【京都市】右京区『太秦』の「太秦キネマ・ストリート」&「大映通り商店街」で日本映画の歴史を体験!
WRITTEN BY RICA
京都のクサカベギャラリーで開催中のsugako個展「記憶の記録と而今(にこん)」が、いよいよ会期末の3月24日に向けて、賑わいを見せています。
こちらの個展を鑑賞し、最も印象的だったのは、完成されたアクリル画の傍らに広がる、軽やかで自由な「描くことへの純粋な情熱」でした。
会場を彩る、数百枚の「日々の記憶」
本展の魅力は、壁面の大きなキャンバスだけではありません。
会場に積み上げられた画用紙の山。

そこに描かれたドローイングは、実に数百枚に及びます。
これらは、作家のsugakoさんが自身のアイデンティティを確認するために、一枚また一枚と描き溜めてきたものです。

映画のワンシーンや、ふと心に留まった言葉。
それらを忘れないように、あるいは自分の中に大切に留めるように、日々の生活の中で自然に描かれた紙の束。

この圧倒的な物量の前に立つと、作家が大切に過ごしてきた「今」という時間の豊かな重なりを感じることができます。
誰のためでもなく、自分のために描く
取材で作家が明かしてくれたのは、表現者としての転換点でした。
「誰かに見てもらうこと」を意識するのをやめ、自分が本当に描きたいものだけを、ただ純粋に描く。

数百枚のドローイングには、技巧や評価を気にせず、描くことそのものを楽しむ純粋な喜びが宿っています。
その迷いのない伸びやかな筆致は、見る者の心を解きほぐすような自由さに満ちています。
禅語「而今」に触れる、一期一会の体験
「今この瞬間にすべてが含まれている」
作家が指し示す「而今」という言葉は、会場に溢れる日々の断片と、静謐なアクリル画が共鳴することで、より温かく立ち上がります。

会期は残りわずか、3月24日(火)まで。
この数百枚のドローイングが放つ、明るく自由なエネルギーを、ぜひ現地で体感してください。

sugako 個展
「記憶の記録と而今」
3月14日(土)~3月24日(火)
11:00〜18:00
京都市上京区椹木町通り智恵光院西入ル486番地
tel : 075-841-5407
京都市バス
「千本丸太町」または「丸太町智恵光院」下車
駐車場は2台あり
《作家プロフィール》
愛知県出身
名古屋総合デザイン専門学校アートコース専攻科卒業
グループ展
2002年 インディペンデントCASO展
2003年 「絵画の証」展
2021年 ART LIVE KOBE
2025年 KOBE ART MARCHE
個展
2005年 「NUDE」
2022年 [THE ROOMJ
2022年 「空飛ぶ思考」
2023年 「アイデンティティの庭」
2023年 「ラッキーロードとグッデイハウス」
2024年 「白日夢」
2024年 「美しき冒険旅行」
2025年 「SeeK アイデンティティの庭2」
公募展
2014年 第10回世界絵画大賞展 入選
2018年 第14回世界絵画大賞展 入選
2020年 第16回世界絵画大賞展 入選
2021年 越後湯沢全国童画展入選
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ものづくり、ビジネス、ネイチャー、アート、ミュージアム、イベントなどを中心に、幅広く取材と執筆を行います。
その他、キャンプ、フィッシング、バイクなど、旅行やアウトドア領域にて執筆中。
2024年~2026年 Yahoo!ニュースエキスパート 地域クリエイターとして活動
2024年7月度地域クリエイターMVA受賞