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長野県 -上田市

【上田市】辰年の終わりに巡る「龍と生きるまち」ガイドブックには載っていない塩田平の魅力

【上田市】辰年の終わりに巡る「龍と生きるまち」ガイドブックには載っていない塩田平の魅力
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もりのりこ
春の前山寺 撮影日:2024年4月

古くから聖地として栄えてきた塩田平。風光明媚な景色と古い寺社が多いことから「信州の鎌倉」とも呼ばれています。

「龍の子太郎」の舞台とされる場所も

少雨地帯という厳しい環境の中で、人々は龍を神と崇め、祈りを捧げてきました。今回は塩田平の小さな感動を探す旅へご案内します。

・歩いたエリア

塩野神社-やぶさめ道-虚空蔵堂-独鈷山-舌喰池

・塩野神社:異世界感たっぷりの神域

独特の雰囲気の塩野神社

まず訪れたのは塩野神社。水を御神体とするたいへん古い神社で、異世界感たっぷりの神秘的なスポット。境内に流れる塩野川に太鼓橋がかかり、その先には2階建楼閣造の拝殿と本殿が控えます。

・やぶさめ道と大鳥居:歴史を感じる道

大鳥居から南への道を進むと、独鈷山(とっこさん)の西前山登山口へとつながる

神社境内から西に見える大鳥居。その圧倒的な大きさがひときわ目を引きます。この大鳥居から境内まで一直線に伸びる道は、かつて流鏑馬(やぶさめ)が奉納されていた特別な場所です。ここで目を閉じ耳を澄ませ、歴史を感じるのも一興です。

・虚空蔵堂:時代から忘れ去られた場所

山麓にポツンとあるお堂

独鈷山の手前にひっそりと佇む虚空蔵堂。

柔らかな表情のお地蔵様

時の流れから取り残されたかのような静寂が漂う小さなお堂では、赤い帽子を被ったお地蔵様がやさしい笑顔で出迎えてくれます。

無造作に祀られた菩薩像

お堂に祀られている木造菩薩像は、戸の隙間からそのお姿を拝むことができます。室町時代から存在していたともいわれる、塩田平の歴史を感じるスポットです。

・独鈷山中の古い祠:謎に包まれたスポット

鳥居から古い石段が続く

虚空蔵堂を過ぎ、前山口から独鈷山に少しだけ寄り道すると、登山道から少し外れたところに古い鳥居と石段が現れます。

石段の先には小さな祠
雨首から見下ろす塩田平

苔むした石段の先には小さな祠があり、そこから独鈷山系の雨首(あまくび)と呼ばれるピークへつながる北稜へと続きます。この祠についての情報を見つけることはできませんでしたが、山そのものが信仰の対象であったことが感じられます。

・舌喰池:塩田平を支えた静かな池

独鈷山から見下ろす塩田平

独鈷山から眺める塩田平に点在する溜池。現在でも41の溜池が地域の生活を支えています。

舌喰池

舌喰池にはかつて人柱が立てられたという悲しい伝説が残りますが、現在は穏やかな水面に塩田平の景色を映し、訪れる人々に静かな癒しを与えています。

–いかがでしたか

たくさんの魅力がある塩田平。少し寄り道してみると小さな発見に出会えます。2024年も残りわずかとなりました。「龍と生きるまち」で辰年の締めくくりをしてみてはいかがでしょうか。

アクセス
・車でのアクセス
上田菅平I.C.から上田バイパス・県道65号線経由30分
・電車でのアクセス
上田交通別所線「下之郷駅」からシャトルバス 15分

この記事を書いた人

もりのりこ
山から山へ旅するライター

もりのりこ

Website: https://note.com/noriko_mori448

東京・渋谷出身。東京と長野を拠点にあちこち巡るヒト。
伝統の中にある新しさ、ここにしかない風景、人との出会いを求め、旅しています。ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。信州登山案内人、全米ヨガアライアンス

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