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【泉南市】「泉州タオル」が今治に知名度で劣る“わずかな理由”。行列ができる『半額セール』年内ラスト

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旅する日々の記憶と記録。matka08

愛媛県今治市(今治タオル)泉州地域(泉州タオル)は、日本の二大タオル産地ですが、近年、今治タオルが全国で広く知られるようになった一方で、長い歴史を持つ泉州タオルは、高い品質を誇りながらも、その魅力が十分に伝わりきっていないのが現状です。

今回は、その背景にある歴史的経緯と工場探訪で見えた泉州タオルの魅力についてお届けします。

原材料は同じ「綿100%」 

写真はイメージです
写真はイメージです

みなさんは、今治タオルと泉州タオルにどのようなイメージをお持ちですか?

今治タオルは、「ふっくらとした風合いを持つ贈答品・高級品」泉州タオルは「清潔で実用的な日常品」といったところでしょうか。

両ブランドとも、綿100%の上質な国産タオルでありながら、そのイメージや認知度に大きな差があるのが現状です。

これは、今治タオルが明確な品質基準と統一ロゴにより、贈答品市場でブランディングを確立した一方、泉州タオルは、その長い歴史の中で、主に企業や商品のノベルティとして使われ、産地名を前面に出してこなかったという、マーケティング戦略の違いにも起因しています。

今治タオルは、ブランド戦略「今治タオルプロジェクト」の成功により、2004年の国内認知度36.6%から88%へと大幅に向上しています。(出典:特許庁、今治タオル工業組合など)

(画像提供 株式会社 ウエノ)
(画像提供 株式会社 ウエノ)

泉州タオルは、決して華美な存在ではないけれど、130余年もの長きにわたり日本のタオル産業の根幹を支え、ひたむきにその品質を守り続けています。

違いは「晒し」のタイミング

泉州タオルの伝統製法「後晒し」(画像提供 株式会社 ウエノ)
泉州タオルの伝統製法「後晒し」(画像提供 株式会社 ウエノ)

日本のタオル産業の歴史は、1887年(明治20年)に泉州地域ではじまります。泉州で開発された技術は、その後、四国の今治へと伝わり、それぞれの土地で独自の進化を遂げました。

いまやわずか15%ほどの国産シェアを支える両ブランドですが、その最も大きな違いはタオルを仕上げるための洗浄工程である「晒し(さらし)」を行うタイミングです。
この製法の違いが、両ブランドのタオルに独自の風合いと機能性をもたらしています。

今治タオルの多くは、「先晒し(さきざらし)」と呼ばれる製法を採用しています。
これは、糸を織る前に晒し(精練・漂白)や染色を施す方法です。これにより、デザイン性に富んだ製品や、綿本来の柔らかさを際立たせたタオルづくりを得意としています。

一方、泉州タオルが130余年にわたり守り続けてきたのは「後晒し(あとざらし)」製法です。

「後晒し」前のタオルは、糊や油分、不純物が残っているため、ザラザラ、ごわごわとした風合い
「後晒し」前のタオルは、糊や油分、不純物が残っているため、ザラザラ、ごわごわとした風合い

これは、タオル生地を織り終えた最後に、糸に付着していた糊や油分、不純物をすべて徹底的に洗い落とすのが最大の特徴です。
この工程により、綿が本来持つ高い吸収性が最大限に引き出され、買ったその日から何度洗ってもフワフワで、何よりも清潔で安心して使えるタオルが生まれるのです。

泉州タオル産地最大の強み 
~地域のバトンリレー~

みなさんは、ふだん何気なく手に取るタオルが、一本の糸からどのようにして生まれるのか、じっくりとご覧になったことはありますか?

