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大阪府 -泉南郡

【泉南郡】絶品「保証つき」は創業45年老舗割烹料理店の実力だから。絶対に裏切らない『880円定食』

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旅する日々の記憶と記録。matka08

悠久の自然が息づく岬町淡輪に、45年の歴史を紡ぐ割烹料理店があります。
幾多の時代を見つめてきたかのようなその姿は、訪れる者に深い風格を感じさせ、一見入りづらい印象も。ところが、バブル期に少し高めの価格設定だった料理が、時代を経て、その実力はそのままに親しみやすい価格へと生まれ変わっています。

リーズナブルかつ本当に美味しいものが、ここにあります。

創業45年「割烹 くにべ」

45年の長きにわたり、この地で愛され続ける「割烹 くにべ」
昼時には常連客で満席になるなど、地域の味処として親しまれています。
今回の取材は、店内が混雑するお昼時を避け、14時頃に伺いました。

美しい花々が飾られた清潔な店内は、まさに老舗割烹料理店の風格そのもの。
昭和を感じさせる懐かしさと上品で落ち着いた空間に心が和みます。

カウンター席やテーブル席、小上がり席のほかに、団体で利用できる広々とした個室もあります。

なにを食べても美味しい

メニューは、「とんかつ定食」「からあげ定食」「カキフライ定食」各1100円(税込)のほか、「親子丼」「カレーライス」「焼き飯」各880円(税込)など、どれも驚くほどリーズナブル。

その他、一品ものや焼き物、煮物、揚げ物、天ぷら、各種ドリンクなど、メニューレパートリーが豊富です。

じっとメニューを眺めていたら、阪南市からお越しだという常連のマダムが声をかけてくださいました。「この店はなにを食べても美味しいわよ。煮物なんてなだ万や吉兆に匹敵するくらい美味しいんだから。わざわざ遠くへ行かなくてもここに来ればいいのよ。こんな店なかなかない」と熱量高めのコメントをいただきました。

そのマダムが食べていたメニューは、「にぎり」1100円(税込)

「にぎり」1100円(税込) ネタがプリプリで分厚い!
「にぎり」1100円(税込) ネタがプリプリで分厚い!

和歌山市中央卸売市場や淡輪漁港の漁師さんから仕入れた鮮度抜群の魚で握った寿司8貫がこの価格。本日のネタはマグロ2種(メバチ・ヨコワ)、イカ、サーモン、タイ、カンパチ、エビ、鰻。ネタの分厚さ、新鮮さが写真からも伝わると思います。

先日訪れたときは、「牛カツ定食」1500円(税込) をいただきましたが、これがまたサクサクふわふわで美味なのです。確かな素材と丁寧な下ごしらえをその味わいから想像し、ほかの料理も美味しいに違いないと、本日の取材に至ります。

絶対に裏切らない『880円定食』

「日替わり定食」880円(税込)
「日替わり定食」880円(税込)

今回は880円の「日替わり定食」に注目します。

本日のメイン料理は、からあげです。

信じられますか? このボリュームで880円ポッキリです。
さらに、食後にデミタスコーヒー(半分のカップ)のお楽しみ付きです。

信じられないほどのボリューム!
信じられないほどのボリューム!

にんにくとしょうが利いたタレにじっくり漬け込んだ鶏肉は、やわらかくてとてもジューシー。
さっくりと揚がった衣にも、お肉にも、味がしっかり染み込んでおり、一つでご飯がどんどん進む満足感です。

レモンをギュッとしぼっていただきます
レモンをギュッとしぼっていただきます

お椀からあふれんばかりの豚汁は、若大将 國部 成利(くにべ なりとし)さんのお母様が腕によりをかけた、おふくろの味。じっくりと煮込んだ野菜の甘みと豚肉の旨味が凝縮された一杯で、ひと口すすると、その「実家感」に からだも心もじんわりと温まります。

