【綾町・国富町】バスにのってGO!GO!GO! 車では見えない町・畑・古墳の景色
WRITTEN BY omi
《ダム活 ( 5 )》
寒川ダム (西都市)
1989年に人口減少により廃村となった寒川集落。最後の住民は6世帯13人でした。その集落跡の近くにある寒川ダムは、集落のイメージを引きずってか、どこか寂しさが漂っています。
寒川ダム
竣工:1963年
形式:重力式コンクリートダム
高さ(堤高):33.5m
長さ:63.2m
目的:発電
ダム事業者:宮崎県
同じ西都の一ツ瀬ダムは高さ130m、長さ415.6m。長さだけでも一ツ瀬ダムの6分の1しかない、小さなダムです。
まずは、ダムまでの道のりをみていきましょう。
取材日:2025年10月
寒川ダムへは、県道319号線(寒川下三財線)をまっすぐ進みます。

途中で三財発電所の入口があります。三財発電所は寒川ダムが調整した水流で発電を行っています。

通り過ぎると鉄塔が見えます。壮大な光景です。

トンネルは夜通ると何か出そうな感じ。

川の水が澄んでいます。

分かれ道にぶつかります。右がダムへの道、左は式部岳方面で寒川集落跡もこちらです。右に進んでください。

ダムまでの道は車一台分の幅ですが、舗装がされており、落石もありません。ただし一か所、デコボコした場所があるので注意してください。

到着しました。工事車両が停まって作業中でしたので、許可を取ってバイクを停めました。
ダムは立ち入り禁止になっているため、道沿いから眺めるだけです。

比較的小規模で、周りが木々に覆われているのとフェンスがあるために、ダム全体をとれるポイントはあまりありません。夏だと草木が茂ってもっと視界が遮られるでしょう。

立ち入り禁止なので天端(ダムの一番上の通路)も通れません。

作業中の方が言うには、放流はすでに終わっていたそうです。タイミングが合えば見たかったところ。残念。

道路に工事車両が停まっており、上流側は工事中だったため、下流側から撮影。

お願いすれば撮影できそうな雰囲気でしたが、仕事の邪魔をしたくはないので引き上げました。ここをさらに上流に進めば立花ダムに行きますが、道はかなり険しいようです。
ダムカードは以下の場所で配布されます。申請の際にはダムを訪問したことが確認できるものを提示してください。
ダムへ向かう分かれ道で左に進むと、寒川集落跡に行けます。左側すぐに色褪せた案内看板があります。

集落跡に興味がある方は、この看板から150mほど進むとUターンする形で、寒川集落跡に進む道が見えます。ここを進むと集落跡に行きます。ただしかなり狭く、落石が多そうなので歩いた方が良いかもしれません。

小さなダムで、見どころも少ないですが、廃村の歴史を知ってから訪れると、この静けさが味わい深く感じられます。人里離れたというより、人が去ってしまった地にあるダムという印象です。しかし、道のりも含めてその寂しさを味わうダムかもしれません。

道路は舗装されていて走りやすいですが、道幅が狭いので対向車にはご注意を。

寒川ダム
住所:〒881-0116 宮崎県西都市寒川(マップ)
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omi
古墳好きの道産子。札幌で生まれ育ち、新宿、ニューヨークなど喧騒の場所を転々とする。2017年12月、宮崎県綾町に移住。2024年から2年間、yahoo!地域クリエイターとして宮崎県綾町、国富町、西都市情報を執筆。2024年9月、古墳記事でYahoo!MVA賞受賞。
仕事の傍らバンド、タップダンス、パントマイムの舞台活動を行っていたが、現在は活動休止中。
詳しいプロフィールはnoteにて。