(画像提供 株式会社 ウエノ)
(画像提供 株式会社 ウエノ)

日本のタオル発祥の地とされる泉州地域では、製造工程のすべてを一つの会社で行うのではなく、複数の専門業者が連携する「分業制」で成り立っています。

具体的には、

  1. 織る前の糸に糊付けなどをする「サイジング業」
  2. 織機でタオル生地を織り上げる「機屋(はたや)」(以下、製織工場)
  3. 織り上ったタオルから、糊や不純物を徹底的に洗い流し、漂白・染色をする「後晒し(染)工場」

など、それぞれの工程を専門とする事業者が力を合わせることで、高品質なタオルが効率的に生み出されています。

その様子は、まさに130余年の伝統を繋ぐ地域のバトンリレー! 
長い歴史の中で培われた技術と伝統の製法を、地域の人々が一体となってひたむきに継承し、守り抜いている。その強固な連携と揺るぎない信頼こそが、泉州タオル産地最大の強みです。

***

ここからは、日常品として愛されてきた泉州タオルの工場を巡り、その高い技術力と今治産に勝るとも劣らない品質を実現する工程を探ります。

本取材では、泉州タオルの歴史を支え、現在も業界をリードする「エムアンドワイ株式会社」「株式会社 ウエノ」「ダイワタオル協同組合」の3社にご協力いただきました。
(ありがとうございます!)

糸を強く、切れにくくする! 
「サイジング」

1社目に訪れたエムアンドワイ株式会社では、糸を補強・強化するサイジング(糊付け加工)を行っています。サイジングとは、細い綿糸を、高速で動く織り機にかけても切れないように糊付けを行う工程で、泉州タオルの「強い土台」を作る重要な役割を担っています。

まず、製織工場から届けられた綿糸(綿100%)を、タオルの仕様(オーダー)に合わせて、生糸(きいと)や色糸を正確に計算し、一本のビーム(大きな筒)に巻き付けていきます。

工場に届く綿糸の約9割は、ベトナムやパキスタンなど海外から輸入されています。これは、1970年代以降の国内紡績(製糸)業の衰退が背景にあります
工場に届く綿糸の約9割は、ベトナムやパキスタンなど海外から輸入されています。これは、1970年代以降の国内紡績(製糸)業の衰退が背景にあります
ビームは、巨大なボビン!
ビームは、巨大なボビン!
台座(クリール)に並べられた、ボビンから出たすべての糸を束ねて、一本のビームに巻き取っていきます
台座(クリール)に並べられた、ボビンから出たすべての糸を束ねて、一本のビームに巻き取っていきます

ストライプ模様など、デザインに色糸を使う場合は、この工程で生糸と色糸を組み合わせて巻き取ることで、タオルの柄の基礎を作ります。

不良な糸があり、糸切れすると機械は即停止。品質を左右する最初の関門です
不良な糸があり、糸切れすると機械は即停止。品質を左右する最初の関門です

職人は、張力などを調整しながら、強度の弱い糸や不良部分を取り除き、本番の糸切れリスクを抑えます。さらに、同工場は、綿糸の原産国ごとのリスク傾向(強度が弱いなど)をリスト化し、糸の仕入れを行う製織工場にフィードバックすることで、泉州タオル全体の品質水準の底上げに貢献しています。

自分たちの利益だけでなく、地域全体を思う細やかな配慮が、「みんなで高品質」を実現する強固な地域リレーを生み出しています。

左右500本もの綿糸が一本のビームに巻き取られていく様子は、泉州タオルの“はじまり”を感じさせる美しい光景です。
130年以上変わらない「ものづくりの原点」がここにあります。

続いて、整えられた糸の束を、サイジング(糊付け)で強化します。

現代の織り機は高速化しており、糸に大きな負担がかかります。高速織機での摩擦や張力に負けないよう、一本一本を糊で包み込み、強度を高めます。

シート状になった糸の束を、ゆっくり糊に浸していきます
シート状になった糸の束を、ゆっくり糊に浸していきます

サイジングに使う糊は、泉州タオルの特徴である「後晒し(織り上った後に糊を洗い流す)」製法を見越して、熱湯や酵素で簡単に洗い流せる天然由来の糊(デンプン糊など)を使うことが多いといいます。
ここにも、「みんなで高品質」を実現するための細やかな配慮が込められていました。

