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京都府 -京都市

【京都市】西陣・興聖寺で「京の冬の旅」特別公開 日本最大級の達磨図と古田織部ゆかりの禅寺を体感

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RICA

普段は見学することのできない貴重な文化財を特別公開する第60回「京の冬の旅」では初公開を含む15ヵ所で、貴重な文化財の数々を期間限定で特別公開中。

今回は、2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公・豊臣秀長と兄・秀吉ゆかりの地です。

その中でも、私の大好きな古田織部ゆかりの禅寺が特別公開中です。

~日本最大級の「達磨図」 古田織部公ゆかりの禅寺~

京都市上京区・西陣に佇む禅寺「興聖寺(こうしょうじ)」が、冬の恒例企画「京の冬の旅」キャンペーンの一環として特別公開され、通常は非公開の文化財や貴重な寺宝が公開されています。

<見どころ> 
本堂(仏殿)「雲龍図」、秀長の家臣・藤堂高虎寄進の達磨像と日本最大級の「達磨図」、方丈「海中写真」の襖、茶室「雲了庵」、降り蹲踞

古田織部公ゆかりの寺として知られる同寺では、日本最大級とされる「達磨図」をはじめ、見応えある襖絵や茶室建築が来場者の関心を集めています。

興聖寺は、桃山文化の美意識を今に伝える禅寺で、茶の湯文化とも深い関わりを持ちます。

戦国武将であり茶人としても名高い古田織部との縁を持ち、武家文化と禅、そして茶の湯が交差する歴史的空間として評価が高いです。

今回の特別公開でまず注目を集めているのが、本堂(仏殿)天井に描かれた迫力の「雲龍図」。

見上げる角度によって龍の表情が変わるように描かれ、堂内に力強い気配を生み出しています。

参拝者からは「まるで天井から舞い降りてくるようだ」との声も聞かれました。

さらに大きな見どころが、秀長の家臣として知られる武将・藤堂高虎の寄進による達磨像と、日本最大級とされる「達磨図」。

大胆な筆致で描かれた達磨図は、禅の精神性と芸術性が融合した圧巻の作品で、寺の象徴的存在となっている。禅宗美術のスケールと迫力を間近で感じられる貴重な機会。

方丈では、異色の意匠として知られる「海中写真」の襖絵も公開。

静謐な禅寺の空間に海の世界を取り入れた表現が独特のコントラストを生み、訪問者の印象に強く残る。

伝統と近代感覚が同居する点も、興聖寺の魅力の一つだ。

大切なお経の修復や保護についてなどもお話を聞きました。

また、茶道ゆかりの茶室「雲了庵(うんりょうあん)」も特別公開されています。

織部好みを思わせる意匠が随所に見られ、質素の中に美を見出す“わび”の精神を体感できる造りとなっています。

あわせて、格式ある石組みの「降り蹲踞(おりつくばい)」も見学でき、茶事の作法と美意識を立体的に感じられる構成です。

冬の京都は観光客が比較的落ち着く時期でもあり、文化財をじっくり鑑賞できる絶好のシーズン。

織部流による茶道も体験できますよ!

「京の冬の旅」特別公開では、歴史と芸術、禅と茶の湯が織りなす西陣の奥深い魅力を味わうことができます。

伝統文化に触れる冬のひとときを求め、多くの方々が来訪されます。

西陣 興聖寺

住所 京都市上京区堀川通寺之内上ル2丁目上天神町647

(Yahoo!ニュース掲載2026年1月31日)

この記事を書いた人

RICA
LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト

RICA

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。
フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。
日本映画の発祥時より美術装飾や小道具、祭などに携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術、伝統工芸、伝統産業や教育まで幅広く活躍中。
『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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