【千葉市】小さなパン屋、モワティエさん
WRITTEN BY 格さん
※台風23号が近づいているため、中止となりました※
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実りの秋、収穫の秋。この時期は各地で収穫祭が行われ、おいしい食べ物を食べる機会が増えますね。今回紹介するのは、食だけでなく耳も心も身体も満たされる「鴨川自然王国秋の大収穫祭」。毎年このイベントを楽しみに通っている筆者が、鴨川自然王国秋の大収穫祭の魅力を紹介します。
東京から一番近い棚田「大山千枚田」を横目に通り過ぎ、カーナビの案内でどんどん山奥へと案内されます。初めてのときは「本当に合っているのかな?」と不安がよぎりますが、そんなときにポツンと鴨川自然王国が運営する「cafe En」の看板が目に入り、とりあえずほっとしながら細い道を進みます。車がすれ違えない場所で対向車が来たときは、こちらの不安を察してか慣れた手つきでバックしながら道を譲ってくれました。

初めて訪れるときは運転に気を取られますが、よくよく周囲を見渡してみると、美しい里 山の景色に囲まれたエリアに、鴨川自然王国が存在しています。ここは、1981年に「大 地を守る会」初代会長の藤本敏夫さんによって設立された農事組合法人で、藤本さんの逝去後は、彼の妻であり歌手である加藤登紀子さんや、半農半歌手として活動している娘のYaeさんとその家族が、循環型農業を実践しています。

約80アール(8反歩)の棚田で米を、70アール(7反歩)で約40種類の野菜を育て、その食材は敷地内にあるカフェエンのランチで味わえます。カフェからは、春に咲き誇る桜の大木を眺められ、目でも、食事でも、季節を感じられる場所。田植えや稲刈り、大豆の種まきや収穫、味噌作りなど、一緒に作業をして直接販売する顔の見える関係を優先したイベントが、年間を通して開催されています。そんななか毎年開かれている鴨川自然王国秋の大収穫祭は、都会や地域の人たちが一層盛り上がれるイベントになっています。

まずは、収穫祭に出店している店が魅力的。食材となるお米を自ら生産し、それを使って調理する店もあれば、こだわりの食材を地元で仕入れて調理する店、卵、乳製品、小麦粉を使わないお菓子を作る店など、どの店もそれぞれにこだわりがあり、そこに惹かれて買いに来るファンがいます。私自身、ここで出会うおいしい物が毎年楽しみで足を運んでいます。

もう一つの魅力は、音楽ライブ。何せ主催者がプロのミュージシャンですから、登紀子さんやYaeさんの歌声を間近で聴けるだけでも楽しめますが、毎回さまざまなアーティストが参加して繰り広げられるコラボレーションは、その場でしか味わえない魅力です。

ゲストを招いたトークセッションも、私たちの暮らしに密接したもので興味を惹きます。今回のトークセッションは、「長狭海道に高速バスを走らせよう!応援団」によるもの。どんな話が飛び出し、どんな展開になるのか、今から楽しみです。
地元にある「大山音頭の会」も出演し、みんなで輪になって踊り、その輪が広がっていく様子は何とも平和的で、力を分けてもらえるように感じます。子どもたちが元気に駆けまわって遊べる環境があり、小さな子どもから、おじいちゃん、おばあちゃんの世代まで、親子3世代で楽しめるイベントなのです。
南房総に移住して15年目を迎える筆者ですが、移住する前に鴨川自然王国のイベントに訪れたことがありました。東京から車で90分ほどの距離なのに、景色は全く異なる山の中。テレビ画面で見ていた登紀子さんがその場にいらして、そこにいる人たちと気さくに会話を交わし、ステージでは力強く歌い、いろいろな人とコラボレーションしながらその場を盛り上げ、会場内全員が笑顔になっている場所でした。東京での暮らしとは全く異なる目の前の世界に驚き、心惹かれたことを覚えています。

少しでも興味を持ってくれたなら、ぜひこの機会に鴨川自然王国を訪れてみてください。きっと、何かしら得るものがあると思います。収穫祭が無理だったとしても、年間を通してイベントが開催されているので、公式サイトをチェックしてみてください。カフェもあるので、気軽にランチをしに訪れるのもお勧めです。
収穫祭に行ける方は、この場の空気をめいっぱい体験してきてくださいね。

【イベント詳細】
名称:鴨川自然王国秋の大収穫祭
日時:10月13日 11時~16時
入場:無料
会場:鴨川自然王国(千葉県鴨川市大山平塚乙2-732-2)
公式Webサイト(外部リンク)
取材協力:鴨川自然王国
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バックパッカーで世界を旅して漂着したのは、千葉県房総半島の安房(あわ)。ボロボロ古民家を仲間と改修しながら、犬猫ヤギと暮らしはじめる。安房の自然にどっぷり浸かりながら、アウトドアや暮らしを堪能しつつ、魅力ある人や場所を紹介している。
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