【千葉市】小さなパン屋、モワティエさん
WRITTEN BY 格さん
南房総で“期間限定の贅沢”が味わえる話題のスイーツをご存じですか?その名は「生メロンソフト」。完熟メロンを半分にカットし、濃厚なバニラソフトをドーンと乗せた一品は、目にも涼しく、お腹も喜ぶ贅沢スイーツ。提供するのは、さつまいもスイーツでも人気の「芋・金之助」。
この生メロンソフトに使われるメロンは、水耕栽培で管理されたハウスで育てられています。今回その栽培現場にお邪魔し、こだわりの味の背景に迫りました。完熟メロンと濃厚ソフトが織りなす“夏の記憶”を、館山で体験してみませんか?

芋・金之助の運営会社は、農産物の生産もおこなっている「株式会社 たんぽぽファーム」です。ハウスの中に入ると、大きなメロンがぶら下がった苗がずらりと並んでいました。水耕栽培で、ヴェルダーとパンナという品種のメロンを栽培しています。いろいろな品種のメロンを栽培してきた経験からこの二品種にしぼった理由は、栽培のしやすさとミドルサイズの16~18センチ玉のメロンが採れるから。

黄色く可愛い花に手作業で受粉を行い、受粉日と収穫日の目安を書き込んだ札を取り付けます。受粉してから65日目くらいが、糖度が乗っておいしい頃合い。花は2日ほど咲いていますが暑いと受粉しないので、受粉作業は涼しい朝のうちに行います。
収穫の2週間前から水を最小限に調整し、収穫後に約1週間追熟。メロンは、30度を超えるとアルコール発酵してしまうので、20~30度の場所で追熟し、店舗へと搬入します。
「メロンが宙に浮いてたらおもしろいよな」と言った先代の社長の言葉がきっかけで、当時1万個のメロンを栽培したそうです。現在は様々な成長過程の苗が180本植わっていて、収穫を終えた場所にまた新たに種まきをして、10月ごろまで収穫をしていく予定です。

1本の苗から2~3個収穫できるよう丁寧に仕立てているので、1万個にはほど遠い数ですが、手間暇がかかるので今はこれで精一杯。昔からお付き合いのあるお客さまと、店舗に卸すために栽培しています。

店舗は、きれいに手入れされたお庭とテラス席があり、テラス席のみ犬同伴OKです。店内で買い物をする際に、ペットを入れておける囲いが用意されているので、1人で犬を連れている人にとってはとても有難いサービス。
早速、楽しみにしていた生メロンソフト(1,800円)をオーダーすると、ソフトクリームが乗ったハーフカットのメロンが運ばれてきました。

バニラソフトクリームに、メロンソースがかかっています。とにかく大きい!
家族やカップルのお客さんがオーダーすることが多く、運ばれてくると「わ~!!」と歓声を挙げて喜びながら、撮影をする人が多いと店長の明星(あけぼし)さんは言います。
明星さん「旬の物を食べると健康にいいとも言われているので、夏の始まりの味を涼みながら食べて思い出にして、ひと夏乗り切ってほしいです」
濃厚なソフトクリームとメロンの相性は抜群で、甘いけれどさっぱりとした後味に手が止 まらず、数人で食べるという生メロンソフトを、1人で食べきってしまいました。メロンの器に残った果汁も、余すことなく味わっちゃってください。
店内には、千葉県産さつまいもを無添加で加工したおいしそうなお芋スイーツがたくさん並んでいて、「テレビで紹介されました」の案内がある商品もいくつかありました。

南房総市の名品グランプリを受賞した「芋棒 芋あんスティックドーナツ」や、店内で揚げたてを量り売りで購入できる「揚げたて芋けんぴ」、ひんやりアイスどら焼きの「どら芋ん」も人気の商品です。

サツマイモは、湿度90パーセント以上で30~35度くらいの倉庫に数日置いたあと、13~ 15度にして数カ月寝かしたものを焼き芋にすると、糖度が上がるそうです。芋けんぴは、夏用のさっぱりしたフレーバーも考案中とのことなので、どんなフレーバーが登場するのか楽しみですね。
【店舗詳細】
店名:芋・金之助
営業時間:平日 10:00 ~ 17:00
土日祝 10:00 ~ 18:00
定休日:年中無休
住所:〒294-0054 千葉県館山市湊29
公式webページ(外部リンク)
取材協力:株式会社 たんぽぽファーム
芋・金之助さまのご協力により、取材用の生メロンソフトを無償でご提供いただきまし
た。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
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バックパッカーで世界を旅して漂着したのは、千葉県房総半島の安房(あわ)。ボロボロ古民家を仲間と改修しながら、犬猫ヤギと暮らしはじめる。安房の自然にどっぷり浸かりながら、アウトドアや暮らしを堪能しつつ、魅力ある人や場所を紹介している。
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