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WRITTEN BY RICA
京都の洛北・鷹峯(たかがみね)に静かに佇む「四季育む宿 然林房(ねんりんぼう)」を訪れました。
こちらは、宿泊の場としての役割を超え、日本の文化や伝統を伝えるとしての重要な役割を担っています。
然林房という名前には、「自然の中で学ぶ室」という意味が込められています。
これは、宿の創業者が芸術家であり、自然豊かなこの鷹峯の地で多くの学びを得たことに由来しています。
宿は1967年に建てられ、その後改装を重ねていますが、特に1978年頃から修学旅行生の受け入れを始めたことで、その使命を具体化しました。

鷹峯の豊かな自然と、たくさんの美術品に囲まれたこの宿での宿泊は、日本の文化の学びも提供してくれます。
学びや、ひと時の癒しを目的とする人々を広く迎え入れ、その役割を果たしています。
然林房が位置する鷹峯は、江戸時代初期の文化人である本阿弥光悦が芸術家たちの集落を築いた地域であり、文化的に重要な風土を持っています。
宿の周辺には、光悦寺、源光庵、常照寺といった名刹が点在しています。

館内には、棟方志功や橋本関雪など、多くの美術品が展示されており、また、日本伝統の建築様式が随所に用いられています。

宿泊客は、日常生活から離れ、美術と伝統に囲まれた空間で過ごすことができます。
こうした環境は、日本の文化と伝統を肌で感じる貴重な機会を提供しており、特に修学旅行生の宿泊宿としても好評です。
庭園がよく見えるロビー。

美術品も配置された落ち着いた雰囲気で、訪れた人を非日常の空間へと誘います。
手入れが行き届いた庭園。
降り出した雨の音が、心を鎮めてくれました。

四季折々の風景を通して「四季を育む」という宿のコンセプトを物語っています。
お部屋は、外の自然を借景として巧みに取り込まれています。

まるで一枚の絵画を眺めているかのような心地よさに満ちていました。
大浴場からの眺望は、北山杉の雄大な山並みを一望することができます。

自然の懐に抱かれているような安らぎを感じさせてくれました。
これらの素晴らしい施設のなかでは、お食事も楽しめます。

旬の恵みを使った京会席など、然林房での滞在は心身を深く満たしてくれます。
女将の馬渕能理子さんは、宿の根幹にあるおもてなしの精神について、次のように語ってくださいました。

「お客様ひとりひとりとお話ができ、直接『ありがとう』と言っていただける。このひとときに、一期一会の大切さを感じています。」女将の馬渕能理子さん
この言葉通り、然林房は、訪れるすべてのお客様との出会いを大切にし、また訪れたくなるような、真に意義深いひとときを提供する宿です。
関連情報
京都ビジネス(京都商工会議所公式Instagram)
取材協力
株式会社然林房
京都商工会議所
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ものづくり、ビジネス、ネイチャー、アート、ミュージアム、イベントなどを中心に、幅広く取材と執筆を行います。
その他、キャンプ、フィッシング、バイクなど、旅行やアウトドア領域にて執筆中。
2024年~2026年 Yahoo!ニュースエキスパート 地域クリエイターとして活動
2024年7月度地域クリエイターMVA受賞