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香川県 -丸亀市

【丸亀市】「簡単に答えの出ない問い」と小学生が向き合う姿を目撃しよう 2月21日に公開こども哲学対話

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ちぃちぃ

哲学対話を知っていますか?「簡単には答えの出ない問い」に参加者みんなで向き合って対話しながら深めていく試みです。丸亀市でも少しずつ哲学対話の輪が広がっています。今回は、小学生の子どもたちが公開の場で哲学対話に挑み、他者の考えを聞いて、自分の考えを深める様子を見せてくれる「公開こども哲学対話」を紹介します。

確実に成長している姿を見てほしい

主催者である丸亀市福祉事業団の戸祭直己さんと一般社団法人てつがく屋の杉原あやのさんに話を聞きました。飯山総合学習センターでは杉原さんをファシリテーターに、4年前から小学生を対象に月に1回の哲学対話を開催しています。対話のテーマは「悪い人を殺すのは良いことか?」など様々です。公開対話に挑むのは、この場に参加している小学校高学年の9人です。

戸祭さんは、イベントのきっかけについて、「哲学対話を通して確実に成長している子ども達の姿を多くの大人に見てもらいたい。そして、子どもたちには大人に意見を届けることを通して自信を持つとともに、より一層成長してほしいと思っています」と話しました。

普段の哲学対話は、クローズドな環境で展開されます。保護者さえも子どもたちがどんな対話をしているのか知らないそうです。公開の場でも普段通りに対話できるのか心配されましたが、昨年も公開対話を開催しており、見事な哲学対話を子どもたちが見せてくれたそうです。

問いから疑問を持つことが大事

昨年のテーマは「神と悪はどっちが強いのか」でした。子どもたちが対話を深めていく様子に、参観した大人からは「とても知的な時間を過ごすことができ、知恵熱が出そうです」などと知的な刺激を受けた様子が感想に書かれていたそうです。対話した子どもからは「大人が子どもに共感したのでびっくりした」という感想がありました。

参観する大人にも子どもたちと同じワークシートが配布されるそうで、大人たちも対話を見ながら考える作業が必要なので、四苦八苦していたようでした。

戸祭さんは、哲学対話の良さについて、こう話します。「人の話をよく聞いて、テーマについて疑問を持つことが大事です。普段から私たちは、問いを持つことが難しいのですが、子どもたちは自分の言葉に変えてうまく言語化できるようになっています」。ゆくゆくは、社会を変えていく人材に育ってほしいそうです。

杉原さんも「(哲学対話の場では)子どもが疑問を持ったことを口に出しても咎められず、むしろ褒められることによって子どもが成長していきます」「私たち大人も唸って考えざるを得ないような考えが子どもから出ることもあります」「子どもたちのリアルな対話を見ることで、大人もきっと刺激を受けるはずです」と話しました。

子どもによる哲学対話を公開することで、子どもたちが考えていることには価値があることを社会に知らせたいと感じているそうです。

講演やパネルディスカッションも

公開対話は2月21日に開催されます。当日のプログラムは、まず最初に杉原さんの講演「思考するためのコミュニティとこどもてつがく」があります。ここでは、杉原さんが初めて、子どもの哲学対話についてまとまった形で発信するそうです。

そして、公開哲学対話が50分あります。最後に、哲学対話の経験がある小学生から大学生までの6人が「哲学対話を通して気づいたこと」と題してパネルディスカッションします。

杉原さんは「哲学対話は個人を伸ばすのではなく、対話する場の全体を育てていきます。自分が発言しやすいだけでなく、他者にとっても発言しやすい場を作ることを大切にしています」と話しました。お互いを尊重する姿勢も身につきそうですね。

こどもてつがくに参加している子どもたちは、考えることの楽しさを知っているそうです。大人でも考えることが少なくなっているように感じますが、子どもたちのアクティブな対話を聞いて、頭脳を刺激される時間を過ごしてみませんか。当日はどんなテーマで対話するのか楽しみです。

基本情報

名称 : 公開こども哲学対話
住所 : 香川県丸亀市飯山町西坂元547-1 飯山総合学習センター2階研修室
アクセス : JR丸亀駅から車で15分程度(駐車場あり)

日時 : 2月21日午後1時半から午後4時

参加費 : 無料

定員:70名

申し込みと問い合わせ : 0877-98-3319(飯山総合学習センター)
公式サイト

この記事を書いた人

ちぃちぃ
ライター

ちぃちぃ

ヘルシーなごはん、そして、雰囲気を含めた「心地よい食体験」が大好きです。時には、知的な発信も手掛けたいと思っています。香川県丸亀市・善通寺市を中心としたエリアの情報を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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