【札幌市】引っ越しなどで大量のごみが出た時には、収集を待たずに持ち込むのが便利です
WRITTEN BY 安田優子
河内長野の南に広がる和泉山脈。山を挟んだ南側にあるのが和歌山県橋本市です。高野山への玄関口で柿の生産が有名な橋本に天然温泉ゆの里があります。また、その温泉施設に併設しているクラフトビールのブルワリー(醸造所)レストランがあります。先日橋本に行く機会がありましたので、ゆの里さんで温泉に入った後に「kononoビール」を頂いてみることにしました。

画像の左側に見える白い建物が、ゆの里さんの温泉施設。その右横に茶色い建物が見えますが、それが「kononoビール」の醸造所兼レストランです。

「kononoビール」を提供している醸造所名は神野々(このの)麦酒醸造所です。ゆの里さんは「月のしずく」というミネラルウォーターを販売していますが、その月のしずくは「金水」という無菌の地下水と、「銀水」という高野山麓に湧いている温泉水を混合したものです。ミネラルウォーター完全ガイドで5つ星を得る(外部リンク)ほどの水なので、この地にビール醸造所を作り、月のしずくをビールの仕込み水にしようという発想は正解だと思いました。

2023年に運営会社の株式会社重岡がビール醸造所設立し、企業誘致活動の立地協定のために橋本市を訪問(外部リンク)。その後、2024年に醸造所がオープンしました。

(富田林の万里春醸造の井戸)
ビールにとって麦芽やホップも大事ですが、やはり水がいちばん大切です。pH(酸性・中性・アルカリ性)とミネラル(カルシウムやマグネシウムなど)の含有量を示す硬度によって、香りや色味に影響すると言われています。

kononoビールのビアレストランは営業時間は12:00から営業開始し、金・土が21:00まで、それ以外の日は18:00までとなっています。日本で行われているビアコンテスト、インターナショナルビアカップにおいて、醸造開始した翌年の2025年にブラウンポーターというスタイルで金賞受賞しています。ちなみにブラウンポーターとは18世紀のロンドンで生まれた黒ビール「ポーター」の一種で、スタウトよりも軽めで甘い味わいです。

ということで醸造所併設のレストラン「Konono BEER STOP」にお邪魔しました。

店内には、サクッとビールが味わえるカウンター席も並んでいます。カウンター越しにタップが6つ見えますね。

テーブル席もありましたが、私が座った窓際や、入り口側にもカウンターがあり、ビールのパブらしくひとりで訪れやすい雰囲気です。

というわけで、さっそくビールを味わってみることにしました。今回は湯上りにビールだけ頂きましたが、フードのメニューも充実しているので食べながらクラフトビールも味わえます。

こちらはヘイジー(Hazy )IPA(1200円)です。スタイルを確認するとIPA(インディアペールエール)の進化系で、誕生したのが2010年代半ばとつい最近です。アメリカ東海岸のニューイングランドで誕生しました。従来の苦みのきいたIPAに濁った見た目とフルーティーな香りが特徴のクラフトビールで、口当たりのやさしさと後から感じる苦みが程よくとても人気があります。

そしてこちらが3種類のビールが味わえる飲み比べセット(1300円)で、おつまみもついています。メニューの中から3種類が選べたので、今回はヘイジーIPAのほか、エールビールの定番(ペールエール)と、小麦が入ってフルーティーな味わいのヴァイツェンとしました。ペールエールの色が少し濃い目のように見え、アンバーエールに近い気がしました。

味の感想ですが、いずれも個性が強すぎないものの、それぞれのスタイルの味がしっかりと楽しめるため、クラフトビールを飲みなれていない人に飲みやすいのではという気がしました。

レストランの奥はガラス壁となっていて、その後ろに醸造施設があります。ビールは旅をさせてはいけないと言いますが、このように作られたその場で味わえるビールはフレッシュでとても美味しいのは確かですね。

座ったカウンター席がガラス張りで北側に向いているためか、和泉山脈が見えます。「あの山の向こうに河内長野があるんだ」と、当たり前のようなことを思いながら美味しくいただきました。

神野々(このの)麦酒醸造所はゆの里の隣にあり、橋本市の中心部からは少し離れています。歩いての最寄り駅は、JR紀伊山田駅か紀ノ川を渡った先にある南海学文路駅。しかし、ゆの里と橋本駅を結ぶ無料送迎バスがあるので、それに乗っての橋本駅との往復の方が楽です。

つまり橋本駅まで来て、そこから無料送迎バスに乗ればすぐ目の前まで運んでくれますし、帰りも送迎バスの時刻に合わせて店を出れば、ほろ酔い気分で橋本駅まで運んでくれます。実際に私もバスに乗って橋本駅に戻りました。ゆの里さんと同じ系列のお店なので、気にせずにバスに乗れるのが良いですね。

ちなみに橋本駅からゆの里までは10:30~17:30まで毎時30分発、ゆの里から橋本までは10:00~20:00までの毎時0分発で、土日祝は21:00発もあります。但し19:00以降に無料送迎バスを利用する場合はフロントに連絡してほしいとのこと。

住所:和歌山県橋本市神野々906-1
営業時間:2:00–18:00(L.O.17:30)、金・土のみ:12:00–21:00(L.O.20:30)
定休日:火曜日アクセス:南海・JR橋本駅から無料送迎バス
instagram
SHARE:
大阪府河内長野市は別名「奥河内」と呼ばれ、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結しているので、新興住宅団地が多数造成され、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。
ライター歴は10年超で、主に大阪市内で執筆活動をしていましたが、
5年前の2021年1月に縁もゆかりもない河内長野に引っ越しました。
2021年9月16日よりご縁がありYahoo!ニュースエキスパートの地域担当となり、移住して半年余りながら「よそ者」の視点で、長く住んでいる人が気づかないことを含め南河内地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を発信。
そして文章の力で「まち」が元気になる記事を提供することを心掛け、終了日である2026年3月31日まで1日も休むことなく、計1658本の記事を執筆しました。
Yahoo!ニュースエキスパート終了が決定したことを受け、2026年1月からは独自で公式サイト「南河内ニュース」を立ち上げました。
引き続き現地の情報発信を行っています。