サイジングの最終段階で、糊付けされシート状になった糸を、乾燥させて一本一本ほぐしながらビームに巻き取っていきます。これにより糸が糊で固められ、補強された状態に。

サイジングは、泉州タオルの“縁の下の力持ち”的な重要な役割を担っています。目立たない工程でありながら、品質を見極め、織り機のパフォーマンスを最大限に引き出す大切な工程です。

織り前の下準備であるサイジングに、緻密な手間と時間が費やされていることは大きな発見でした。

最高の糸を「生地」に変える製織の舞台

「強い土台」を作ったところで、いよいよタオルが形になる「製織(織り)」の工程です。続いて訪れたのは、創業58年の歴史をもち、泉州の伝統を今に伝える株式会社 ウエノ。

(画像提供 株式会社 ウエノ)
(画像提供 株式会社 ウエノ)

泉州地域で、かつて750社あった製織工場も今では60社ほどに減少しました。安価な輸入品との競争激化やバブル崩壊後の需要低迷、事業承継の課題など、複数の要因が重なった厳しい時代の結果です。
そのような中でも、ウエノタオルは50年以上にわたり、この地で泉州タオルの製法と技術を堅実に守り継ぎ、高品質な製品を織り続けています。

高速織機がリズミカルな音を立てて稼働し、職人がそれを細やかに見守る、迫力のある織りの現場を見せていただきました。

はじめに、サイジングにより強化された糸を織り機にかけ、生地にしていきます。

糸が巻かれたビームを織り機にセットし、横糸と合わせて織る準備をします
糸が巻かれたビームを織り機にセットし、横糸と合わせて織る準備をします

ウエノタオルでは、生産効率を高めるため、最新の高速織機を導入しています。空気の力(エアー)で横糸を一瞬で飛ばし、縦糸と織り上げていく様子は、まさにスピードとの闘い。

かつてウエノタオルは、自社生産を維持できず海外輸入に頼らざるを得ない時期もありました。9年前に3代目の上野 智行さんが事業を継承した当時は、工場は壊れた機械ばかりで、高額な修理費がかさむ状態だったといいます。
そこから上野さんは、「行動しなければ、前に進まない」という信念のもと「自社生産の復活」を目指し、多くの機械を最新鋭のものに刷新。泉州タオルの歴史を背負う3代目としての強い決意を示した瞬間でした。

現場の苦労も、糸の可能性も、工場経験があるからこそ深い理解をもつ3代目 上野 智行さん(画像提供 株式会社 ウエノ)
現場の苦労も、糸の可能性も、工場経験があるからこそ深い理解をもつ3代目 上野 智行さん(画像提供 株式会社 ウエノ)

「強い土台」を作っても、織りの段階でも糸切れは起こるそうです。職人は糸の張力や織り目の乱れを見極め、細やかな調整や修復をその場で行います。

生地を織り上げたら、タオルの長辺の端(耳)を三つ折りに加工します。

わたしたちが普段目にするタオルの形に近づいてきました
わたしたちが普段目にするタオルの形に近づいてきました

ここで、ある糸に目が留まりました。

「この糸はサイジング(糊付け)をしないの?」というシンプルな疑問が湧き上がってきました。聞くところによると、これは2018年の秋に立ち上げた自社ブランド「泉州美人」に使う糸とのこと。ウエノタオルは、泉州タオルの歴史の中で、新しい価値を創出するため、2018年秋に自社ブランドを立ち上げました。

「泉州美人」(画像提供 株式会社 ウエノ)
「泉州美人」(画像提供 株式会社 ウエノ)

このタオルは、伝統の「後晒し製法」を守りつつ、特殊な撚糸(ねじり合わせた糸)を使用することで、泉州タオルの高い品質はそのままに、より贅沢な使い心地を実現しています。
通常必要な糊付け(サイジング)は、この撚糸自体が高強度であるため省略が可能です。これにより、高速織機にも対応しながらも、糸本来のふんわりとした風合いを損なわない高品質な製品が生まれました。

