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京都府 -京都市

【京都市】日本初70mmフィルム撮影、制作8年禅に伝わる「十牛図」が壮大な日米台合作映画『黒の牛』!

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RICA

京都にあるミニシアターの中でも私も何度も足を運ばせてもらう「京都シネマ」。

高津商会の小道具たちも活躍している映画などが数多く上演されています。

その中でも特に気になる映画「黒の牛」。

監督も高津商会に訪問いただき、色々と話をお聞きする中で、私も気になったポイントがたくさん詰まっている壮大なスケールの素晴らしい映画です。

日本初70mmフィルム撮影、制作8年、禅に伝わる「十牛図」が壮大な日米台合作映画に!監督:蔦哲一朗 主演:リー・カンション 出演:田中泯 音楽:坂本龍一

2024 年東京国際映画祭でプレミア上映され、第 49 回香港国際映画祭にて日本映画初の火鳥賞(グランプリ)を受賞した映画『黒の牛』(蔦哲一朗監督)が、1 月 23 日(金)より京都で公開。大盛況のなかスタートしてます。

禅の教えとは、作品の根幹に迫る! 1/31(土)と 2/6(金) 京都シネマにてトークイベント決定!

本作の公開を記念し、京都シネマにてトークイベントを開催することが決定。

「十牛図」に象徴される<禅>の世界は本作の着想に多大な影響を与えています。

1/31(土)のトークイベントにゲストで参加する京都・ 妙心寺退蔵院の副住職である松山大耕氏は、作品における禅的思想の道標として、作品発端時より協力をされ、作中「十牛図」の詩も筆されています。

また、2/6(金)には、映画『国宝』で歌舞伎役者・小野川万菊役で強烈な印象を残し、昨年の文化功労者にも選ばれたダンサーの田中泯が本作に禅僧役として出演。

監督である蔦哲一朗と本作を語る深いトークセッション!

なかなか聞くことができないような撮影現場での話などを聞けそうなので、私も楽しみです。

皆様もこの貴重な機会をお見逃しなく!

トークイベントの詳細は以下です。

トークイベント1

1/31(土) 14:10 回上映終了後

会場:京都シネマ(京都市下京区水銀屋町 620 COCON 烏丸 3FF)

登壇:松山大耕(妙心寺退蔵院 副住職)、蔦哲一朗(本作監督)

トークイベント2

2/6(金) 12:55 回上映終了後

会場:京都シネマ(京都市下京区水銀屋町 620 COCON 烏丸 3FF)

登壇:田中泯(本作出演)、蔦哲一朗(本作監督)

「凄い」「こんな映画自分には撮れない」「劇場以外での視聴を禁止に」…映画のプロが絶賛!コメント到着

行定勲氏、横 氏、小田香氏、ツァイ・ミンリャン氏など国内外の映画監督をはじめ、映画に関わるプロフェッショナルやアーティストから絶賛の声が到着しています。

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『黒の牛』に寄せられた絶賛コメント

李康生、ふくよ(牛)、田中泯たちは、美しく厳しい自然や人々の営みの中に確かに存在し、雨、小川、草地、田、水の中を歩き、火 の光の中で理解していく。探し求め、発見し、教えを受け、中間領域の様々な境界を旅する。 この映画は、それを美しく記録した詩的なドキュメンタリーだと思います。――高谷史郎(ダムタイプ)

ほとんどの画面に霧や湯気や煙が漂っている。水辺林下、鼻索牢牽、身横牛上といった十牛図の文言が、監督ゆかりの祖谷などで忠実に映像化されている。最後の場面は不立文字ならぬ不立 s 映像の宣言だろう。文字や映像が禅を会得させることは決してなく、しかし頓悟のきっかけにはなるかもしれない。霧や湯気、祖谷の風景、役者の風貌、坂本龍一の音楽など、神ならぬ仏は細部に宿っている。70mm フィルムの使用はゆえなきことではない。――小崎哲哉(ジャーナリスト/アーツ・プロデューサー)

たゆたう静謐さとスリリングな獰猛さが絶妙にうねり重なる、映像と音響の圧倒的スペクタクル時空間体験。始原的な環境と人と黒牛

の共振共鳴の一体感は無論だが、画面を覆い尽くす靄(もや)や雨や光の多彩な表現が特に素晴らしく、圧巻のクライマックス第七図と第八図の下りでは意識が変性した。凄い。――石井岳龍(映画監督)

こんな映画を作ってみたいと一度は思うが、なかなか作ることの出来ないような領域の映画を、蔦監督は執念で完成させた。 そこには神が味方して奇跡を起こしたかのような映像美しか映しだされない。そんな、傑作である。――行定勲(映画監督)

