【上田市】アスレチックと癒しのご近所冒険 山城跡をたどって奇岩の山へ!
WRITTEN BY もりのりこ

真田方面から烏帽子岳を見上げると、その稜線の途中に白く光る不思議な物体が目を引きます。
山頂にビル?それとも民家?その正体は、山上に設置された反射板!
ハイキングコースも整備されているとの情報を頼りに、実際に確かめに行ってきました。

上田市民の森から烏帽子岳への登山口にもなっている殿城山は、2018年からトレイルランニング大会のコースとなっており、地元の方により整備が進められています。また、かつて真田氏が築いた支城のひとつともいわれ、山頂には郭や堀切の跡らしき地形が認められます。諸説ありますが、狼煙場や通信所としての役割を果たしていた可能性が指摘されています。
どちらのルートからでも周回でき、1周約6km、所要時間は約3時間です。


登山口の標高は900mを超えており、山頂の標高1,193mまでの標高差は約300m。比較的傾斜が緩やかで、初心者にも歩きやすいコースです。道中は樹林に囲まれた尾根道が続き、展望はほとんどありませんが、落葉した広葉樹が地面を覆い、里山らしいのんびりとした雰囲気を楽しめます。

今回は、林道赤坂線から上り、鷲場山麓側ルートを下るコースを歩きました。


北斜面にある林道は日陰が多く、ガチガチに凍りついており、冬のひんやりとした空気が漂います。丸太橋が架かる稲倉川には、氷柱ができていて、美しい冬景色を楽しめました。

山頂からは、小さなアップダウンを繰り返し稜線をのんびり歩きます。途中の伐採地からは、北アルプスの大展望が目の前に広がり、コース上1番の展望スポットでした。

山頂には、北アルプスと山麓の街を見晴らすように反射板が設置してあります。山間部で電波をやり取りする際に、反射させて目的のアンテナに届けるための装置です。

麓から見上げるとひときわ目立つ存在ですが、実際に近づいてみると、それほど大きな構造物ではありません。周囲は薮が茂っており、視界は限られるものの、冬の澄んだ空気が遠くの景色を際立たせていました。

なだらかな尾根道

松の木ベンチ
この時期は、積雪や凍結があるので足元に十分注意してください。登山者が少なくなる時期でもあるため、初心者だけでの行動は避け、必ず登山届を提出して安全対策を万全に整えましょう。
ーいかがでしたか
山上にある謎の物体。それは、古くから情報を伝達する役割を担った場所でした私、筆者もりのりこ、も、信州暮らしが3年目になりました。それでも、ここで見るものすべてが新鮮で驚くことばかりです。2025年も、ヨソもの目線で土地の魅力を発信したいと思います、どうぞよろしくお願いいたします。
市民の森公園
長野県上田市芳田3780番地4
・アクセス情報
上信越自動車道 東部湯の丸ICから7km
上信越自動車道 上田菅平ICから10km
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東京・渋谷出身。東京と長野を拠点にあちこち巡るヒト。
伝統の中にある新しさ、ここにしかない風景、人との出会いを求め、旅しています。ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。信州登山案内人、全米ヨガアライアンス