【東京都杉並区】荻窪の路地裏にオープンして6年目。「美味しいものを少しずつ」をポリシーに、創意工夫に満ちた進化形の和食が味わえる店。
WRITTEN BY 酔街草
水元公園にある「葛飾区金魚展示場」では、24種類・約1000匹もの金魚を飼育・展示しています。タタキ池の中を泳ぐ金魚たちは、見るだけで涼しくなるような優雅さです。こちらを訪れて、6月に行われた「第6回 江戸前金魚展」の「江戸前金魚 人気ランキング投票」で、上位になった金魚たちをチェックしてきました!

金魚展示場があるのは園内の南東部に広がる「水辺のさと」の敷地内。小合溜の豊かな水辺環境を再生するための保全区です。展示場の開場時間は9:00~16:30。3~10月は月曜日をのぞく毎日公開しています。入場無料です!

展示場の中へ入ると、48面のタタキ池がずらりと並んでいます。品種と成長段階でそれぞれの池に分けられた金魚たちは、色も形も様々。入口側の二列の展示池では、稚魚が飼育されています。
当歳魚(その年に生まれた金魚)の、あまりにも小さくて愛らしい姿を見ると、「こんな小さな子たちが、成長したらあの美しい金魚になるのか!」と感動を覚えること請け合いです。

金魚展示場の入口の左側には「令和七年度版 江戸前金魚番付」という掲示物が貼られています。こちらは2025年6月26~29日に行なわれた「第6回 江戸前金魚展」で、展示場で飼育されている全24種の金魚の中から、来場者が好きな金魚を一つ選ぶ「江戸前金魚ランキング投票」の結果を受けて作成されたもの。大相撲の番付のスタイルで、金魚の順位を発表しています。これは見逃せない…ということで、東西の横綱から小結まで、上位に選出された金魚たちをすべて撮影してみました。


1番人気は、真っ黒な体が印象的な黒出目金(クロデメキン)。赤の出目金から突然変異で生まれたものです。左右に飛び出した大きな眼球が特徴で、愛嬌のある姿をしています。昨年の令和六年度版 江戸前金魚番付でも、西の横綱に選出された、大人気の品種です。

2番人気は、真っ白な体に赤い頭部を持つ丹頂(タンチョウ)。この頭がタンチョウヅルを連想させることから名付けられました。中国原産で、日本には昭和30年代に渡来。現在では、国内で広く飼育される品種となっています。

第3位は東錦(アズマニシキ)。赤、白、黒の体色が美しく、丸みを帯びたフォルムが愛らしい金魚です。「キャリコ出目金」と「和蘭獅子頭」の交配により作出されており、まるっこい体は和蘭獅子頭に良く似ています。

第4位は江戸茜(エドアカネ)。葛飾区金魚展示場で生み出された品種です。黄昏時の茜色の空を思わせる体色から名付けられました。内部から輝くような姿が美しい、葛飾区金魚展示場の宝のような金魚です。

第5位は流線形のスマートな体形が印象的なコメット。アメリカから輸入された品種です。長く伸びた尾びれがコメット(彗星)のように見えることから、この名がつきました。ちなみに昨年の江戸前金魚番付では、東の横綱(第1位)だった金魚です。

第6位は和蘭獅子頭(オランダシシガシラ)。頭部に発達した肉瘤(にくりゅう)があり、大きな頭が獅子に見えることからこの名が付けられました。尾びれは「四つ尾」と言われる、長く開いた形。愛らしさと優美さを兼ね備えた金魚です。

第7位は江戸錦(エドニシキ)。背びれがなく、全体として丸い形が可愛い金魚です。赤、白、黒などのモザイク模様が複雑な美しさ。「ランチュウ」と「東錦」の交配によって作出された品種で、体色は第3位の東錦によく似ています。

第8位は銀魚(ギンギョ)。輝くような銀色の体色が特徴です。背びれが無く、長い尾を揺らして泳ぐ姿は優雅そのもの。1960年代に中国から日本に入った品種で、なかなか手に入らない希少な金魚だそうです。これが金魚?と思うような体色は、一見の価値があります。
葛飾区金魚展示場には、他にも美しい金魚が多数展示されています。水元公園を訪れる際には、ぜひこちらに足を伸ばして、優雅に泳ぐ金魚の姿に涼を感じてみるのはいかがでしょうか。癒されます。
| 名称: 葛飾区金魚展示場 所在地: 東京都葛飾区水元公園1-1(都水産試験場跡地内) 電話番号: 03-3693-1777(公園課管理運営係) 開場日: 3~10月 月曜日を除く毎日(月曜日が国民の祝日の場合は開場。その直後の休日でない日が休場)/11~2月 土曜日・日曜日・国民の祝日(年末年始は休場) 開場時間: 9:00~16:30(入場は16:00まで) 入園料: 無料 アクセス: JR金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分/JR金町駅から京成バス(金63)で「水産試験場跡」下車 徒歩約3分(土・日・祝のみ運行) 公式案内 水元公園 公式HP |
SHARE:
出版社に11年勤務後、ライターになる。シンガポールに4年住んでいたため、ハーブとスパイスが利いた東南アジアの料理が好き。在住地の葛飾区の推しポイントは、便利で下町情緒があり、水と緑が豊かなところ。季節ごとに異なる魅力があります!
旅行情報サイト「たびこふれ」に、国内・海外の旅行記事を書いています(URLは上記)