【上田市】アスレチックと癒しのご近所冒険 山城跡をたどって奇岩の山へ!
WRITTEN BY もりのりこ
コーヒーではなく珈琲。
カタカナより漢字のほうがしっくりとくるのが亀山珈琲焙煎所の珈琲。今回は、その1杯から得る楽しみと、今だからこそ考えたい、その価値についてお話を伺いました。


店内に並ぶのは焙煎から7日以内の新鮮な豆。

「選び方がわからない」そんな声に応えてくれるのが、店主の亀山陽介さん。好みの珈琲を一緒に探してくれる初心者にやさしい専門店です。


今回、選んだのは「コスタリカ ボルカンアスール(ピーベリー)」という銘柄。
ひと口含むと、ほどよい酸味としっかりとしたコク。時間を置くとすっきりとした印象に変わります。普段は飲まない種類を試したり、繊細な風味の変化を楽しめるのも、専門店ならではの魅力。


豆を挽いた瞬間に弾ける香ばしい香り。お湯を注ぐと、香りが軽やかに変化していきます。

「淹れている時間が好き」と語る亀山さん。

豆を選び、自分の道具で淹れる珈琲。豆の香り、ドリップを待つ間、そんな時間も楽しみにつながります。
自宅でも、10分あれば珈琲を淹れられます。その10分をどう使うかで、その日が変わるかもしれません。


「この1杯があれば、いいスタートが切れる、1日が変わる」
そんな珈琲の力を感じる時間でした。

ここ数年、珈琲豆が高くなったと多くの人が実感しているでしょう。ニュース等で見聞きしたことしか伝えられませんが…と前置きした上で、高騰の背景について亀山さんが説明してくれました。昨年末から生豆価格が急激に高騰したことの影響は大きく、さらに値上げが続きそうです。

1本の木から採れる豆は、珈琲40杯分くらいだそうです。私たちが口にするまでに、多くの人が関わり注いできた手間と愛情を思うと、その1杯の価値とはどれくらいだろう。改めて考えるにはいい機会かもしれません。

亀山珈琲焙煎所がオープンして6年。じわじわと上昇する生豆価格を「見ないふりしていた」そうですが、とうとう、価格の見直しが必要になりました。「生豆の価格がオープン時の2倍以上になり、単純にこれまでの上昇分を価格に反映すると、1.5倍近い値上げになってしまう。でも、お客様にとってどうだろうか?」
悩み抜いた末、喫茶メニューの珈琲価格は据置き、豆の販売価格のみギリギリのラインで4月から改定しました。丁寧に説明をしてきたこともあり、お客様は亀山さんの決断を理解してくれ、「今までよくやってくれていたね」と労いの声もあったようです。

亀山さんが大切にするのは「地域のお客様」。値上げは避けられないけれど、「日常生活のかたわらにある珈琲」を届けたい。珈琲を楽しむ入口のような存在でありたい。
そんな亀山珈琲焙煎所の1杯から、珈琲の楽しみを広げてみてください。
毎日1日1組限定の珈琲教室や、月1回、珈琲の世界への入門編の「珈琲の選び方教室」。2か月に1回「J.C.Q.Aコーヒーインストラクター3級講習会」も開催しています。
※「珈琲の選び方教室」「J.C.Q.Aコーヒーインストラクター3級講習会」についてはSNSやお店の案内でご確認いただけます
自家焙煎珈琲店 亀山珈琲焙煎所
住所:長野県上田市中央五丁目6-26
電話:0268-80-9274
営業時間:10:30 ~ 19:00、日曜日は 17:30まで
定休日:金曜日
駐車場:6台分
アクセス
電車で)上田駅から徒歩15分
車で)上田菅平ICより車で10分
公式サイト:亀山珈琲焙煎所(外部リンク)
Instagram:kameyamacoffee(外部リンク)
Facebook:亀山珈琲焙煎所(外部リンク)
取材・校正協力:亀山珈琲焙煎所 亀山陽介様
SHARE:
東京・渋谷出身。東京と長野を拠点にあちこち巡るヒト。
伝統の中にある新しさ、ここにしかない風景、人との出会いを求め、旅しています。ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。信州登山案内人、全米ヨガアライアンス