを提供できるよう、どんな民謡も弾けるようにしたい」と修行に励むZackさん。

今後の活動予定は記事最後にご案内するInstagramでご確認ください。

立川うぃんさんによる落語会

右が立川うぃんさん。

演奏会後にZackさんのインタビューをしている時、「うちのZackがいつもお世話になっています!」と笑いながら声を掛けてくれたのが、落語家の立川うぃんさん。

新年イベントは、Zackさんと立川うぃんさんがタッグを組むような形で公演を魅せてくれます。

うぃんさんが登場する時にZackさんの津軽三味線が演奏されるというコラボが見られました。

Zackさんからうぃんさんの冒頭部分も津軽三味線を披露すると聞いて、改めてうぃんさんを紹介していただきました。今回は、せっかくなのでとお声掛けいただき、落語会も併せて取材させてもらうことに。

立川志らく師匠のお弟子さんである立川うぃんさんは、港南台育ち。Zackさんと同じく「無印良品 港南台バーズ」とは、タウンミーティングなどの地域イベントがきっかけでご縁ができたと聞きます。

Zackさんとうぃんさんも、新年イベントを通じて親交が深まったのだとか。

ご本人からの画像提供

「うぃん」という名前は、祖父と父の代まで60年馬車道で経営していた老舗喫茶「WIEN」の名にちなんだそう。この冒頭のエピソードも面白く、その後は表情や声色豊かな落語の世界が広がっていきました。

古典落語ですが、途中でZackさんがネタとして登場する場面もありながら、個性豊かなキャラクター達が登場するうぃんさんならではのリズミカルな落語に陶酔。

無印良品の商品「体にフィットするソファ」の上で落語をしたいと提案したのは、うぃんさんご本人。あまりの熱演で少し落ちそうになっていたところも一興です。

小学生くらいの子も何人かいましたが、みんな食い入るように話に聞き入っていた様子。大人はもちろん楽しかったのですが、こどもはどうだったのか一緒に聴いていた子に尋ねてみると、「面白かった!」と満足気。

ちなみにZackさん「うぃんさんの落語をきいていると、映画を一本観たような気分になる」とのこと。津軽三味線も落語も、座ったままでいろいろな景色を楽しませてくれるところに共通点を感じます。

2026年8月には千人が入る関内ホールの大ホールで、立川志らく師匠をスペシャルゲストに迎えた大規模落語会を開催されるご予定で、今後のご活躍に期待したいです。

“暮らし”でつながる「無印良品 港南台バーズ」

「新年イベントについては『来年も開催されますか』とお問い合わせをいただくこともあり、恒例の取り組みとして地域に定着しつつあることを感じています。

無印良品の店舗が、商品を買う場所にとどまらず、地域の人や文化と出会う暮らしの場、そしてコミュニティの場になっていることを実感した取り組みの一つです」と店舗の方。

画像提供:無印良品 港南台バーズ

港南台バーズ店の大きな特徴といえば、無印良品の中でも珍しい調理スペースが広いキッチンカウンター。無印良品のキッチンツールを実際に使って体験できる「料理教室」を、定期的に開催しています。

取材日に掲示されていたキッチンカウンターでのイベント案内。

中華、韓国、フィンランドといった各国料理など、地域で活動されている講師の活躍の場として、味噌づくりをはじめとした発酵食品、また「梅仕事(梅酒・梅干しづくり)」など季節の手仕事を意識した内容で、週に2〜3回実施しているそう。

ほかにも「金継ぎ」や「盆栽」など、暮らしを見つめ直すワークショップや、「つながる市」というマルシェも開催。つながる市では特に、障がいのある方が働く事業所を複数集めて行うマルシェが好評なのだとか。

当日に取材対応していただいたスタッフの朴さん。

そういった取り組みを経て、暮らしを支えるという役割だけでなく、一緒に悩んで考えて楽しむことを大切にしているとのこと。また店舗とお客さんだけでなく、お客さん同士との交流も生まれ、「ここの病院よかったよ」など日常の地域情報を交換している光景も。

こういった活動は既存のSNSプラットフォームInstagramなどに開設した店舗アカウントを通じて、店舗から直接発信されています。

2024年に開催された味噌仕込み・味噌玉づくりのワークショップ(画像提供:無印良品 港南台バーズ)

「『無印良品 港南台バーズ』は、地域の方と一緒に暮らしを育てていく場でありたいと考えています。防災や福祉、文化、食、手仕事など、特別なテーマを掲げなくても、日々の暮らしの延長線上にある『やってみたい』『知りたい』を大切にしながら、地域の方々と共に場をつくってきました。

お買い物のついでに立ち寄って、文化に触れたり、手を動かしたり、人と出会ったりする。そんな何気ない時間が、暮らしを少し豊かにするきっかけになればうれしいです。これからも、地域の声に耳を傾けながら、港南台の暮らしに自然と溶け込む存在であり続けたいと考えています」

対応していただいた無印良品 横浜全体の取組にかかわる相良さん、「無印良品 港南台バーズ」の馬場さん、朴さん、またイベントでお世話になったスタッフのみなさま、Zack Bullishさん、立川うぃんさん。年始のお忙しいタイミングに取材対応いただき、ありがとうございました

*こちらの記事は、2026年1月17日にYahoo!ニュースにも掲載された内容です。

無印良品 港南台バーズ

公式サイト:無印良品 港南台バーズ

住所:神奈川県横浜市港南区港南台3-1-3 港南台バーズB1・1F

営業時間:10:00-20:00

アクセス:JR根岸線 港南台駅 下車すぐ

Instagram:muji_konandaibirds

Zack Bullish(ザック・ブリッシュ)さん

Instagram:shamisendinglove

活動拠点:横浜市を拠点に主に関東エリアなどで演奏会を開催

立川うぃんさん

facebook:立川うぃん

活動拠点:出身地である横浜市を中心に主に関東エリアなどで活動

この記事を書いた人

佐原ねお
「横浜市」の街で出会った誰かの想いと感動を、拾い集めています

佐原ねお

Website: https://holidaytalk.net/

毎日を旅するように生活することを意識し、地域ならではの魅力を探索しています。歴史あるスポット巡りに興味がある一方、流行りモノにも目がありません。

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