【千葉市】小さなパン屋、モワティエさん
WRITTEN BY 格さん
南房総に住んでいると、いろいろな農家さんと知り合う機会がたくさんありますが、都会にいたころは、そのような機会はまったくありませんでした。米や野菜を手にするのはスーパーマーケットのみ、という方も多いのではないでしょうか。
自給自足に憧れても、それを実践するのはなかなか難しいもの。けれど、実際に米や野菜を作っている農家さんたちと知り合い、つながっていくことは決して難しいことではありません。仕事を辞めなくても、田舎に移住しなくても、今すぐに始められることです。その先にどんな未来が待っているかは、つながってからのお楽しみ。その一歩となる、南房総の有機農家さんを訪ねる見学会を紹介します。
集合と解散の場所になるのは、東京駅から車で90分ほどの場所にある、道の駅「三芳村 鄙の里(みよしむらひなのさと)」です。南房総市にある三芳地区(旧三芳村)は、50年以上も有機農業の歴史がある場所。この土地で今年2月に立ち上がったのが「NPO法人ゆうき農園みよし村」であり、今回「夏の南房総を訪ねる有機農家見学会」を開催する主催者でもあります。

「いのちを育み健康の源である食とそれを支える農。私たちは、先人たちの知恵と技を受け継いで、地域の環境を活かした、暮らしにつながる農を支え、豊かで持続可能な地域づくりを目指します。」これが、ゆうき農園みよし村の理念です。
消費者と新規就農者との接点やつながりを、有機農業を軸とした活動のなかでつくるために、種まきから収穫までを体験する「有機稲作入門講座」や「みよし水田トラスト」を実施。今回の有機農家見学会では、有機農業や農的暮らしに興味のある方や、農家さんの現場を見学したい方に向けて開催されます。

2022年、南房総市平久里(へぐり)地区に移住し、新規就農をした青木さんの農園「里 山ファーム8」。農薬、化学肥料を使用せず、露地で少量多品目の野菜を栽培しています。地域資源を活用した、「持続可能な循環型農業」を目指し、道の駅やマルシェでの販売を中心に、野菜セットの宅配も実施しています。

1996年12月に、鍬一本から農業を始めた根岸さんの農園「有機農園ねぎぼうず」。就農して以来、農薬と化学肥料を一切使わずに米と野菜を育て続けています。農家の高齢化と担い手不足により、ここ数年で劇的に田んぼの面積が増えたため、現在旬の野菜セットは休止中。米の販売は生産法人、個人宅配、保育園などに実施しています。

三芳地区で50年以上有機栽培で野菜を作り続けている「三芳村生産グループ」代表の八 代さん。37歳で両親の後を継いでグループに入会し、21年。ピーク時の会員数からすると、4分の1くらいなった現在の会員数は、およそ400世帯です。生産者側も約半分になりました。露地野菜、米、果樹、養鶏を行っています。
10:00 道の駅三芳村 鄙の里集合
ガイダンスの後、有機農園ねぎぼうすと、NPOの田んぼ見学
12:00 ランチ&就農・農的移住体験談・交流会
ランチは、南房総の無農薬にこだわった野菜と、土鍋で炊いた天日干しの米を使った玄米 採食ランチを、地元で人気の「ちいさなおうち」が提供。
13:40 2つのグループに分かれて交互に、八代さんと里山ファーム8の農場を見学
17:00 道の駅三芳村 鄙の里で解散
定員は20名なので、2つのグループに分かれることによってよりじっくりと農家さんと交流ができるはず。移住や新規就農、地元としての目線など、いろいろな角度の話が聞けそうです。
現地へ赴くことによって、今後の農との関わり方が見えてくるかもしれません。充実した学びと出会いのある見学会になりますように。
【見学会詳細】
開催日時:8月2日(土)10:00~17:00
定員:20名
参加費:中学生以上7,000円、3歳以上のお子様2,000円 ※ランチ付き
申し込み締め切り:7月26日(土)まで
【主催者情報】
名称:NPO法人ゆうき農園みよし村
メール:yukinouenmiyoshimura@gmail.com
公式webサイト(外部リンク)
取材協力:NPO法人ゆうき農園みよし村
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バックパッカーで世界を旅して漂着したのは、千葉県房総半島の安房(あわ)。ボロボロ古民家を仲間と改修しながら、犬猫ヤギと暮らしはじめる。安房の自然にどっぷり浸かりながら、アウトドアや暮らしを堪能しつつ、魅力ある人や場所を紹介している。
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