【千葉市】小さなパン屋、モワティエさん
WRITTEN BY 格さん
手縫いで何かをつくったことはありますか?服をつくるとなると、敷居が高く感じる人がいるかもしれません。実際に敷居を感じていた人も、今では時間があると針と糸と布に向かっている、「あわずんぬ」のメンバー。あわずんぬの活動や、初めて開催する展示会について、メンバーに話をうかがいました。

手縫い服のレシピを販売していた、あわずんぬメンバーのひろこさん。彼女のキットを使って、服をつくってみたいという人が4人集まり、2枚の布を縫い合わせた衣「貫頭衣(かんとうい)」をみんなで一緒につくりました。

「同じ生地で同じモノをつくると、一緒に楽しめる」と話すメンバーたち。ひろこさんを含む3人は服飾関係の学校を卒業していますが、よしこさんは看護師、まこさんはダンサーという経歴で、それぞれが全く異なる業界で仕事をしています。
よしこさん「衣をつくるって敷居が高いイメージがあったけど、針と糸と布があれば、どこででもつくれる。その扉を開けてくれたのが、あわずんぬです」

お喋りしながらちくちく手を動かしていると、「ここの生地が足りない!」ってなったときに、「こうやれば?」「こうしたらいいんじゃない?」というアイデアをもらえて、針を進める楽しさが生まれる。と同時に、「こういうことやりたいよね」っていうアイデアがどんどん出てくると、目を輝かせます。
経験者も未経験者も、一緒に手を動かすことで何かが生まれることを体験した5人は、2022年2月に「あわずんぬ」を結成しました。

あわずんぬの活動は、手縫いだけに留まりませんでした。味噌づくりや梅仕事など、1人 でやっていたことを敢えて一緒にやったり、地域のイベントに出店したり、パフォーマーとして出演したり。「子どものころの延長で、放課後をわいわい過ごすみたいな感じ。文 化祭みたいな」とメンバーは言います。

手を動かすことで出てきたひらめきやアイデアを、形にしていくメンバーたち。カーテンやシーツなど、手元にある素材を使ってお揃いのコスチュームをつくり、それを同じ場で着るだけで「楽しい」と話します。
全く違う世界で仕事や活動をしている個人が、「手縫い」を通して集まることで一つになり、それを体感しています。現在は月に2~3回集まって、あわずんぬの活動を行っています。

手縫いの服を着ていると、興味を持った人が「どうやってつくってるの?」と聞かれることが多いため、展示会をしようという話が持ち上がりました。
ひろこさんがつくった服を、友だち宅で見せているときにたまたま居合わせたよしこさん。服を当ててみたり、着てみたりすることで、自分もやってみたいという想いが膨らんで、あわずんぬのメンバーになったという体験を、ほかの人にも体験してほしいという想いで企画しました。
365日縫いものをしているイメージに、あわずんぬの「ぬ」をプラスして、「Fourseasonnne(4シーズンヌ)」という副題を付けた「あわずんぬ衣展」。日々の暮らしのなかでつくっている衣を展示して、ふだん手縫いをしながら出て来るひらめきや、無限大 に広がる可能性を感じてもらう展示です。

興味はあるけれど、何からどうやって進めればいいのかわからないという人には、縫いやすいオーガニックコットンのさらし(布)と針と糸、手引書をセットにして販売するので、その場で一緒に手縫いをスタートできます。
アンティークパーツやボタン、リボン、ハギレなども販売するので、やりたくなればその場でブローチなどをつくることも可能。「手ぶらで来て、ちくちくセッションしよう」と、メンバーたちはまだ見ぬ仲間に期待を膨らませます。

メンバーには、喫茶店運営やイベント出店を行っている料理人がいます。当日は、サンドイッチやスイーツ、ドリンクなど、この日のためのスペシャルメニューを提供。
あわずんぬ「ちくちくに興味がなくても、あわずんぬに興味がある人こそ来てほしい。男性も!いつでも参加できるので、一緒にやりましょう」
【展示会詳細】
名称:あわずんぬの衣展『fourseasonnne(フォーシーズンヌ)2025』
日時:5/31(土)~6/2(月)
12:00-16:00
入場:無料
場所:喫茶.モンクビート
〒294-0826 千葉県南房総市三坂149-1
公式instagram
取材協力:あわずんぬ
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バックパッカーで世界を旅して漂着したのは、千葉県房総半島の安房(あわ)。ボロボロ古民家を仲間と改修しながら、犬猫ヤギと暮らしはじめる。安房の自然にどっぷり浸かりながら、アウトドアや暮らしを堪能しつつ、魅力ある人や場所を紹介している。
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