【京都市】右京区『太秦』の「太秦キネマ・ストリート」&「大映通り商店街」で日本映画の歴史を体験!
WRITTEN BY RICA

京都市南区にある世界遺産・東寺の歴史的建造物「食堂(じきどう)」において、画家・草場一壽氏の特別展示会が開催され、国内外から訪れた多くの来場者の関心を集めています。
東寺と言えば、高津商会の小道具たちも活躍している映画やドラマの撮影ロケ地としてもよく知られる場所で、平素から私もお世話になっている寺院です。
今回の展示は、仏教文化の中心地ともいえる東寺の空間の中で、現代アートが持つ精神性や祈りのメッセージを体感できる貴重な機会として話題となっています。

食堂は、古くから僧侶たちが食事をとり、修行や法会の一部として使われてきた由緒ある場所。
重厚な木造建築、仏像群、静寂な空気に包まれた空間の中で展示された作品は、通常の美術館とは異なる特別な鑑賞体験を生み出しています。
会場では、陶板を用いた独自技法による色彩豊かな作品が並び、光の加減や見る角度によって表情を変える神秘的な輝きが印象的。
来場者の一人は、「ここでは作品を見るというより、作品と“向き合う”感覚になる。自然と心が静まり、自分の内面を見つめる時間になった」
と語ってらっしゃいました。
草場氏は「いのち」「魂」「祈り」など普遍的なテーマを表現する画家として知られ、スピリチュアルアートの分野でも国内外から評価を受けていはります。
今回の展示では、仏教寺院という精神文化の象徴的な空間で作品を発表することで、芸術が持つ宗教性や哲学性を改めて問いかける試みともなっています。
文化関係者は
「寺院と現代美術の関係は近年世界的にも注目されているが、東寺のような歴史の深い場所での開催は象徴的な意味を持つ」
と指摘されてました。

京都は年間を通じて多くの観光客が訪れる文化都市だが、今回の展示は単なる観光を超えた“精神的体験”としても評価されています。
訪れた外国人観光客からは、
「静かな寺院の空間で現代アートを体験できるのは非常にユニーク」
「日本の精神文化をより深く理解できた気がする」
といった声も聞かれました。
東寺は、平安京遷都の時代から国家鎮護の寺としての役割を担ってきた歴史を持ちます。
そうした背景の中で行われる展示は、文化財の新たな活用の可能性としても注目されています。
寺院空間でのアート展示は、地域文化の活性化や新しい観光資源の創出にもつながると期待されています。
「ここで感じた静けさや祈りの感覚を、多くの人に持ち帰ってほしい」と、展示の意義を強調されていました。
千年の歴史を持つ空間と現代の芸術表現が出会う今回の展示。
京都という都市が持つ“伝統と革新の共存”を象徴する出来事として、今後も関心が高まりそうです。
草場一壽 陶彩画展(東寺・食堂)詳細
会場;世界遺産 東寺 境内 食堂(じきどう)
住所:京都市南区九条町1番地
開催期間;2026年3月1日 ~ 5月31日(会期中無休)
開催時間;8:30 ~ 16:00
入場料;無料(予約不要)
作家在廊予定日(予定)※変更の可能性あり
3月20日~23日
4月24日~27日
5月28日~31日
展示内容
新作を含む陶彩画作品を展示
「鯤」「レインボーターラ」「アマテラス」「太陽の龍」などの作品が公開予定
(Yahoo!ニュース掲載2026年3月15日)
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RICA
京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。
フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。
日本映画の発祥時より美術装飾や小道具、祭などに携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術、伝統工芸、伝統産業や教育まで幅広く活躍中。
『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。