【上田市】アスレチックと癒しのご近所冒険 山城跡をたどって奇岩の山へ!
WRITTEN BY もりのりこ
上信越自動車道・湯の丸サービスエリア(SA)から見える、特徴的な山。
ピンと立った寝ぐせのような木と、きっちり盛り付けたチキンライスのようなフォルムが気になっていた方も多いのではないでしょうか?

今回ご紹介するのは、東御(とうみ)市にある祢津城山(ねつじょうやま 標高815m)。かつての山城跡から、どこまでも広がる優しく美しい景色を眺めてみませんか?ふらっと行ける里山さんぽへ、さっそく出かけましょう。

祢津城山は、中世にこの地を治めた豪族・祢津氏の山城跡。
湯の丸SAから見える、チキンライスのような下之城と、その背後に控える上之城の2つから成り立っています。


下之城は、地元の人々に「城山」と呼ばれ親しまれる存在です。

一方の上之城は、訪れる人も少なく、ひっそりとした佇まい。
短期間で放棄されたとされる城跡は、藪に囲まれ眺望もなく、どこか寂しげな雰囲気を漂わせています。

登山口から山頂までは約30分。


山頂に着けば、佐久方面から小諸や上田までを一望。空気が澄んだ日には、北アルプスも見渡せます。ベンチもあり、お弁当を持ってのんびり過ごすのにぴったり!
ひと休みしたら、ちょこっと探検へ出かけましょう。

山中に寄り添うように並ぶふたつの岩。

触れてみると、岩肌の感触がよく安定しています。実は、クライミング・ボルダリングが楽しめるボルダー(岩)で、4級から3級のルートが設定されています。

下之城から約1km、薄暗い林の中に上之城があります。

広い景色が楽しめる下之城とは対照的に、ここは藪に囲まれた静寂の森。その薄暗さがどこかミステリアスで、時が止まったよう。探検気分を味わうなら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
そして今回は、林道を歩いて姫子沢集落へ下りました。

林道を下り、日本の棚田百選にも選ばれた美しい景色が広がる姫子沢の集落へ。どこか不思議な空気が漂い、山上の秘境といった趣きがあります。

曲がりくねった細道の先は、まるで違う世界へと続いているようでした。
ーいかがでしたか
いつも見ていたあの山、気になっていたあの場所へ。ふらっと出かけてみませんか。田舎の原風景のような祢津の集落は、他にも見どころがいっぱいです!
アクセス
車:上信越自動車道 東部湯の丸I.Cから約5分
電車:しなの鉄道田中駅からタクシー 約10分
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東京・渋谷出身。東京と長野を拠点にあちこち巡るヒト。
伝統の中にある新しさ、ここにしかない風景、人との出会いを求め、旅しています。ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。信州登山案内人、全米ヨガアライアンス