【京都市】右京区『太秦』の「太秦キネマ・ストリート」&「大映通り商店街」で日本映画の歴史を体験!
WRITTEN BY RICA
京都市右京区にある「京都和紙工芸社」。
一歩足を踏み入れると、そこは色鮮やかな友禅紙が織りなす、まるで万華鏡のような世界でした。
「友禅紙の魅力は、手仕事ならではの温かみと、柄の豊かさにあります」と代表取締役社長の玉岡俊幸さんは語ります。
同社が持つオリジナルの友禅柄は、なんと数千種類にも及ぶそうです。

黄色の色調の友禅紙のごく一部。圧巻のバリエーション。
伝統的な和柄からモダンなデザインまで、季節や用途に合わせて選べる豊富なバリエーションに驚かされました。
また、図案家を交えて柄を仕上げていくため、お客様のイメージや要望に沿ったデザインを提案することができ、世界に一つだけのオリジナル柄を制作することも可能です。
たくさん見せていただいた図柄の中でも、私が特に気に入ったのは、富士山がモチーフになった柄です。

花や波の間から顔を覗かせる富士のインパクト。
よく見ると、花はたくさんの種類が描かれており、変化に富んでいます!
見ていて飽きません。
和紙に顔料をのせる作業は、機械では決して真似のできない、「手捺染」という技法です。
手捺染は、数種類の顔料を混合して一色ごとに色を創り、型を合わせ、スケージ(大きなヘラ)で捺染し、乾燥させるという作業の繰り返しで大変手間のかかる手法です。

手捺染の作業風景
その分、発色が良く美しく仕上がります。
とりわけ金色に関しては印刷を凌駕する美しさがあるといいます。

一つとして同じものはない、職人の繊細な勘と熟練の技の結晶です。
京友禅紙は、便箋や封筒といった日用品から、箱や屏風などの工芸品まで、様々な形で私たちの生活を彩っています。
その美しい色と柄は、和紙工芸社の職人たちの情熱と、時代を超えて受け継がれてきた伝統によって生み出されています。

干支をモチーフにした図案も (デザイン:玉岡真希さん)
手仕事が生み出す温かさと、鮮やかな色彩の友禅紙。
近年は、SNSをご覧になって来る、海外のお客様も増えているそうです。
京都和紙工芸社は、和紙を通して日本の文化と美意識を世界中に伝え続けています。
関連情報
京都ビジネス(京都商工会議所公式Instagram)
〒615-0027 京都市右京区西院西三蔵町7-13
TEL: 075-315-7050
阪急西院駅より徒歩3分
京都市バス西大路四条停留所より徒歩4分
営業時間
月曜~金曜 10時~16時 祝休み
(別途、夏期と冬期休業あり)
取材協力
株式会社 京都和紙工芸社
京都商工会議所
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ものづくり、ビジネス、ネイチャー、アート、ミュージアム、イベントなどを中心に、幅広く取材と執筆を行います。
その他、キャンプ、フィッシング、バイクなど、旅行やアウトドア領域にて執筆中。
2024年~2026年 Yahoo!ニュースエキスパート 地域クリエイターとして活動
2024年7月度地域クリエイターMVA受賞