【富田林市】スイセンの花の季節♪錦織公園、梅の里に咲きそろう水仙は、いよいよ見ごろを迎えました
WRITTEN BY 奥河内から情報発信
先日(2月13日)、河内長野の梅の名所のひとつ、観心寺に行ってきました。関西花の寺第25番の観心寺では、「梅」が選ばれています。その梅は、咲き始めている木がチラホラある一方で、まだつぼみだけの木も混在していました。

急に暖かくなると、一気に咲き始めて満開になりそうな雰囲気です。観心寺は梅の他、4月に年に2回行われる如意輪観音の御開帳や5月下旬の楠公祭など、伝統的な行事がある一方、新しい取り組みも積極的に行っています。

そのひとつがこちら。2月22日にはさやかホールで、弘法大師「空海」~真言、音楽、コンテンポラリーダンスとの融合~という演目で、複数のアーティストが競演する公演があります。その中で、観心寺の永島住職も寺を飛び出して舞台に立ち、声明を唱えるという情報を得ました。

とても気になった私は永島住職に取材を申し込んだところ、住職に加えて脚本・演出・ピアノを担当する宮崎美智子さんからもお話を伺うことができました。ちなみにお話を伺ってから境内の梅林にも立ち寄りましたので、画像の途中では先週の観心寺の梅の様子も紹介します。

公式ページ(外部リンク)によると、大阪府出身の宮崎さんは、愛知県立芸術大学音楽学部声楽科卒。名古屋演劇アカデミー修了の経歴があります。中学、高校の音楽教師免許を持つ音楽家/声の調律師です。

現在はミュージカル工房「音もだち」主宰。スタジオM‘Sジャンクション代表等を行っている傍ら、ライブ、講座、作詞、作曲、脚本、演出など多岐に渡り活動を続けておられます。さらに1998年から始めたキッズミュージカルでは約50の公演を行った実績があります。

またミュージカル教育の実践「宙くん、0番のりばはこっちだよ!」(2021年、幻冬舎)を出版するなど音に関する多方面で活躍されている方です。宮崎さんは声の自然な響きを重視していて、声が不自然だとその人の体の調子が良くないといいます。

そんな宮崎さんと観心寺のつながりを伺いました。宮崎さんは現在は富田林市伏山在住ですが、河内長野西代町に住んでいたこともあり、観心寺とは子どものころから親しみがあったそうです。まだ住職と出会う前に観心寺のちょうど真南にある高野山にも行った際、観心寺同様に高野山にもパワーを感じたといいます。

そして、ご縁があり永島住職と出会うのですが、宮崎さんは住職の声明に感動したといいます。また住職もいろんな人と会う中で、宮崎さんに形だけではない「本物」を感じたということで、交流が始まったそうです。

今回出演する皆さんは宮崎さん自身が「共振」する人を集めたそうです。宮崎さんと永島住職以外では、渡英してコンテンポラリーダンスに出会い、2015年以降は東京での活躍を視野に入れて幅広く活動するダンサーの森井淳さん。

11歳からダンスをはじめ、高校生でコンテンポラリーダンスと出会ってからは、ストリートダンスと並行して精力的に活動。大阪関西万博2025開会式にも出演した近畿大学芸術学科34期のTaiseiさん。

和太鼓とパーカッションとして参加するのは、プロの和太鼓集団舞太鼓あすか組に在籍経験があり、ソリストになってからは現代音楽に対する和太鼓の可能性を追求し、全米アメリカ桜まつり閉会式にも参加など、関西を中心に国内・海外公演で活躍している夕田敏博さんです。

また今回は残念ながら登場しませんが、楠公祭で鎮魂のドラムを叩く、元ブルーハーツの梶原さんとも宮崎さんは接点がありました。

過去に観心寺の金堂の横で、ともにステージを行ったことがあります。

さて、今回さやかホールで、空海というタイトルのステージをするのにはどんな理由があるのでしょう。観心寺が真言宗寺院だからというのもあるのですが、それ以上に空海は宇宙そのものではないかと、宮崎さんは言います。
永島住職によると、考えの浅い人はすぐに天狗になって増長してしまうことが多いのに対して、宮崎さんは日々努力を行っている謙虚さがあり、「心地よい音」を求め続けている点を評価、「これは菩提心」であるといいます。
宮崎さん自身、「自分が音になりたい」と考えているそうで、「自然界の音は染まらない」と言いつつ仏教で唱えられる音も自然界の音に近いといいます。そして嘘をついているときには声に違いがあると言います。

今回永島住職が唱える声明には真言(マントラ)があり、真言には奥深さがあり、真言を通じて空海の思いを表現されるだろうといいます。そして音を聴く観衆の方々にも幸せになって欲しいという願いを込めているそうです。

永島住職によれば、同じく親しいミュージシャンにサキタハヂメさんがいるという事を踏まえ、根本的なところは同じでもサキタさんと宮崎さんとではベクトルが違うといいます。

サキタさんは、万博などに出演しながら「一般の人がわかりやすい表現方法」を使うのに対して、宮崎さんは「奥行き」を重視しているといいます。目には見えないけれど宮崎さんが出す音を聴くことで、変わる何かがあるとのこと。

宮崎さんはさやかホールで毎年ミュージカルを行っていますが、参加した人はみんな明るくなる力があるといいます。ミュージカルに参加した子どもが時間を経ることに明らかに変わる様子がわかるといい、子どもに自信がついていくことで、さらに変わるといいます。

永島住職は宮崎さんを「信用できる人」だと考え、意気投合して一緒にステージをしようとなって今回の公演が実現しました。まだチケットは販売中なので、興味のある人はさやかホールに足を運んではいかがでしょう。

宮崎さんと永島住職、さらに3人の出演者が加わった5人で繰り広げられる「空海」をテーマにしたステージ。お話を伺うと、ステージでのパフォーマンスでの感動以上のものが得られる気がしました。

住所:大阪府大阪狭山市狭山1丁目875-1
日時:2026年2月22日(日)開場 14:00/開演 14:30
料金:前売:高校生以上3000円、中学生以下2000円、当日:高校生以上3500円、中学生以下2500円(就学前のお子様の入場はご遠慮ください)
アクセス:南海大阪狭山市駅から徒歩5分
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大阪府河内長野市は別名「奥河内」と呼ばれ、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結しているので、新興住宅団地が多数造成され、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。
ライター歴は10年超で、主に大阪市内で執筆活動をしていましたが、
5年前の2021年1月に縁もゆかりもない河内長野に引っ越しました。
2021年9月16日よりご縁がありYahoo!ニュースエキスパートの地域担当となり、移住して半年余りながら「よそ者」の視点で、長く住んでいる人が気づかないことを含め南河内地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を発信。
そして文章の力で「まち」が元気になる記事を提供することを心掛け、終了日である2026年3月31日まで1日も休むことなく、計1658本の記事を執筆しました。
Yahoo!ニュースエキスパート終了が決定したことを受け、2026年1月からは独自で公式サイト「南河内ニュース」を立ち上げました。
引き続き現地の情報発信を行っています。