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【小諸市】武藤千春さんに聞く『ペット防災について』1/26(日)講演会と同伴避難体験も

【小諸市】武藤千春さんに聞く『ペット防災について』1/26(日)講演会と同伴避難体験も
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もりのりこ

能登半島地震から1年。

この機に災害への備えを見直した方も多いのではないでしょうか。特にペットと暮らす方にとっては、大切な家族を守るための準備は欠かせません。

長野県動物愛護センター ハローアニマル(小諸市)で、1月26日(日)にペット防災についての講演会と避難を体験できるイベントが開催されます。

今回は、講師をつとめる武藤千春(むとうちはる)さんにペット防災について伺いました。

<ペットと同伴避難を体験しよう!>

日時:令和7年1月26日(日)午後1時30分~3時30分

会場:長野県動物愛護センター ハローアニマル

要予約、定員あり 
-内容

講演:ペット防災について( 講師:武藤千春さん)

避難場所の設営・実践、避難生活のデモ体験

武藤千春さん プロフィール

画像提供:武藤千春様

2011年、ダンス&ボーカルグループのボーカルとしてアーティスト活動を開始。

その後、アパレルブランドを設立し、トータルプロデュースを手がける。一方で、ラジオナビゲーターやナレーター、MC、タレント、コメンテーターとしても多方面で活躍。

2019年、小諸市に拠点を持ち、農ライフをスタート。

農ライフブランド「ASAMAYA」を立ち上げ、農村の魅力や課題解決に向けた商品開発を行う。2022年には小諸市農ライフアンバサダーに就任し、地域と農家の魅力を広く発信中。

2024年には防災意識を高めるための団体「あさま防災カルチャークラブ」を始動し、「有言即行」をテーマに新しい生き方や価値観を提案し続けている。

・武藤さんに聞いた 講演会で伝えたいこと

「災害大国と言われている日本に暮らしている私たちは、いつどこで災害に見舞われてもおかしくありません。それは大切なペットたちも同じです。

しかし災害時ペットは飼い主との『同行避難』が原則とされていることを知らない飼い主さんや、災害を想定したペットに関する防災対策をしている方はまだまだ少ないと言われています。

また、『ペット防災』と言っても動物の種類やそれぞれの性格などによって備えるべきものも違ってきてしまうため、ネットなどに掲載されている情報をそのまま当てはめてしまうのは十分な対策とは言えません。」

動物の種類によって知っておくことが異なる

「飼い主の皆さんにはまずはご自宅や普段ペットと過ごされている場所の災害リスクをしっかりと把握していただくこと、その上でその災害リスクに合わせた避難先・避難経路の想定や備蓄をしていただきたいです。」

「仮に被災してしまった場合、避難所や自治体に全国各地から様々な物が送られてはきますが、そのほとんどが人間のためのもので、ペットフードやペット用トイレシートなどが送られてくることはまずありません。また、アレルギーを持っているペットや常備薬が必要なペットは、その子に合わせたものを入手するのはほぼ困難と言えます。」

備蓄はペットの分も忘れずに

「もし被災してしまっても、人間もペットもストレスなく、そして日常となるべく変わらない暮らしが送れるよう、今日できることから少しずつ備えていただけるような、そんなお話しができればと思っています。」(お話:武藤さん)

・自然に楽しみながら 武藤さんの取り組み

災害時にペットと同行避難をスムーズに行うため、長野県動物愛護センター(ハローアニマル)ではペットの防災手帳・健康手帳を発行しています。

また、ペットの備蓄品を入れておく動物用避難袋についてもウェブサイトに詳しく載っているのでチェックしてみてください。

【関連ページ】

動物用避難袋について:(外部リンク)

ペットの防災手帳について:(外部リンク)

そして、武藤さんが代表をつとめるあさま防災カルチャークラブでは、災害時にペットとはぐれてしまった場合や避難所に預ける際に備えて、防災カードを作成するイベントを実施してきました。

プロのカメラマンによる証明用写真の撮影会など、楽しみながら準備をすることで参加者の防災意識を自然に高めることに繋がりました。

撮影会の様子(画像提供:武藤千春様)

そんな武藤さんがペット防災に取り組んだきっかけについてもお聞きしました。

・家族の体験からつながる 防災への意識

「私が生まれる数ヶ月前、1995年に起きた阪神淡路大震災で、神戸に暮らす祖父と叔父が被災しました。

生まれる前の出来事なのでリアルな景色を見たことはありませんが、幼い頃から家族の被災経験の話しをよく聞かせてもらっていたことで、物心ついたときから防災減災への意識は人よりも強かったと思います。

