【上田市】アスレチックと癒しのご近所冒険 山城跡をたどって奇岩の山へ!
WRITTEN BY もりのりこ
千曲川沿いに現れる美しい桜のトンネル。
「牛に引かれて善光寺参り」の舞台、布引観音の近くに地元の方々から愛される桜の名所があります。今回は、昭和のはじめに走っていたローカル線の廃線跡にある桜の並木をご紹介します。


桜の時期になると、千曲川にかかる布引大橋から見下ろす川沿いの道路に桜並木が現れます。

この並木道は、かつて小諸駅から布引観音を経て島川原駅まで走っていた布引電鉄の線路沿いに植えられたもの。今でも、春になると桜のトンネルとなって人々を迎えます。

例年、桜の見頃は4月上旬から中旬にかけてですが、今年はどうでしょうか。


4月10日の様子はこの通り。
見頃はまだ先のようでした。

布引電鉄は、昭和の初め、わずか数年間だけ運行していた小さな私鉄です。



小諸の商人たちが中心となり、地域の発展や観光開発を目指して敷設されましたが、経営難により短命で終わります。
ほんのわずかな期間で終わった布引電鉄ですが、その名残は今もいくつか残っています。

こぶし街道と呼ばれる県道40号線、布引観音のあたりにある橋脚の残骸と言えばピンとくるでしょうか。これは、当時4基あった橋脚のひとつで、当時の様子をリアルに伝えています。


そして、橋脚から700mほどのところに押出駅跡があります。勾配に設けられていたこの駅は、スイッチバック方式を採用していたそうです。

ーいかがでしたか
地域の人々に大切に守られてきた桜並木。開きはじめた桜を探しながら廃線跡を歩き、昭和の風景に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
布引電鉄跡・沿線の桜並木(押出の桜)
住 所:長野県小諸市丙(押出地区)
駐車場:駐車場はありません。
取材協力:コミュニティテレビこもろ様、一般社団法人 こもろ観光局様
貴重な資料をご提供いただきありがとうございました
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東京・渋谷出身。東京と長野を拠点にあちこち巡るヒト。
伝統の中にある新しさ、ここにしかない風景、人との出会いを求め、旅しています。ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。信州登山案内人、全米ヨガアライアンス