蔦哲一朗の眼差しに、あらためて心を動かされました。 リー・カンションがこれほど澄みきった作品に身を委ねたことを誇りに思います。――ツァイ・ミンリャン(映画監督)

フィルム撮影に賭けるこの蛮勇は、もはや映画の最尖端としか言いようがない。

――岡田秀則(フィルム・アーキビスト)※『黒の牛』パンフレットより抜粋

ひとりの人間と一匹の牛 on 地球。 『黒の牛』で丹念に紡がれる美しいイメージは、単に美的な欲求を満たして良しとするものではない。土を踏みしめるような身体的感触 が、その有限性が、確かに息づいていく感覚がある。蔦さんの映画は、宇宙的視座をもってこの感覚の刹那と悠久のなかに生きている。 『黒の牛』という映画の稀有さ、大胆さ、その勇敢な在り方を、多くの方々に感じてもらいたい。――小田香(映画作家)

フィルム撮影の粒子が大画面を覆い、失われた時間を強調していて釘付けになった 消費されるだけのゴミのような映像ではなく、崇高な美術品と対峙したような時間と物語 こんなにも儀式めいた鑑賞にはなかなか出会えない 劇場以外での視聴を禁止にしてほしい――重森豊太郎(撮影)

「自然のエレメント」による映画。現代の映画でありながら、表層的な美意識による模倣ではなく、まるで別の時代に属する映像そのもの をカメラが捉えているかのような感覚を味わえるのは、きわめて稀で、貴重な体験です。 『祖谷物語-おくのひと-』で四季を鮮やかに描いた蔦監督ならではの自然主義的な画面構成は、吹き抜ける風、立ちのぼる霧や靄 の一つひとつを監督自身が呼び起こし、形づくっているかのようです。 しかし最大の功績は、その自然主義が、観客がほとんど気づかないうちに、静かな表現主義へとゆっくり移行していく点にあります。 ――ジョナサン・デイヴィス(映画監督『トポロジー・オブ・セイレーン』)

激しい雨音を貫いて聴こえてくる人間と牛の息遣いの強さはわれわれの身体に凶暴に侵入してわれわれに予め埋め込まれた人間の言 葉を解体していく――樋口泰人(映画評論家)※『黒の牛』パンフレットより抜粋

ただそこで生きる人と牛フィルムに焼き付いたその営みは 現代生活の嘘と脆さを照射する――福永壮志(映画監督)

蔦監督が切り取る険しくも美しい自然と、そこに在る李康生の姿を見ているだけで なぜだろう、幸せな気持ちになってきた。途中現れる黒い牛の予測不能の動物性に画面は 緊張を帯び、かつさらなる幸福感へと誘ってくれる。こんな映画、自分には撮れない。――横浜聡子(映画監督)

動いている牛を見ているだけで面白い。わくわくする。こんなことがあっただろうか。 最後は、とんでもない場所に見ている者を連れて行ってくれる。すごかった。 この数年は『黒の牛』があれば映画はそれでいい。そう思えさえもする。必見。――瀬々敬久(映画監督)

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『黒の牛』<STORY>急速に変わりゆく時代。住む山を失い、放浪の旅を続けていた狩猟民の男は、山中で神々しい黒い牛と邂逅

する。男は抵抗する牛を力ずくで連れ帰り、人里離れた民家で共に暮らしはじめる。生きるために大地を耕しはじめた男と牛だったが、自然の猛威の前に、息を合わせることができない。しかし、ある禅僧との出会いをきっかけに、次第に心を通わせていく──。

監督・脚本・編集:蔦哲一朗/プロデューサー:市山尚三、エリック・ニアリ、黄インイク、アレックス・ロー/共同プロデューサー:饒 紫娟/撮影監 督:青木穣/脚本:久保寺晃一、上田真之、熊野桂太/美術:部谷京子/衣装:大塚満/録音:岩間翼、大町響槻/サウンドデザイン:周震、松野泉/音 楽:坂本龍一/出演:リー・カンション、ふくよ(牛)、田中泯、須森隆文、ケイタケイ
(2024 年/日本=台湾=アメリカ/114 分/スタンダード&シネマスコープ/5.1ch サラウンド/白黒&カラー)

京都シネマ

〒600-8411 京都府京都市下京区水銀屋町620 COCON KARASUMA3F

(Yahoo!ニュース掲載2026年1月28日)

この記事を書いた人

RICA
LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト

RICA

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。
フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。
日本映画の発祥時より美術装飾や小道具、祭などに携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術、伝統工芸、伝統産業や教育まで幅広く活躍中。
『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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