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宮崎県 -国富町

【国富町】宇宙人のような石、バンザイする石 見方いろいろ、33か所の月待塔から3選

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omi

国富には月待塔が33か所もあるそうです。 その中には、とても変わった形をしているものや珍しいものもあります。ここでは33の月待塔のうち、3つほどを紹介しましょう。

月待塔の意味

古来より月は神聖な存在であると同時に、夜道を照らす灯りの役割も果たしていました。月明かりの下でみんなが集まり、時にはにぎやかに、時には祈りをささげていたと言います。

今の時代なら、そうした集まりでは記念写真を撮ってSNSにあげるでしょう。それが昔では、写真代わりに月待塔を建てたということでしょう。仲間と共に月待を行っていた証として。

月待ちは、特定の月齢に行われていました。国富の月待塔は、二十三夜塔が多いそうです。

十人十色、さまざまな月待塔

1. 光西寺の宇宙人のような月待塔

最初に紹介するのは、光西寺の境内にある月待塔。

三日月のような不思議な形をしており、ウルトラセブンに出てくるペガッサ星人のような姿にも見えます。たまたまこのような形だったのか、それとも削ってこの形にしたのかは不明です。

右の部分が円形にくぼんでいますが、もしかしたらここから月が覗けたのかもしれません。今は場所が少し移動されているので、検証はできませんが。

光西寺
住所:〒880-1114 宮崎県東諸県郡国富町三名1947(地図

2. バンザイをしている木脇の月待日待塔

江戸末期に奇妙な形の石が掘り起こされました。その石は3つの意味の塔となり、1867年(慶応3年)建立されました。

その3つとは

  • 月待ち
  • 日待ち
  • 庚申待ち

です。

日待塔と月待塔が併設されているのは全国的にも珍しいとのことです。

向かって左側の腕が月待、右が日待となっています。自然にできたとは思えないほど不思議な形です。私にはバンザイしているように見えますが、皆さんは何に見えますか。

この月待塔は、現在、木脇の住宅街に建っています。

住所:〒880-1113 宮崎県東諸県郡国富町木脇(地図

3. 王道を行く形である三弓堂の月待塔

犬熊地区にある三弓堂(みつゆみどう)。その昔、山幸彦は、狩りの途中で猟犬が激しく吠えたため、怒って殺してしまいます。しかし猟犬は、熊の存在を知らせるために吠えたのでした。山幸彦はそのことを悔やみ、弓矢を三つに折って弔いました。のちにこの地に建てられたのが三弓堂です。

その横に月待塔が建っています。非常にオーソドックスで、月待塔ではよく見られる形です。元禄13年(1700年)建立されました。

三弓堂
住所:〒880-1101 宮崎県東諸県郡国富町本庄(地図

月待塔探しをしてみましょう

国富には、他にもたくさんの月待塔があります。その中には変わった形のものもあるかもしれません。町中で石塔を見かけたら、月待塔かどうか確かめてみましょう。

この記事を書いた人

omi
パフォーマー

omi

古墳好きの道産子。札幌で生まれ育ち、新宿、ニューヨークなど喧騒の場所を転々とする。2017年12月、宮崎県綾町に移住。2024年から2年間、yahoo!地域クリエイターとして宮崎県綾町、国富町、西都市情報を執筆。2024年9月、古墳記事でYahoo!MVA賞受賞。

仕事の傍らバンド、タップダンス、パントマイムの舞台活動を行っていたが、現在は活動休止中。
詳しいプロフィールはnoteにて。

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