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千葉県 -南房総市

漂着物が教えてくれること。クジラの骨に触れてみよう【南房総市】

展示されたミンククジラの標本
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鍋田ゆかり

昨年初めて開催され、3,000人が来場したイベント「漂着物展2026 in南房総」が今年も開催されます。南房総の海岸に打ちあがったミンククジラの標本に触れたり、漂着物の展示を見たり、海洋プラスチックを使ったマグネットづくりをしたり。「さわる!はっけん!つくる!」を体験できる漂着物展を紹介します。

南房総はビーチコーミングに最適

海水浴シーズンが終わると、下を向きながら海辺をゆっくりと歩いている人を見かけます。手にしているのはビーチグラスだったり、貝殻だったり。海岸に漂着したものを収集する「ビーチコーミング」を楽しむ人たちです。海に囲まれた房総半島の海岸は、タカラガイや黒曜石、化石も見つけられる、ビーチコーミングに最適な場所なのです。


そんな南房総の魅力に着目した20代の若者たちが実行委員会を立ち上げ、漂着物を通して南房総の魅力を発信しているのが「漂着物展2026 in南房総」です。

「漂着物展2026 in南房総」の案内 写真提供:漂着物展実行委員会
「漂着物展2026 in南房総」の案内 写真提供:漂着物展実行委員会

集める人によって違う“海の景色”

会場内には、南房総でビーチコーミングをしている人たちのコレクションが展示されています。イルカの頭骨、ヤシの実、貝殻、黒曜石、ビンなど、それぞれ収集しているものが異なり、いろいろな目線から漂着物を眺められます。

「漂着物展2025 in南房総」展示の様子
「漂着物展2025 in南房総」展示の様子

昨年、会場の中央に展示されていたのは、ミンククジラの標本でした。2023年、大房(たいぶさ)岬自然公園にあるオオトリ浜に打ち上がり、国立科学博物館の協力を得て推定10歳の“彼女”を調査・解剖。発見から標本作りまで関わったスタッフが行う「くじらの骨に触ろう」は、去年も多くの人が参加しました。標本を目にすることはあっても、実際に触れて、その標本作りに関わった人の話を直接聞く機会はなかなかありません。その貴重な体験が、今年は無料で実施されます。

漂着物でつながる14の店

“漂着物”という共通点でつながっているお店を巡るスタンプラリーは、昨年の4店舗から14店舗に増えました。集めているものやマニアックな度合いは店舗によって全く違うので、どんな漂着物つながりがあるのか、店舗を巡ってみてください。コンプリートすると「お百姓市場」で漂着物グッズと交換できます。


漂着物が南房総に辿り着く前は、どこでどんな姿をしていたのか。どうやって南房総に辿り着いたのか。彼らは何を語りかけ、私たちに何ができるのか。海から届いた小さなメッセージを、受け取ってみましょう。

【イベント情報】
名称:漂着物展2026南房総
日時:2月25日~3月3日 ※スタンプラリーは3月25日まで
   10:00~17:00
場所:道の駅 富楽里とみやま 2F 多目的室
   〒299-2214 千葉県南房総市二部2211  
料金:入場料無料
   ※ワークショップは有料
公式webサイト(外部リンク)
取材協力:漂着物展実行委員会

この記事を書いた人

鍋田ゆかり
ライター

鍋田ゆかり

Website: https://awaawalife.com/

バックパッカーで世界を旅して漂着したのは、千葉県房総半島の安房(あわ)。ボロボロ古民家を仲間と改修しながら、犬猫ヤギと暮らしはじめる。安房の自然にどっぷり浸かりながら、アウトドアや暮らしを堪能しつつ、魅力ある人や場所を紹介している。

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