その後東京で経験した東日本大震災や、令和元年に千葉県を襲った台風19号でのボランティア活動で被災地に足を踏み入れたことで、『いつどこで自分が被災するかわからない』という意識はさらに強まりました。」

「また、私の家族には今年8歳を迎える大切なわんちゃんがいます。東京に暮らしている頃から防災対策は家族でもよく話し合っていましたが、2019年に長野県に移住し、自分が暮らす街の災害対策を調べてみたところ、大切なペットと一緒に屋内で過ごせる避難所がひとつもないということを知りました。

移住して6年目になりますが、まだまだこの土地のことについて知らないことも多い中で、もし被災してしまったら… と思うととても不安になった中で、令和6年能登半島地震の発生、災害時のペットとの避難に関する課題が浮き彫りになりました。」

車で避難生活を送るケースも多かった (写真はイメージ)

「自分や大切なペットのために動かなければ、と思いましたし、私が動くことで誰かにとっての助けになれば嬉しいなという想いで、防災減災普及団体『あさま防災カルチャークラブ』を立ち上げ、その活動の一つとしてペット防災に取り組みはじめました。」(お話:武藤さん)

・武藤さんの言葉にハッとしたら 会場へ

多くの移住者が暮らす信州・長野。

特にペットと一緒に移住してきた方にとっては、武藤さんの体験や言葉に共感する部分が多いのではないでしょうか。講演会では、武藤さんのあたたかなオーラに包まれながら、防災への取り組みについて直接話を聞くことができます。ぜひ参加してみてください。

最後に武藤さんからのメッセージをお伝えします。

・楽しみながら見つける 自分なりの『防災減災』

「『防災・減災』と言われると、なんだか面倒くさいような、難しいような気がしてしまう方も多いかと思います。

ですが実は身の回りを見渡してみると、何気なく皆さんが毎日積み重ねていることが防災減災に繋がっていたりもします。

ペットのお散歩や、ペットを連れてのキャンプなんかは避難する時のシュミレーションになっていたり。地域の人との何気ない交流が、いざという時とても心強いものになったり。ご近所さんからたくさんもらったハクサイを備蓄しておいたらそれが役に立ったり。」

日常の散歩も視線を変えれば非常時の備えとなる

「実は防災減災は決して難しいものではなくて、日常の延長線上にあるのです。自分の暮らしを見返してみて、防災減災に繋がっていることを探すのも、ゲームみたいで楽しいかもしれません。

楽しくなければ物事は続かないと思います。ぜひ楽しみながら、そして日々の暮らしを大切にしながら、『自分なりの防災減災』を見つけてみてください。」(お話:武藤さん)

ーいかがでしたか

武藤さんの柔らかな言葉で語られる防災。グッと身近に感じられたのではないでしょうか。身構えず、楽しみながら、自分なりの防災減災を見つけに出かけることから始めてみましょう。

すでに定員の半数ほど(1/9時点)の申込があったそうなので、申し込みはお早めに!

<ペットと同伴避難を体験しよう!>

日時:令和7年1月26日(日)午後1時30分~3時30分

会場:長野県動物愛護センター ハローアニマル

定員:30組

参加費:無料

-内容

基調講演:ペット防災について(講師:武藤千春さん)

避難場所の設営・実践体験

避難生活のデモ(テント・段ボールベッド)

-申込方法
電話:0267-24-5071
受付期間:令和7年1月22日まで

詳細はこちら(外部リンク)

長野県動物愛護センター ハローアニマル

住所:長野県小諸市大字菱平字前新田2725 飯綱山公園内

電話:0267-24-5071

アクセス:上信越小諸インターチェンジより車で約5分

取材協力:武藤千春様、長野県動物愛護センター様

避難所の設置(ペットの受入れの可否含む)について:お住まいの市町村危機管理担当部局へお問い合わせください。

この記事を書いた人

もりのりこ
山から山へ旅するライター

もりのりこ

Website: https://note.com/noriko_mori448

東京・渋谷出身。東京と長野を拠点にあちこち巡るヒト。
伝統の中にある新しさ、ここにしかない風景、人との出会いを求め、旅しています。ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。信州登山案内人、全米ヨガアライアンス

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