【取手市】夕日に浮かぶ富士山を発見!冬の利根川河川敷で楽しむ絶景
WRITTEN BY みかん
東京藝術大学大学美術館取手館は、昨年で開館30周年を迎えました。さらに、未来の学生たちの作品を適切に保管できるスペースを備えた「取手収蔵棟」が令和6年(2024年)に竣工。それを記念し、取手市と共催で「藝大取手コレクション展 2025」が開催されています。

東京藝術大学大学美術館取手館と取手収蔵棟は渡り廊下でつながり、なんと両館を合わせて約13,000点もの作品が収蔵。
この両館に収められている多くの作品は、明治から現代まで、東京藝大で学び巣立った学生たちの制作物です。また、明治時代から教育資料として集められた石膏像や古墳時代の埴輪など、多様な資料が収蔵されていることも特徴のひとつです。
本展では、下記の3つのセクションを通して、長い歴史の中で蓄積されてきた作品が紹介されています。まもなく創立140周年を迎える東京藝大の“学びと表現の歩み”を感じられる展示となっています。

11月15日(土)には、取手の藝大美術館の可能性を建築の視点から探るトークプログラムが行われました。増築構想が反映された取手館の模型を参照しながら、今後の可能性が語られました。「学生の作品を長く残し続けられる場所になった」という言葉が特に印象的でした。

明治31年(1898)頃から続く自画像の収集は、現在約7,000点にのぼるそうです。大正・昭和・平成・令和と、時代ごとに異なる学生の表情や画法、空気感が伝わり、作品を通して時代の移り変わりを感じました。
強い眼差し、柔らかな筆致、個性豊かな表現など、各時代の学生の歩みを一度に見られる貴重な体験です。
こちらでは、優秀な成績を修めた卒業・修了制作が展示されています。日本画・油画・彫刻・工芸・デザイン・先端芸術表現・GAPと、多様なジャンルの作品が勢ぞろい。ひとつひとつに学生の「これまでの学びの結晶」が感じられ、どんな想いが込められているのか想像しながら見入りました。どの作品も見応えがあり、時間が経つのを忘れてしまいました。

明治から収集されてきた教育資料を展示。前田青邨旧蔵の「埴輪」や高村光太郎の「獅子吼」など、歴史的にも重要な資料がそろっています。
“学生のために集められてきた資料”という背景を思うと、当時作品を収集した人の想いや、残すための努力まで伝わってくるようでした。これらの資料が学生にどんな影響を与えたのか考えてみるのも興味深いです。

自画像、卒業制作、教育資料、どれも制作された時代を映し、学生たちの思いや背景がにじむ作品ばかりです。作品の表情や空気感をそのまま感じることができ、私自身も展示を眺めながら作品の持つ力に引き込まれ、気づけばあっという間に時間が過ぎていました。
歴史が積み重なり生まれてきた、表現の豊かさと奥行き。ぜひ会場で、藝大の長い歩みと学生の努力を感じてみてください。
展覧会名:取手収蔵棟竣工記念・取手館開館30周年記念「藝大取手コレクション展 2025」
会期:2025年11月13日(木)〜2025年11月30日(日)
会場:東京藝術大学大学美術館
住所:302-0001 茨城県取手市小文間5000
展示室:東京藝術大学大学美術館 取手館 多目的ホール
時間:10:00〜17:00(最終入館時間 16:30)
休館日:17日(月)、18日(火)、25日(火)
観覧料:無料
URL:【東京藝術大学大学美術館 公式サイト】https://museum.geidai.ac.jp
SNS:https://x.com/geidai_museum
主催:東京藝術大学、取手市
助成:公益財団法人 野村財団、藝大フレンズ賛助金
交通案内:JR常磐線・関東鉄道常総線「取手駅」東口前2番乗り場から大利根交通バスで約15分、
「東京藝術大学」または「東京芸大前」下車 徒歩5分
※ 交通系ICカードは使用できません。現金のみ・前払い(330円)
※ 上野駅から取手駅までは約40分
※ 駐車場あり
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地方創生に興味がある社会人です。本業の傍らYahoo!ニュースで地域クリエイターとして発信をしていました。珈琲とお酒や喫茶店巡り、旅行、音楽が大好きです。歩いていろんな地域の魅力を発見します。
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