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京都府 -京都市

【京都市】紅葉で知られる高雄三尾で秋を愛でつつ、神護寺の貴重文化財「大師堂 板彫弘法大師像」拝観!

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RICA

京都の秋が急に深まりました。

紅葉の美しさで知られる「高雄」三尾と呼ばれるエリア。

三尾は京都市北西に位置する山に囲まれた愛宕山に連なるエリアです。

高雄(尾)山の神護寺、槙尾山の西明寺、栂尾山の高山寺の3つの山に「尾」があることから、「三尾」とも呼ばれています。

その中でも、「高津商会」の小道具たちが活躍する映画やドラマの撮影でよく知られる「神護寺」さんは、私の大好きなお寺の一つでもあり「高津商会」も大変お世話になっています。

2024年11月撮影
2024年11月撮影

「そうだ京都へ行こう」のポスターでも知られる美しい紅葉で知られる「神護寺」。

神護寺は824年(天長元年)に和気清麻呂(わけのきよまろ)の五男・真綱(まつな)と六男・仲世(なかよ)の要請により、いずれも和気氏の私寺であった神願寺と高雄山寺が合寺し、名称を神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)と改めたのが起源です。ちなみに神願寺は781年(天応元年)に和気清麻呂が河内に創建したとも言われているが、その場所は明確ではありません。高雄山寺も同じ頃に創建され、白雲寺・月輪寺・日輪寺・伝法寺とともに愛宕五寺(愛宕五坊)とも言われました。高雄山寺は天台宗の開祖である伝教大師(でんぎょうだいし)・最澄や真言宗の開祖である弘法大師・空海を相次いで招き、その後一切を空海に付嘱し、真言宗の寺院になりました。その後994年(正暦5年)と1149年(久安5年)に火災に見舞われ、鳥羽法皇の怒りに触れて全山壊滅状態になったとも言われています。
神護寺は高野山真言宗の寺院です。

秋のこの時期は特に弘法大師空海さんがお住まいになられていた、平常は拝観することのできない、大師堂(重要文化財)の厨子がご開帳されます。

(2024年特別許可を得て撮影)
(2024年特別許可を得て撮影)

そこに安置される板彫弘法大師像(重要文化財)が、例年この時期に公開されます。

11月1日~7日の7日間開催される「重要文化財 大師堂特別拝観 板彫弘法大師像」。

板彫弘法大師像は1302年(正安4年)に仏師・定喜が土佐国金剛頂寺の空海像を模刻したものと言われています。

【神護寺大師堂特別公開2025 日程時間】
神護寺大師堂特別公開

2025年(令和7年)11月1日(土曜日)~7日(金曜日)9:00~16:00

特別な拝観記念御朱印の授与もあります。

大師堂特別拝観 板彫弘法大師像
 御開帳  11月1日~11月7日
 拝観時間 9:00~16:00
 拝観料  500円(境内拝観料1,000円が別途必要)
 期間中、拝観記念御朱印を授与いたします。

2024年11月撮影
2024年11月撮影

【神護寺大師堂特別公開 歴史・簡単概要】
神護寺大師堂特別公開(たいしどうとくべつこうかい)・板彫弘法大師御開帳(いたぼりこうぼうだいしごかいちょう)は例年11月1日~7日まで行われています。
大師堂特別公開では大師堂(重要文化財)の厨子に安置されている板彫弘法大師像(重要文化財)が特別に公開されます。
板彫弘法大師像は神護寺略記によると神護寺に入山して自坊・翫玉院(がんぎょくいん)を造営した第89代・深草天皇の第4皇子・性仁入道親王(しょうにんにゅうどうしんのう・性仁法親王)が1302年(正安4年)に仏師・定喜(じょうき)に土佐国金剛頂寺(こんごうちょうじ)の空海像を模刻させて安置したものと言われています。板彫弘法大師像は日本で珍しい板彫像で、快慶が造仏した地蔵菩薩像のお顔のようなみずみずしい張りがあり、右手に三鈷杵・左手に数珠を持っています。
大師堂は桃山時代(1573年~1614年)に建立されました。大師堂は平安時代初期に真言宗の宗祖である弘法大師・空海の住房でだった納涼房(のうりょうぼう)を復興したものと言われています。大師堂は厨子に板彫弘法大師像を安置しています。なお大師堂は桁行左側面四間・右側面五間・梁間三間で、こけら葺きの入母屋造です。

紅葉と共に空海さんのご加護をいただけるのが嬉しいですね♪

【神護寺・大師堂特別公開】
場所・・・京都府京都市右京区梅ヶ畑高雄町5

(Yahoo!ニュース掲載2025年11月6日)

この記事を書いた人

RICA
LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト

RICA

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。
フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。
日本映画の発祥時より美術装飾や小道具、祭などに携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術、伝統工芸、伝統産業や教育まで幅広く活躍中。
『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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