産地の企業が独自のブランドを作り、品質とオリジナリティを追求することは、かつてノベルティが中心だった泉州タオル全体の競争力とブランド力アップに繋がっています。

こうして織り上げられた生地は、伝統のやわらかさと吸水性を生み出す、「後晒し製法」の現場へとバトンが渡されます。

***

仕上げ加工を終えた生地は、最後にウエノタオルにふたたび送られ、裁断、ヘム(生地の短辺の端)の縫製をもって完成となります。

「泉州美人」のヘム工程は、機械による不良リスクを避けるため、熟練の職人が一枚一枚手縫いで縫製しています
「泉州美人」のヘム工程は、機械による不良リスクを避けるため、熟練の職人が一枚一枚手縫いで縫製しています
完成品
完成品

ウエノタオルは、かつて外部に委託していたヘム工程を上野さんの事業継承を機に内製化しました。上野さんは、この内製化が安定した品質の確保に繋がっていると話します。

***

泉州タオルの真髄! 
「後晒し製法」の現場

いよいよ泉州タオルの最終工程、「後晒し製法」の工場を訪れます。

泉州タオル独特の製法である「後晒し」を一手に担うダイワタオル協同組合は、昭和25年の設立以来、泉州の地で70年以上にわたり、この伝統と品質を支え続けています。泉州タオルの真髄である最終工程は、以下の流れで進行します。

  1. 糊抜き(酵素による分解)
  2. 精練(不純物を取り除く)
  3. 漂白(清潔なベースづくり)
  4. 染色・洗浄
  5. 乾燥(やわらかさの決め手)
作業効率を高め、製造ラインを円滑に流すため、生地を長く繋ぎあわせます
作業効率を高め、製造ラインを円滑に流すため、生地を長く繋ぎあわせます

はじめに、製織を終え届けられた生地は、長い反物状に連結されます。そして綿本来の吸水性を引き出すべく、糊を落とすための酵素や薬剤にじっくりと浸され、次の工程に備えます。

準備が整った生地は、40度~45度の温室で一晩かけ、ゆっくりと糊抜きされます。

通常この工程では強アルカリ性の苛性ソーダなどが使われますが、ダイワタオルでは人体と環境に優しい「耐熱型アミラーゼ酵素」を使用しています。さらにほかの部署で発生した廃熱を利用するなど、徹底した省エネ対策が講じられています。

糊が抜け、無蛍光で仕上げられたこの生地は、「生成りタオル」と呼ばれ、綿本来のやさしい風合いと、タオル地そのものの良さが引き出された状態が特徴です。

近年、自然の風合いを大切にした「生成りタオル」を求める声も多い一方で、「タオルは白ければ白いほど清潔感がある」という認識も依然根強く残っているといいます。

贈り物にもよろこばれる真っ白なタオルは、別工程を経て「より白くする」ための漂白工程へと進みます。

漂白工程の現場には“巨大な炊飯器の内釜”のような圧力釜がずらり!
漂白工程の現場には“巨大な炊飯器の内釜”のような圧力釜がずらり!

糊抜きを終えた生地は、大きな二段積み圧力釜(500kg×2)で漂白されます。

  • 柄物タオル:色が滲むのを防ぐため、白物とは分けて漂白が行われます。
  • 染色しない白いタオル:特に高温で晒され、最高レベルの白さが追求されます。
*写真は柄物のタオルの漂白工程です
*写真は柄物のタオルの漂白工程です

この工程は、タオルに色をつける際のベースを整える大切な役割も担っています。生成りの生地と漂白した生地とでは、染料の発色性が変わるため、お客様の求める色合いによって、この工程を経るかどうかが丁寧に決められています。

