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WRITTEN BY 奥河内から情報発信
日替わりランチを食べたあとは、座敷で読書を楽しんだり、時間を気にせずモーニングを注文したり。毎週月・火・水の週3日だけ、そんなのんびりできる食堂が開店します。
JR和泉砂川駅からほど近いシェアスペースに、10月6日オープンした「きっちんのんのん」は、もと居酒屋の趣を残す、L字カウンターのある温かいお店です。



ふたりの店主が届けるのは、のんびりとした時間とおばんざいのような日常に溶け込むごはん。
小丸さんは約30年、池永さんは12年、地元で保育士として、力を尽くしてこられました。
長年の経験で培った細やかな気配りを活かし、心と体に優しいごはんを通じて、訪れる人を優しく迎え入れます。
メニューは、定番のだし巻きランチ(800円)のほか、日替わりランチ(1,000円)やモーニングセット(600円)、ちょい呑みセット(1,000円)など。うれしいのは、時間帯を気にせず、いつでも(9時から14時のラストオーダーまで)好きなメニューを注文できることです。
遅めの朝にゆったりモーニングを味わったり、瓶ビールに小鉢3つが付いた「ちょい呑みセット」で贅沢な朝呑みを楽しんだり、使い方は自由自在。


店名の「のんのん」とは、深い川がゆるやかに流れる様子を指す言葉。
「そんなお店にしたかった」とふたりは話します。
日替わりランチのメニューは、おふたりの共同作業。買い出しの際、旬の食材がお手頃価格で手に入れば「これでいこう!」とひらめくそうです。そのメニュー考案のモチベーションは、まさに家族にごはんを作るお母さんのそれ。
季節を感じる優しい食卓を届けたいという温かい想いが込められています。

取材時の日替わりランチは「お月見ハンバーグ」でした。

元保育士ならではの遊び心は、お料理にも満載です。秋の味覚であるきのこを添えたり、目玉焼きを満月に見立てたり。食事の楽しさと季節の移ろいを伝えたいという、おふたりの温かい愛情がお月見ハンバーグに込められています。

国産牛100%の手ごねハンバーグは、しっかりとした弾力があり噛むごとに肉の旨味が感じられます。デミグラスソースとトマトソースの”いいとこどり”のようなオリジナルソースは、酸味とコクが絶妙なバランスで、きっと誰もが大好きな味。これに、風味豊かなきのこと半熟たまごを絡めれば、まろやかな味変が楽しめ一気に秋の気分に。
脇をかためる野菜の小鉢たちも、健康を気遣う優しさにあふれています。

ガス釜でじっくり炊いた新潟産のこしひかり。ひと粒ひと粒お米がしっかりしていて、米本来の甘さが感じられ、主役級の存在感を放っていました。
主婦でもあるおふたりが作るあったかごはんと、L字カウンターに響く笑い声。


回転率を気にするお店が増えた昨今、おふたりが目指すのは、時間と心にゆとりを生み出す場所。元保育士として子どもたちに寄り添ってきたように、ここでは訪れるすべての人に温かいまなざしと、慌てない時間を提供してくれます。


こちらのシェアスペースは、ほかにも金曜日限定で「ゆいまーる食堂」のたまねぎ・牛肉・フルーツで作る王道スパイスカレー「ゆいカレー」(1,000円)が味わえるなど、新たな食のスポットとしても注目を集めています。
美味しいごはんと、ホッとするひとときを味わいに、週3日だけの特別な食卓「きっちんのんのん」を訪れてみてください。
きっと忙しい日常を忘れて心から安らげる「いつもの場所」になるはずです。



【基本情報】
店名:きっちんのんのん
公式Instagram(外部リンク)
住所:泉南市信達牧野247
(Googleマップ参照)
営業日時:月・火・水 9:00~15:00
(L.O.14:00)*10/13(月・祝)は営業します。
駐車場:あり(5台)
取材協力 きっちん のんのん 店主 小丸様 池永様
*記事内容は取材当時のものです。
*記事中の金額はすべて税込表示です。
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旅する日々の記憶と記録。matka08
大阪・泉州在住。
7年の広告制作ディレクションを経て、2022年から4年間、Yahoo!ニュースにて地域記事を執筆。
計8回の最優秀記事賞(MVA)を受賞。
2026年春、同メディアの筆を置き、現在はウェブメディア等での執筆を続けながら、自身のマガジン『Blank.』の創刊に向けて、日々奮闘中。
フィルムカメラとノートが相棒。