「日替わり定食」の汁物は、味噌汁の日もあれば、粕汁、豚汁の日もあるそう。
お母様の気分で繰り広げられる汁物の演出も乞うご期待。

副菜も一つひとつにこだわりが感じられ、たとえば「マカロニサラダ」は、野菜の食感にあわせた絶妙なマカロニの茹で加減に感動したり、「金時豆の煮もの」が、甘いだけでなく、しっかりおかずとしての役割を果たすしょっぱさもあわせ持っていることに感心したり。

キャベツの浅漬けすら、ほかにはない味わいで美味しく食べ進めることができました。

“愛情料理”とは、こういう料理のことを言うのだと、心の込もった料理の美味しさに感動しました。

絶対に裏切らない『880円定食』ここにあり。

芳醇な香りと苦味が感じられる食後のデミタスコーヒーも美味
芳醇な香りと苦味が感じられる食後のデミタスコーヒーも美味

「日替わり定食」は、日曜・祝日を除く11時から14時、1日30食限定です。

継承して30年。今も「若大将」と呼ばれる理由

現在の駐車場がある場所で、若大将のおばあさまが切り盛りしていた小さな食堂が「割烹 くにべ」のはじまりです。その温かい食堂は、当時とても賑わっていたといいます。

「たばこ販売」の窓口は、当時食堂で使用していたものをそのまま移設(現在、たばこの販売はおこなっていません)
「たばこ販売」の窓口は、当時食堂で使用していたものをそのまま移設(現在、たばこの販売はおこなっていません)

その味と想いを受け継ぐべく、若大将のお父様が1980年に創業した同店は、創業以来、旬の食材を丁寧に調理し、こだわりの料理を提供し続けています。

大阪の料亭で腕を磨き、1995年に店を継いだ國部さん。なぜ今も“若大将”と呼ばれているのか尋ねたところ「おやじが現役だから」という、微笑ましい答えが返ってきました。

多くの銘柄のお酒も揃う
多くの銘柄のお酒も揃う

現在は、主に國部さんが調理を担当し、お父様とお母様がサポートするカタチで店を切り盛りしています。

バブル期の頃は、割烹料理店としての心意気もあり、料理の価格は今よりも高めでしたが、20年前から時代の流れにあわせ、徐々に親しみやすい価格へと変更。
「本格割烹のこだわりはそのままに、手頃な価格で楽しめる」と、その味を知る地元の方々で、日々賑わっています。

880円の「日替わり定食」は、焼き魚やトンカツ、市場で仕入れた活きのいいお刺身が登場する日も。2年前に一度値上げに踏み切るも、今もなお物価高騰の波を受け続け、頭を抱えながらも踏ん張る姿が印象的でした。

同店は、和食以外にも洋食の魅力もあります。なんと、創業当時から、ハンバーグやスパゲッティ、焼肉定食は、鉄板で登場します。

そういえば、マダムがこんなこともおっしゃっていました。

「熱々の鉄板で出てくるスパゲッティだって最高なんだから!」

次は、ぜひその味を堪能したいです。
みなさんもぜひ。

【基本情報】

店名:「割烹 くにべ」
公式ホームページ(外部リンク)
住所:大阪府泉南郡岬町淡輪5746-25
(Googleマップ参照)
Tel:072-492-3040
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
駐車場:あり
取材協力 「割烹 くにべ」
若大将 國部 成利 様
*記事内容は取材当時のものです。
*団体予約・弁当注文時は閉店の場合あり。事前にお電話にてお問い合わせの上お出かけ下さい。

この記事を書いた人

旅する日々の記憶と記録。matka08
ライター

旅する日々の記憶と記録。matka08

大阪・泉州在住。
7年の広告制作ディレクションを経て、2022年から4年間、Yahoo!ニュースにて地域記事を執筆。
計8回の最優秀記事賞(MVA)を受賞。
2026年春、同メディアの筆を置き、現在はウェブメディア等での執筆を続けながら、自身のマガジン『Blank.』の創刊に向けて、日々奮闘中。
フィルムカメラとノートが相棒。

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