もう、お気づきかとは思いますが、ここまでの工程で、タオルは長い時間水に晒されています。しかし、ここからが「後晒し」という伝統のスゴイところです。

残留した薬品や不純物を完璧に洗い落とすために、お湯の槽(そう)に5回水の槽(そう)に5回と、時間をかけてさらに念入りに晒していきます。

タオル生地に含まれている処理液(水・薬品など)を可能な限り取り除いてから洗浄工程へ
タオル生地に含まれている処理液(水・薬品など)を可能な限り取り除いてから洗浄工程へ
お湯の槽に5回
お湯の槽に5回
水の槽に5回
水の槽に5回

こうして漂白を終え、ベースが整ったタオル生地は、(必要であれば)大きな染色機で色付けされます。

染色された生地は洗浄工程を経て、乾燥工程へと移ります。ここでは、主に以下の3種類の乾燥機が使われます。

  • シリンダー乾燥:熱した金属の筒(シリンダー)に巻き付けて熱を伝える方法。
  • 熱風乾燥:密閉された乾燥室に熱風を送り込み生地を通過させる方法。
  • タンブラー乾燥:機械の中を熱風の力で巡回させて、タオルをふっくらと仕上げる方法。

どの方法で乾燥させるかも、お客様の仕上がりのニーズにあわせて決められています。
たとえば、タオル生地にプリントを施す場合は、パイルが平坦になるシリンダー乾燥が、贈答用や泉州美人のように特殊な糸を使ったタオルは、過度な力がかからない熱風乾燥がふさわしいそうです。

シリンダー乾燥
シリンダー乾燥
熱風乾燥
熱風乾燥

泉州の恵み “水”が紡ぐ伝統

この最終工程において、タオル生地はそのほとんどの時間を、水の中で過ごしていました
まさにその事実こそが、泉州タオルの特徴である驚くほどの吸水性と、肌にやさしい清潔な仕上がりを証明しています。

大量の水を使うすべての工程を支えているのは、和泉山脈から汲み上げる清らかな地下水です。そして、使用した水はそのまま川に戻すのではなく、ダイワタオルが誇る厳格な浄化処理システムで基準値まで水をきれいにしてから放流されます。

工場で使われた排水は、巨大なプール状の調整槽に集められます。この槽の中で、小さな微生物(バクテリア)が糊や染料の残りなど、水中の不純物を分解し、浄化してくれます
工場で使われた排水は、巨大なプール状の調整槽に集められます。この槽の中で、小さな微生物(バクテリア)が糊や染料の残りなど、水中の不純物を分解し、浄化してくれます
不純物が分解され、沈殿した後のきれいになった水が、上澄み液として分離されます。この上澄み液が環境基準を満たしていることを確認した上で川へ放流します
不純物が分解され、沈殿した後のきれいになった水が、上澄み液として分離されます。この上澄み液が環境基準を満たしていることを確認した上で川へ放流します

すぐ目の前に流れる樫井川では、カルガモの親子が仲良く水浴びをしていました。この伝統が、川の豊かな生態系を守っていることを実感します。

長い歴史の中で、高級品ではなく日常品として位置づけられていた泉州タオルが、これほどまで多くの工程を経て、水資源と環境への深い責任とともに作られていたことに、深く感銘を受けました。

地域へ感謝を込めて
「アウトレット大バザール」

このような地域との共生を大切にする想いで開催されるのが、年に2回の「アウトレット大バザール」です。

ふだんは、ネット販売や百貨店などへの卸売が主であるウエノタオルの高品質な泉州タオルが、この日ばかりは「地域へ感謝を込めて」大奉仕されます。

「UENO TOWEL」アウトレット大バザール

開催日:11月9日(日) 10:00~16:00
会場:ウエノ配送センター前
住所:泉南市樽井4-1-13
(Googleマップ参照)

【駐車場について】
当日は、「キリン堂」 樽井店の駐車場をご利用いただけますが、駐車スペースに限りがあるため、近隣にお住いの方は、徒歩または自転車でのご来場にご協力をお願いいたします。

