【上田市】アスレチックと癒しのご近所冒険 山城跡をたどって奇岩の山へ!
WRITTEN BY もりのりこ
上田市の北部にある上塩尻地区。千曲川を見下ろすようにそびえるのは太郎山から連なる虚空蔵山(こくぞうさん 1076.9メートル)。その山頂直下にあるのが絶景スポットとしても知られる兎峰です。
卯(うさぎ)年にちなんだ場所でもあるので今年のうちに行きたい場所のひとつではないでしょうか。
しかし、道は険しく近辺ではクマの目撃情報もあります。注意点を含めてご案内するので、おでかけの参考にしてください。

今回は、上塩尻登山口から虚空蔵山を往復するコースを紹介します。

距離:約4km
標高差:653m
タイム:約3時間

塩尻小学校の裏側、新幹線の線路下に登山者用の無料駐車場があります。限られたスペースなので週末は譲り合って利用しましょう。

登山口から鳥居をくぐり急坂や石段を15分ほどのぼると座摩(ざますり)神社に到着します。


蚕種の郷と言われた上塩尻の蚕影様 (こかげさん)を祀った神社で、明治の頃まではたいへん賑わったそうです。(山頂にあったお宮までの)山路が嶮しく参拝に苦しむため里宮を現在地に遷されたといわれます。昔の人も兎峰への登山は苦労したようです。

社殿の奥から兎峰方面へ進みます。ここから先は登山道になるので登山計画と装備が必要です。本文の後半に注意点をいくつか紹介するので参考にしてください。

神社から15分ほど歩くと鉄塔の下に出ます。

さらに歩くと持越(もちこし)城跡の古い石積が現れます。

ちょうどよい場所にベンチがあるので休みましょう。ここから先の道はさらに険しくなります。

持越城跡から先は急斜面のトラバース(横断)や、ロープや鎖につかまって通過する岩場がいくつもあります。ですので、登山経験のない方にはおすすめしません。体力と経験があっても日が短い今の時期は慎重に行動をしてください。

下から見上げた岩峰の上に立ちました。豆粒のような車が足元を行き交い、すべてが見渡せ天下を取ったような気分です。
兎峰から虚空蔵山山頂まで急斜面をひたすらのぼります。

山頂に出ると視界がぐっと開けます。しばし景色を堪能してから来た道を戻りましょう。下山路も険しいので気を付けてください。
それでは、最後に注意点をいくつかお伝えします。

近辺でクマが目撃されています。早朝や夕方の行動は控え、対策は万全にしてください。クマに関する情報は上田市のホームページで確認できます。

整備された登山道ですが、積もった落ち葉で道を見失いやすくなっています。ピンクテープや標識を見逃さないように周囲に注意を向けてください。

落ち葉の下に浮石が隠れていたり、空洞になっていたりすることがあります。また、滑りやすいのでくだりはとくに注意してください。
卯年にちなんだ兎峰。いかがでしたか?山頂まで行くのはたいへんですが、いつも見上げている岩峰を身近に感じていただけたらうれしいです。
上塩尻登山口までのアクセス
電車:しなの鉄道線西上田駅から徒歩約15分
車:上信越道の上田菅平インターチェンジから約8キロ
登山者用駐車場
駐車台数 6台
駐車料金 無料
緯度経度 36.41889 138.219859
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東京・渋谷出身。東京と長野を拠点にあちこち巡るヒト。
伝統の中にある新しさ、ここにしかない風景、人との出会いを求め、旅しています。ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。信州登山案内人、全米ヨガアライアンス