【東京都杉並区】荻窪の路地裏にオープンして6年目。「美味しいものを少しずつ」をポリシーに、創意工夫に満ちた進化形の和食が味わえる店。
WRITTEN BY 酔街草
都内屈指の観光名所の柴又帝釈天は、晩秋を迎えて内外からの参拝客で賑わっています。帝釈堂の奥に広がる日本庭園の「邃渓園」では、ただいま紅葉が見頃。真っ赤なモミジが池に姿を写す様子が鮮烈です。
(写真はすべて2025年11月14日撮影)

サクラの紅葉が彩りを添える柴又帝釈天の二天門をくぐると、正面には入母屋造瓦葺の堂々たる帝釈堂が建っています。堂内への階段を登ってお参りをし、右側にのびる回廊を歩いて行くと、内殿の装飾彫刻を見られる「彫刻ギャラリー」と邃渓園の入場券売り場があります。
彫刻ギャラリーと邃渓園の見学はセットになっており、入場券は大人400円・小中学生200円。内殿の壁全体に刻まれた壮麗な彫刻と、季節の彩りにあふれた邃渓園を、このお値段で同時に見られるのはたいへんお得です。チケットは自動券売機で購入します。


入場券を買ったら、まず彫刻ギャラリーから見学をスタート。帝釈堂内殿の壁は東・北・西の全面に精緻な木彫り彫刻が刻まれており、これを保護するために建物ごとガラスの壁で覆われています。「法華経」の説話を再現した彫刻や、生き生きした動物たち、伝説の生物を象った彫刻群は、圧倒的な美しさ。隅から隅まで見どころにあふれています。

彫刻ギャラリーを見た後は、高床の回廊を渡って、邃渓園の入口へ赴きます。堂々たる入母屋造瓦葺の木造建築「大客殿」の入口には「邃渓園」の扁額が掛かり、その奥にのびる緋毛氈が敷かれた広縁が印象的。左手には大きな池がめぐる回遊式庭園が広がっており、紅葉した木々があちこちで鮮やかな姿を見せています。


大客殿を通り抜けた後は、庭園の周囲にめぐらされた、屋根付きの回廊を歩いていきます。庭に降りることはできませんが、美しい回廊から眺める紅葉は、風流そのもの。屋根で覆われているため、雨の日でもゆっくり庭の眺めを堪能できます。

とりわけ華やかな秋の眺めを楽しめるのは、庭園の北東部。折れ曲がる回廊が池の上を通り、そのかたわらではイロハモミジの紅葉が見頃を迎えています。水面に姿を映す赤いモミジは圧巻の美しさ。池には平石橋が架かり、イロハモミジとの取り合わせが見事です。秋の日本庭園の素晴らしさを実感します。


この日は池の周囲で、庭師の方々が手入れをしていました。四季折々の魅力に満ちた邃渓園ですが、特に秋の美しさは格別。丹精込めて世話をされた回遊式庭園は、秋のしみじみとした風情を存分に感じさせてくれます。


大きなコイが泳ぐ池の周囲では、シダレモミジなどもすっかり紅葉し、庭園に情趣を添えています。池の向こうに見える大客殿の瓦屋根にも、鮮やかな紅葉が良く似合います。


柴又帝釈天へ参拝に訪れる際には、紅葉が見頃の邃渓園にも、ぜひ足をお運びくださいね。風雅な庭園を染める秋の色彩に癒されます。
| 名称: 邃渓園(柴又帝釈天) 住所: 東京都葛飾区柴又7-10-3 電話: 03-3657-2886 題経寺 開園時間: 9:00~17:00(16:30に受付終了) 定休日: 無休 (12月28日~1月3日は庭園のみ閉園) 料金: 帝釈堂彫刻ギャラリーと共通で、大人400円、子ども(小中学生)200円 アクセス: 京成金町線 柴又駅から徒歩約3分 |
SHARE:
出版社に11年勤務後、ライターになる。シンガポールに4年住んでいたため、ハーブとスパイスが利いた東南アジアの料理が好き。在住地の葛飾区の推しポイントは、便利で下町情緒があり、水と緑が豊かなところ。季節ごとに異なる魅力があります!
旅行情報サイト「たびこふれ」に、国内・海外の旅行記事を書いています(URLは上記)