【横浜市】の歴史を語る上で欠かせない“美しい博物館”のようなクラシックホテル「ホテルニューグランド」
WRITTEN BY 佐原ねお

川崎の総鎮守・稲毛神社で毎年4月の第一日曜日に行われる「稲荷講さくらまつり」。
今年4月5日、その境内で新しい音頭「稲毛さくら音頭」が初披露されることになりました。

稲毛神社
音源も無事に間に合い、晴れて桜の舞台でのお披露目が決まりました。
「最初に歌ったとき、“もっと若い声を出さなきゃ”って思ったんです」
池上さんはそう振り返ります。
音頭としては自分の声に合っている。
けれど、この曲には“春の瑞々しさ”が必要だと感じたといいます。
「ジャケットを見たとき、20歳の人が歌う歌かと思ったくらい、若々しい世界観で」
【稲毛さくら音頭の歌詞】
“春はひらりと 風にゆれ
稲毛神楽に 陽が注ぐ
照らす笑顔の 輪になれば
川崎さくらも 咲き踊る
ソレソレソレ みんなで 手拍子囃子 稲毛 山王 さくら音頭
総鎮守の お稲荷に
商売繁盛 五穀豊穣
家内安全 願かけて
幸せあふれる 川崎よ
ソレソレソレ みんなの 福よ来い来い 稲毛 山王 さくら音頭
子孫繁栄 ふるさとの
未来つなぐ この絆
東海道の 歴史(とき)を超え
明日へ羽ばたけ 川崎よ
ソレソレソレ みんなで 夢を咲かそう 稲毛 山王 さくら音頭“
この歌詞を小竹さんが歌う音源で、1週間、集中して練習。
声のトーン、語尾の跳ね方、にぎやかさの出し方。
「神社の歌ですから、奉仕の気持ちを込めて。でも、明るく。にぎやかに」
歌は、磨かれていきました。

作詞作曲:小竹一臣さん
作詞・作曲を手がけた小竹さんは、こう話します。
「桜の時期が近づいたとき、ふっと稲毛神社の桜祭りが浮かんだんです。
ここに本場の音頭があったら面白いな、と」
川崎の総鎮守としての歴史。
戦災にも耐えた石像や名木。
神輿や例祭を守り続ける文化。
「ご利益なのかわかりませんが、歌詞がスルスルと降りてきた。
まるで神のご加護のようでした」

歌手 池上朝子さん
その想いを受け取り、声に命を吹き込むのが池上さんです。
「この歌で、年を取らないように歌います」
そう笑う姿は、まさに春そのもの。

稲毛神社 市川和裕 宮司も期待を寄せます
「これまで音頭はありませんでしたので、大変ありがたい。
稲毛神社にきちんとちなんだ、分かりやすい歌です」
目標は、桜祭りの定番曲になること。
そしていつか、“川崎の歌”と呼ばれる存在になること。

2025年の稲荷講さくらまつりの様子
境内には、神楽殿、桜並木、屋台出店。
そこに今年、新しい音頭が加わります。
4月5日。
満開の桜の下で、池上朝子さんの声が響き渡る瞬間を、私も心待ちにしています。
歌って、踊って、福が咲く春へ。
川崎に新しい春が始まります。

【稲荷講さくらまつり開催概要】
日時: 例年4月第一日曜日(2026年は4月5日(日)11:00~)
場所: 稲毛神社 境内(川崎市川崎区宮本町7-7)
内容: 商売繁盛・技芸上達を祈願する祭事。焼きそば・おでん等の屋台出店、演芸大会、ビンゴ大会など
稲毛神社アクセス:JR川崎駅より徒歩10分/京急川崎駅より徒歩8分
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鈴木よしえ
元山形テレビアナウンサー。フジテレビ、テレビ朝日などの情報・ワイドショー番組でリポーターを務めたほか、FMラジオのパーソナリティ、各種イベント司会として活動。
現在はこれまでの取材経験を活かし、地域のニュースや人物、文化、産業の魅力を映像と記事で発信している。カメラ・音楽・ナレーションまで一貫して手がけ、生まれ育った地域をはじめ、各地の“まだ知られていない大切な物語”を丁寧に伝えている。
かわさき産業親善大使・タレント名鑑掲載。