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福岡県 -福岡市

シェアモビリティ TOCKLE(トックル)|安全設計で免許返納後の課題解決にも期待!

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本多 司

※株式会社BRJ様から、小型モビリティのライド料金30分を無料でご提供いただきました。

福岡市内では、2024年7月より未来の公共交通を目指す「小型モビリティのシェアサービス(シェアモビリティ)」が提供されている。

小型モビリティとは、主に電動モーターで動き、短距離移動に適した小型の乗り物を指す。例えば、高齢者向けの電動カート(シニアカー)や電動アシスト自転車なども含まれる。

この小型モビリティは、高齢者や移動が困難な人々の新たな移動手段として注目されている。

本記事は、2024年12月頃にYahoo!ニュース エキスパートにて公開していた記事を再編集しています。掲載写真は、取材した際の著者本人による撮影素材です。当時の活動実績として掲載しております。

注目のシェアモビリティ「TOCKLE(トックル)」とは?

シェアモビリティ「TOCKLE」は、東京都立川市、千葉県流山市、福岡市東区などの一部地域で提供されている。免許不要で、16歳以上であれば誰でも利用可能だ。

取材時点では、2輪の小型モビリティ(電動キックボード)のみが提供されていたが、現在は3輪のイス付きや自転車タイプも提供されている。

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TOCKLEは「未来の公共交通」を目指しており、交通機関が少ない地域(交通貧困地域)や、免許返納した高齢者でも移動可能な小型モビリティの提供を目指している。

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筆者が小型モビリティを利用する上で感じたハードルは、「交通ルールがわからない」「乗り方がわからない」の2点だ。そこで、今回はTOCKLEの担当者立ち会いのもと、実際に利用してみた。

まず、押さえておきたい基本ルールとして、飲酒運転は禁止されている。また、1台につき1人の利用が原則で、二人乗りは禁止だ。

ヘルメットの着用は道路交通法上、努力義務となっている(2024年12月時点)が、TOCKLEでは着用を推奨している。筆者は今回、帽子型のヘルメットを着用して走行した。

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TOCKLEを利用するには、専用アプリ(iPhone・Android対応)をダウンロードして登録し、簡単な交通ルールのテストを受ける必要がある。テストでは間違えた設問を再確認でき、ルールを学び直すことが可能だ。所要時間も短く、手軽に完了できた。

免許返納後も安心?TOCKLEが誇る徹底した安全設計

TOCKLEの特徴は、徹底した安全設計とシステムにある。例えば、利用可能時間が午前4時から深夜24時までに限定されており、これは深夜帯の飲酒運転を防ぐためだ。

さらに、倉庫地帯や公園、商業施設内など、地図上で赤枠表示される走行禁止エリアではアクセル操作が無効化される。このエリア設定は、地域の関係者と協議の上で決められているという。

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また、最大速度は時速20kmに制限されており、時速100km以上可能な一般的な自動車に比べ、リスクが大幅に軽減されている。

【体験レポート】TOCKLEに乗ってわかった操作感と利便性

TOCKLEを利用するには、設置されたポートまで行き、アプリの「スキャン」ボタンを押し、ハンドル左側にあるQRコードを読み取る。

スマホは中央にセットすることができ、どこに移動しているのか地図上で確認することができる。その下にある計器で速度も確認できるため安心だ。

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ハンドル中央にはフックがあり、バッグを掛けられる。リュック以外のバッグでも使用できる点が利便性を高めている。

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ライトはハンドル中央と左右に合計3箇所あり、走行時は自動的に点灯。一時停止や停止時に消灯する仕組みだ。手動で操作する必要がないため、操作ミスを排除した安全な設計となっている。

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ハンドルを持ち、前に押せばスタンドが倒れ、手で押して進めることが可能だ。スタンドを立てる動作は、自転車のスタンドと同様の要領で行える。

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ウインカーはハンドル左側にあり、交差点の30メートル手前で押して合図を出す。曲がり終えた後は、もう一度押して消灯する仕組みだ。

ウインカーのボタンの右側には「不使用」と書かれたボタンがある。特定の条件を満たした電動キックボードは時速6km以内であれば歩道を走行できるが、このボタンは時速6kmへ速度制限する機能だ。

ただし、TOCKLEは歩道走行を禁止しているため、この機能は利用不可だ。この点も安全性を重視した設計といえる。

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右ハンドルの「GO」と書かれた部分がアクセルだ。その下のグレーの部分を押すとタイヤが回り始める。ブレーキは自転車とほぼ同じ形式で、直感的に扱いやすかった。

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走行時には地面を2回蹴って助走をつけ、両足を乗せてアクセルを押す。スケートボードで助走をつける感覚に近い。

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空きスペースで少し練習すると、低速でも安定して走行できた。慣れれば比較的簡単だ。最大速度の時速20kmでの走行も試したが、原動機付自転車ほど速すぎることはなく、風を切る感覚が爽快だった。

利用終了時はポートに駐車し、アプリで写真を撮影して終了となる。交通ルールと乗り方を理解すれば、誰でも手軽に乗りこなせる点が魅力だ。

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まとめ:シェアモビリティが変えるこれからの移動の形

こういった小型モビリティは批判の的になりがちだが、TOCKLEは徹底した安全性、乗りやすさに配慮したシステムになっている。現在は3輪のイス付きや自転車タイプも提供されているため、より安全に利用できるのではないだろうか。

未来の公共交通を目指すTOCKLEのアプリは公式サイトからダウンロード可能だ。興味のある方は、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

TOCKLE
ポートの場所:東京、千葉、福岡の一部地域
提供モビリティ:2輪(電動キックボード)、3輪(イス付き)、自転車
料金:TOCKLEの料金について
公式サイト:TOCKLE

この記事を書いた人

本多 司
ITライター/ローカルライター

本多 司

Website: https://wp-writing.com/

2016年より福岡市を拠点に活動。Web領域で10年以上の実務経験を持つITライター/ローカルライター。福岡市内のIT・DX関連の取り組みや、都市再開発に関する地域情報を中心に発信。ITリテラシーを活かした正確な情報収集と、専門的な情報を平易に言語化する記事制作に取り組んでいる。

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