【お支払方法】
お支払いは現金のみとさせていただきます。

【特典について】

・「キリン堂 」樽井店にて2,000円(税込)以上お買い上げで、ハンカチを1枚プレゼントいたします。(*タオルを500円(税込)以上お買い上げのお客様限定)
・UENO TOWELのInstagram または LINEをご登録いただいたお客様には、さらにハンカチを1枚プレゼントいたします。(*会場での登録限定。お一人様1枚限り)

このセールは、いわゆる「B品」と呼ばれるタオルのアウトレットですが、上野さんは「粗悪品は出さない」と断言されており、商品はすべて職人の手で不具合(ほつれ・汚れ)が補修されています。(*ごくわずかなシミやパイルの引っ張りなどが残る場合もあります。)

今回ご紹介した「泉州美人」をはじめ、上質な泉州タオルが半額ほどで手に入るとあり、春の開催時には、開店と同時に行列ができるほどの賑わいを見せました。

春に開催された時の様子(撮影日 2025年4月27日)
春に開催された時の様子(撮影日 2025年4月27日)

泉州タオルの「品質」と「お値打ち価格」を同時に実感できる貴重な機会です。ご自宅用はもちろん、高品質な泉州タオルは帰省土産としても喜ばれます。

地域に根づく産業を未来へつなぐ「アンカー」は地元のみなさんです。
ぜひ、会場に足をお運びいただき、この伝統を未来へつなげてください。

☆品揃えのイメージはコチラの記事からご確認いただけます。

【関連記事】

汗ばむ季節に重宝する上質な「泉州タオル」4/27大特価セール開催!50%オフは年に2回だけ(外部リンク)

「泉州美人」は、泉州タオル館 りんくうプレミアム・アウトレット店(外部リンク)でも、常時10%オフでお買い求めいただけます。

さいごに

今回の取材にあたって、今治と泉州、両ブランドのタオルを同時に手に取ってみたくなり、手を拭いたり顔を拭いたりして、3日間その使用感を試してみました。

棚に並べた (左)「泉州美人」と(右)今治タオルの比較
棚に並べた (左)「泉州美人」と(右)今治タオルの比較

同価格のフェイスタオルですが、「泉州美人」は、撚りのかかった糸を使用しているため、写真からもそのふんわり感が伝わります。
一方、今治タオルのこのシリーズは、フラットで軽やかな風合いが特徴です。

風合いの違いはあるものの、どちらのタオルも圧倒的な吸水性と心地よい肌触りを兼ね備えており、日常的な「使い心地」においては優劣をつけがたいという結論に達しました。

*本検証に使用した製品は、(左)「泉州美人」(商品名:『泉州美人』、カラー:雲母)と、(右)今治タオル(商品名:『いつものタオル2』、カラー:ホワイト) 各1,320円(税込)です。

「泉州タオル」が今治に知名度で劣るわずかな理由。

それは、マーケティング戦略の違いと、不器用ながらもひたむきに伝統の製法と品質を守り続けた結果、その価値を伝える機会が少なかったことにあるのかもしれません。

(画像提供 株式会社 ウエノ)
(画像提供 株式会社 ウエノ)

【基本情報】

130余年の伝統を誇る「泉州タオル」

〈取材協力〉
株式会社 ウエノ 代表取締役 上野 智行 様
エムアンドワイ株式会社 顧問 五味 義文 様
ダイワタオル協同組合 工場長 食野 太郎 様 
神藤 克人 様

ウエノタオル 公式ホームページ
(外部リンク)

*記事内容は取材当時のものです。

この記事を書いた人

旅する日々の記憶と記録。matka08
ライター

旅する日々の記憶と記録。matka08

大阪・泉州在住。
7年の広告制作ディレクションを経て、2022年から4年間、Yahoo!ニュースにて地域記事を執筆。
計8回の最優秀記事賞(MVA)を受賞。
2026年春、同メディアの筆を置き、現在はウェブメディア等での執筆を続けながら、自身のマガジン『Blank.』の創刊に向けて、日々奮闘中。
フィルムカメラとノートが相棒。

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