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千葉県 -南房総市

房州びわの旬到来!皇室献上の逸品を味わいに産地へGO!【南房総市】

よぜむファームで収穫された房州びわ
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鍋田ゆかり

南房総で生産されている房州びわは、270年以上の歴史があり、初夏を迎えると産地の沿道にはびわののぼり旗が風にはためきます。見た目が美しく、みずみずしい味わいのびわは、1909年から皇室に献上されているもの。のぼり旗を目にすると、またこの季節がやってきたなと、季節の巡りを実感します。


5月中頃にハウスびわが最盛期を迎え、6月を迎えた今、露地で栽培されたびわの出荷がはじまりました。産地富浦地区でびわを生産している、よぜむファームで出荷の様子を見学し、代表の山木こずえさんに話をうかがいました。

4L玉も出るくらい立派なびわができました!

一つ一つ手作業で袋からびわを取り出す山木さん
一つ一つ手作業で袋からびわを取り出す山木さん

米や花の栽培を行っていた農家の6代目を引き継ぐため、都内からUターンした山木さん。びわの生産は祖父母の時代から始めたそうです。二つの山には60本のびわの木があり、大房(おおふさ)、瑞穂、田中、富房(とみふさ)、白びわの5品種を全て露地で栽培しています。


日当たりや山の状況にもよりますが、いつもなら5月末頃から収穫が始まっていたのが今年は6月4日で、いつもより遅いスタートとなりました。

収穫したびわをチェックして、サイズごとに箱へ詰める
収穫したびわをチェックして、サイズごとに箱へ詰める

山木さん「袋掛けも、2月20日頃に行うのに今年は3月15日にスタートしました。摘果の判断ができるサイズになってから、摘果しながら袋掛けをしますが、判断できるサイズになかなかならなかったのと、5月中旬になっても玉の大きさが大きくならなかったので、全部L玉サイズかと心配しました」

その後、雨や気温の上昇があり、4L玉も出るくらいの立派なびわが収穫できはじめました。

びわのおいしい食べ方は、採れたてを生で

写真提供:よぜむファーム
写真提供:よぜむファーム

大房は、大振りで甘味が強く、食べ応えのある品種です。袋を開けてみて、燃えるようなオレンジ色に完熟しているものを収穫。小さなヒビが入っているのは、おいしさの印です。採れたてを常温のまま味わうと、果実の美味しさや果肉のジューシーさが味わえるのでお勧めです。


瑞穂や田中は、酸味がある品種です。酸味が強い場合は、2日ほど置いてから食べると、酸味が抜けて甘味を感じやすくなります。冷やして食べたい場合は、食べる直前に30分ほど冷蔵庫に入れて食べてください。


チーズとの相性もよく、サラダのトッピングにしてもおいしいとのこと。ゼリーやジャムなどに加工すると、長くびわを味わえます。

山
木
さんお手製、びわとモッツァレラチーズのカプレーゼ 写真提供:よぜむファーム
山木さんお手製、びわとモッツァレラチーズのカプレーゼ 写真提供:よぜむファーム

びわのおいしさを伝えるために、南房総に戻ったという山木さん。


山木さん「びわのおいしさを知らない人がいると思ったから、実はおいしいびわの魅力を伝えたくて、戻りました。品種によって味が違うので、食べ比べて楽しんでほしいです」

手をかけて育てた房州びわの購入は

日
光によるアザがあるものも、味に遜色はないそうです
日光によるアザがあるものも、味に遜色はないそうです

採れたてのびわが味わえるのは、6月20日ごろまで。びわ農家は天候やびわの生育状況をチェックしながら、慌ただしい日々を過ごしています。収穫が終わったらびわ山の草刈りをして、肥料を入れて耕して。9月~10月に剪定をし、草刈り、11月に果実を大きくするために蕾を摘む摘蕾(てきらい)をして、2月後半から摘果をして袋掛け。5月末の収穫に向けて草刈りと、一年中草刈りに追われるそうです。


それでも、びわのおいしさを伝えるために農家を継いで努力している山木さん。直売所で購入してくれたお客さんが、おいしかったからと直接注文の連絡をしてくれたり、指名買いをしてくれたりするのが、「めちゃくちゃうれしい」と笑顔を見せます。そんな山木さんのびわは、道の駅とみうら 枇杷倶楽部やリザーブストックよぜむファーム山木こずえ(外部リンク)で購入可能。

今月南房総を訪れる方はぜひ、びわに注目して味わってみてください。

【詳細情報】
名称:よぜむファーム
住所:南房総市富浦町丹生370
公式webサイト
instagram


取材協力:よぜむファーム

この記事を書いた人

鍋田ゆかり
ライター

鍋田ゆかり

Website: https://awaawalife.com/

バックパッカーで世界を旅して漂着したのは、千葉県房総半島の安房(あわ)。ボロボロ古民家を仲間と改修しながら、犬猫ヤギと暮らしはじめる。安房の自然にどっぷり浸かりながら、アウトドアや暮らしを堪能しつつ、魅力ある人や場所を紹介している。

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