【善通寺市】チームラボの作品が旧偕行社に登場 「お絵かきフライト」の楽しみ方を聞いたよ
WRITTEN BY ちぃちぃ
日本人のソウルフードといえば、家庭で握ってくれたおにぎり。そんな、どんな人にも温かい思い出があるおにぎりの専門店が丸亀市天満町に登場しています。具材は14種類から選べ、注文を受けてからその場で握ってくれます。そこに合わせてほしいのが、ふわふわの豚肉がたっぷり入っている豚汁です。おにぎりと豚汁の店「三ツ丸」を開いたオーナーの三好桂子さんに話を聞きました。
「お待たせしました」。目の前にやってきたのは、ボリュームたっぷりの三つのおにぎり。そして、豚汁です。三好さんがおすすめしてくれた3種類のおにぎりを試してみました。

まずは、私も大好きな「鮭いくら」です。口に運ぶと海苔の香りがフワッと広がります。そして、一口かじると口の中で米粒が解けていく感覚が新鮮でした。おにぎりはふんわり握られており、程よく空気が含まれています。
三好さんは「具材を限界までたっぷり入れているので、軽く握っています。鮭は、一切れずつ茹でたものを手作業でほぐしていき、骨や皮を取り除いて仕込んでいます。とても手がかかっているんですよ」と教えてくれました。
鮭といくらの組み合わせは、ちょっぴり贅沢な気分になれます。プチプチのいくらが潰れないようにふんわり握られているんですね。

次にいただいたのは「卵黄そぼろ」です。卵黄は冷凍庫でしばらく寝かせたものを4時間ほど醤油漬けしています。肉そぼろは、甘辛く味付けされていて、ごはんととてもよく合います。
トロっとした卵黄と肉そぼろのコンビネーションが絶妙で、あっという間に食べてしまいました。筆者は卵黄が苦手なのですが、もう一度リピートしたいなという気持ちになりました。
三好さんは「卵を冷凍する関係で仕込みの数が限られており、人気に追いつかないこともあります。仕込みは夜まで終わらないこともあるんですよ」と話していました。

最後は「海老天むす」です。オーダーを受けてから揚げてくれる海老一尾の天ぷらに特製タレをたっぷりつけています。ごはんにタレが染み込んで、こちらも食が進みます。
海苔とごはんを食べ進めて、海老にたどり着くとプリプリの食感がたまりません。こちらもすぐに完食できました。
ここで紹介したおにぎりは、いずれも430円です。他に、梅やおかかなどの定番も330円から揃っています。
おにぎりというシンプルな料理だからこそ、素材にはこだわりがあります。コメは、新潟などから仕入れており、粒が大きくて炊いた時に粒立ちすることにこだわっています。実際に食べてみた食感としても、粒立ちしたコメにツヤがあって美味しくいただきました。
三好さんは「ガス釜で3升炊きの大きな釜を使って、一気に強火で炊き上げます。炊き上げた時にツヤのあるコメを使っています」と言います。

海苔は有明海産を選びました。フワッと漂う磯の香りが食欲をそそるのはもちろん、時間が経っても歯切れの良い海苔を探したそうです。最初はパリッとしている海苔が、コメと一体化することでしっとりしても、ごはんと一緒にうまく歯切れるところが良さです。
「オープン時に14種類の具材に絞ったのは、お客さんが選びやすいようにという思いもありました。実は、おにぎり専門店では具材などをカスタマイズできるところもあります。三ツ丸でもゆくゆくは、カスタマイズできるようになればいいなと思っています」と三好さん。

看板メニューの豚汁も、こだわって丁寧に作られています。運ばれてきた時に、薄切り豚肉がたっぷり乗っているのが目で分かるので「豚汁だ!」というワクワク感が高まりました。
具材は、人参やゴボウなど6種類。食べ進んでも最後まで具が残るほど具沢山なので満足度も高いです。肝心の豚肉は薄切り肉が使われており、文字通りふわふわな食感が魅力でした。
隣の席で食べていたお客さんは、豚汁を一口食べて「うまい」とひとこと。辛すぎず甘すぎず、ホッと一息つける優しい美味しさでした。
昆布と混合節から毎日だしを取り、3種類の味噌と合わせておにぎりに合うように作られています。隠し味は、ごま油です。一口目から美味しさが染み渡るように、コクと深い旨味を大切にしているそうです。
三好さんは「豚汁だけテイクアウトで購入してくれるお客さんもいます。近所の方でしたら、鍋を持って来ていただけたら、豚肉を30%増量するサービスをします」と話していました。
豚汁は、大が380円、小が330円です。
三好さんにおにぎり専門店を開こうと思った理由を聞いてみました。

「おにぎりは、老若男女、誰もが好きで、自分の好きな具材を選べるところが魅力です。人の思い出になるような飲食店がしたいと思っていました。おにぎりを通して、家族と語り合って欲しいと思っています」
三好さんは食品メーカーで10年の勤務歴があり、その頃、地方都市の有名店をつぶさに見てきたそうです。飲食店はとてもやりがいがあるし、地方に根付いて文化になっているところもありました。ご主人が飲食店の経験者なので、手伝ってもらいながら1年ほどかけてオープンに漕ぎ着けました。
「おにぎりは、日常に溶け込んでいて何の変哲もないけれど、幸せになれます。そこから会話が生まれたり、コミュニケーションのツールになれる存在だと思います。ずっと続いて欲しい、ずっと残って欲しいものです」
店名の三ツ丸の由来は、おにぎりの三角から「三」、丸亀の「丸」を組み合わせたそうです。丸亀の地に根付いて、地域の文化に育てていきたいという思いも込められています。

お店は、イートインとテイクアウトの両方に対応しています。店内に入ると、注文用紙が置いてあるので、そこで購入したいおにぎりや豚汁の数を記入します。その時に、イートインかテイクアウトを選びます。
現在は午前11時から午後2時ごろまでは混雑していることが多いので、ゆっくりと店内でいただきたい方は、午後2時以降が狙い目です。三好さんは「女性一人でも入りやすい店内になっています。お一人さまも大歓迎ですよ」と言います。
また、おすすめの利用方法として「電話で事前に注文していただいて、待ち時間なくテイクアウトしてもらうのが良いと思います」と三好さんは話していました。
日常に溶け込んでいるおにぎりだからこそ、時には贅沢してみたい。そして、それがお茶の間の話題になって、会話が弾んだら、文字通りのソウルフードになるのではないでしょうか。三好さんのお話を聞いて、そんな風に感じました。

基本情報
名称 : おにぎり豚汁 三ツ丸
住所 : 香川県丸亀市天満町1丁目6-13
アクセス : JR丸亀駅から車で7分程度(駐車場3台あり)
営業時間 : 午前8時から午後4時
定休日 : 木曜日
電話:0877-43-6565
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ちぃちぃ
ヘルシーなごはん、そして、雰囲気を含めた「心地よい食体験」が大好きです。時には、知的な発信も手掛けたいと思っています。香川県丸亀市・善通寺市を中心としたエリアの情報を楽しんでいただけたら嬉しいです。
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