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WRITTEN BY 本多 司
現在、福岡市中央区にある大濠公園のすぐそばで親しまれてきた「福岡武道館」の解体工事が進められています。この工事は、武道館が博多区東公園(福岡県庁横)へ移転することに伴うものです。
現地の看板によると、解体工事の工期は令和8年(2026年)6月30日まで。しばらくの間は、公園南側の景観が刻々と変化していくことになりそうです。

なお、移転先となる博多区の新しい武道館は、県庁のすぐ隣という立地を活かした新たな武道拠点としての活用が期待されています。
武道館の跡地に建設されるのは、天神地区から移転・新築される「福岡県立美術館」です。
設計を手がけるのは、2025年の「大阪・関西万博のパビリオン(展示館)」や、福岡でもお馴染みの「スターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店」を手がけた建築家・隈研吾氏。

その規模を具体的な数値で見ると、驚きのスケールが見えてきます。

これほど近距離に「県立」と「市立」の美術館が並ぶと、一見ライバル関係のようにも思えますが、公式な計画(新福岡県立美術館 基本計画)には明確な意図が記されていました。
資料内では、「能楽堂や日本庭園、福岡市美術館とも連携」することが明言されています。つまり、競合して集客を奪い合うのではなく、周辺施設と手を取り合うことで、大濠公園エリア全体を「広大なアート空間」へと進化させる狙いがあるようです。
隈研吾氏らしい、環境に溶け込む建築が完成すれば、既存の施設との相乗効果により、福岡の文化発信力はさらに高まることが期待されます。
新福岡県立美術館(旧福岡武道館)
住所:福岡県福岡市中央区大濠1丁目1番1号他
主構造:鉄骨造、一部RC造(鉄筋コンクリート造)
敷地面積:20,666㎡
建築面積:約7,100㎡
延床面積:約20,900㎡
規模:地下1階、地上4階
設計者:隈研吾建築都市設計事務所
公式サイト:新福岡県立美術館が大濠公園にできるまで
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2016年より福岡市を拠点に活動。Web領域で10年以上の実務経験を持つITライター/ローカルライター。福岡市内のIT・DX関連の取り組みや、都市再開発に関する地域情報を中心に発信。ITリテラシーを活かした正確な情報収集と、専門的な情報を平易に言語化する記事制作に取り組んでいる。
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