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長野県 -小諸市

【小諸市】竹藪の奥へ… ちょこっとミステリー 巨石と城跡をめぐる小諸さんぽ

【小諸市】竹藪の奥へ… ちょこっとミステリー 巨石と城跡をめぐる小諸さんぽ
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もりのりこ

空から落ちてきたかのように、ただそこに在る不思議な巨石。竹藪の奥に、時を忘れたかのようにひっそりと眠る城跡ふたつのミステリーを訪ねる小諸さんぽをご紹介します。

・まずはだんご石へ

数代分の駐車スペースあり

だんご石があるのは、R18「押出入口」の信号を曲がり、千曲川に向かう途中。

遠目にも際立つ違和感

まるで空から落ちてきたかのように、畑の中にぽつんと佇むその巨石には、こんな伝説が残されています。

むかし、寛保2年(1742年・戌の満水)いく日もいく日も雨がふりつづきました。“ドドーッ ゴーゴーゴーガラガラ”大きな音といっしょに山がぬけました。
やまのような土石流が小諸のご城下をおそったのです。
人々は命からがら逃げまどいました。
やっとのことで大水もおさまった、ある日のことです。
押出の村で畑の方へ見回りに行った人がとび帰ってきました。
畑のまん中に大きな大きな、ほんとに見たこともないほど大きく、まんまるな石が、どんとすわっていました。
「まるくていいかたちじゃねえかい」「だんご石とでも言う
ことにするかなぁ」と「だんご石」と名づけました。

突然現れたとんでもない巨石を前に、のんびりしたやりとりがおかしみを感じさせます。

・圧巻の大きさ

石と呼ぶには大きすぎる

まず驚くのがその大きさ。2階建の家くらいの高さがあります。

説明板によると高さ約5m、周囲約22m

まるで巨大なおはぎのような姿は、のどかな田園風景の中ではかなりの違和感!

一周してみたがコンパスに異常なし

「鉄分を含んでいるのか、石に近づけると方位磁石が狂う」との噂も耳にしましたが、実際に試してみると、磁石の乱れは確認できませんでした。

・霧窪城跡へ トンネルの先は不思議空間

侵入者を阻むかのような竹藪
ノスタルジックな遊具は現役のようだ

霧窪城跡までは、だんご石から押出公園を目印に歩いて10分ほど。

地元の方により登り口が整備されています

道路にはみ出すほどに膨らんだ竹藪沿いに立つ「霧窪城跡登り口」の看板が目印です。

三角形に盛り上がったところは本廓

竹のトンネルを枝をかき分け進むと、やがて開けた場所に出ます。

至る所にある石垣

そこは、中世の城跡らしきものから近世の畑跡のようなものまで…石垣に囲まれた不思議な空間。

・本丸にそびえる鉄塔

古そうな石祠

一際高くなっているところが本廓跡と言われています。急な斜面をロープ頼りにのぼりきると、そこにあるのは古い石の祠と鉄塔。

仁王立ちしているようにも見える鉄塔

かつての城は、今や鉄塔へと姿を変え、平和な時代の街を静かに見守っているようでした。

トンネルを抜けて現実に戻ります

鉄塔からさらに奥へ進むと竹藪に突き当たります。そして、再びトンネルを抜け押出の集落へ。アスファルトの道を走る軽自動車の音に、現実へ引き戻されたような感覚に包まれるかもしれません。

ーーいかがでしたか

令和と中世と江戸、そして昭和時代の空気も色濃く残る小諸の小トリップ。いつもと違う散歩道では、新しい発見に出会えるかもしれません。ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

だんご石

住所:長野県小諸市滋野甲

アクセス:

車)上信越自動車道 小諸ICから約4km

電車)しなの鉄道「滋野」駅から約3km

滋野駅からはがシェアサイクルが便利

とうみシェアサイクル(外部リンク)

「霧久保」と表記されることもありますが本記事では「霧窪」に統一しました。

この記事を書いた人

もりのりこ
山から山へ旅するライター

もりのりこ

Website: https://note.com/noriko_mori448

東京・渋谷出身。東京と長野を拠点にあちこち巡るヒト。
伝統の中にある新しさ、ここにしかない風景、人との出会いを求め、旅しています。ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。信州登山案内人、全米ヨガアライアンス

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