【京都市】右京区『太秦』の「太秦キネマ・ストリート」&「大映通り商店街」で日本映画の歴史を体験!
WRITTEN BY RICA
来年の「大河ドラマ」について数ヶ月前にメディアが一斉に情報公開をしました。
2024年放送予定の大河ドラマ「光る君へ」では主人公「紫式部(まひろ)」が生涯のソウルメイトである藤原道長との関係についての話です。
平安時代を舞台に、「源氏物語」の作者である「紫式部」。
その「紫式部」のお墓が京都にあります。

その場所は、堀川北大路を下った西側にあり、平安時代に「紫式部」が生まれ、晩年を過ごしたと言われる「雲林院白毫院」があった場所になります。

現在「白亳院」はありませんが、「千本ゑんま堂」にある「式部供養塔」は、この寺より移されたものと伝わっているそうです。
「紫式部」のお墓前にある石碑には英語でも説明が書かれていました。

お墓の前に、お地蔵様がいらっしゃいます。
かわいいお地蔵様の置物がありました!

「紫式部」のお墓の横には「小野篁」のお墓があります。
小野篁といえば、閻魔王宮の役人です。
小野篁についての過去関連記事をご参照ください→
・「京の地蔵盆」は旧街道入り口『六地蔵巡り』で小野篁作地蔵に疫病退散・家内安全・福徳招来祈願

「紫式部」の父親は「藤原為時」で、幼いときに母を亡くし、その後は為時の手で育てられます。
為時は花山天皇に漢学などを教えていた知識人で、娘の式部にも幼いころから漢学や和歌などを教えていました。
ちなみに「千本ゑんま堂(引接寺)」は篁が建てたそうです。
引接とは仏が生類を浄土に往生させるという意味だそう。
平安時代、寺の北側周辺は京都の三大葬送地の一つ「蓮台野」と呼ばれる墓地であり、彼が朱雀大路の先頭に閻魔大王像を祀ったのが、ゑんま堂の始まりです。

「紫式部」と「小野篁」のお墓が隣同士にあるのが不思議ですね。
同じ「平安時代」を過ごした二人ですが、約200年近い時の隔たりがあります。

好色な話が多い「源氏物語」を描いた「紫式部」は地獄へ落ちた、という噂がたちます。
小野篁は、閻魔大王に彼女を地獄から出してくれるよう、お願いします。そして助け出した後、自分の墓の隣に埋葬したのではないかと言われています。
また他には、地獄に落ちた式部を哀れむ多くの読者が、篁に彼女を助け出してほしいと、彼の墓を式部の墓の横に移したという説もあります。
諸説ありですが、その真相は闇の中。
いまでも、日本人にとって大切な書の一つである「源氏物語」。

その平安の世界を体験できる催しが開催されます。
映画「源氏物語」が撮影された高雄山「神護寺」では、11月18日から26日まで「時代劇の小道具展」で、「源氏物語の世界」を経験できる特別展が行われます。
京都・太秦の高津商会 『時代劇の小道具展 2023秋』【高雄山 神護寺 「地蔵院」】
映画やドラマの小道具の老舗会社「高津商会」の普段は見れないセットなどで使われている小道具たちが身近で見れて映えれるこのチャンス!
「紫式部」の世界をぜひご堪能くださいませ♪
紫式部 墓所
住所: 〒603-8165 京都府京都市北区紫野西御所田町
(Yahoo!ニュース投稿日2023年10月26日)
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RICA
京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。
フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。
日本映画の発祥時より美術装飾や小道具、祭などに携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術、伝統工芸、伝統産業や教育まで幅広く活躍中。
『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。