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宮崎県 -綾町

【綾町】十五夜は「月見どろぼう」の日 しかし2033年問題で、その年の日付が決められない

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omi

2025年の中秋の名月、十五夜は10月6日(月)。恒例の「お月見さま」も行われます。ところで今年の十五夜は、満月の一夜前であることを知っていますか?

十五夜と満月

中秋の名月(十五夜)は満月のイメージがありますが、2025年の満月は10月7日。つまり十五夜は、1日早く訪れます。

これは旧暦の十五日目(十五夜)と月の満ちるタイミングに、微妙なズレがあるためです。

月の満ち欠け。満月になるタイミングは月によって異なり、旧暦14日~17日頃になる(イラスト引用:illustAC)
月の満ち欠け。満月になるタイミングは月によって異なり、旧暦14日~17日頃になる(イラスト引用:illustAC)

次の中秋の名月の満月はいつ?

来年(2026年)の中秋の名月は9月25日。満月は9月27日で、やはりズレます。大体早く来ることが多いようです。次に「中秋の名月」と「満月」が同じ日付になるのは2030年9月30日です。

そしてその3年後の2033年。とてもややこしい問題が控えています。

2033年の中秋の名月はまだ分からない?

十五夜は旧暦で決められた日ですが、私たちは今、新暦(現在の暦)で生活しています。ところが2033年は、いろいろなタイミングにより、従来のやり方では旧暦の日付そのものが決められなくなります。これが「2033年問題」と呼ばれるものです。

この年は旧暦の日付をどう決めるかで、専門家の間でも意見が分かれています。 そのため、2033年の中秋の名月がいつになるのか、まだ確定していないのです。

まあ、私たちの生活には月見以外、あまり影響はなさそうですが。

わずかな欠けにワビサビ

昔の人は、わずかに欠けている月に、ワビサビを感じていたようです。また、これから満月になる月は、縁起が良いと思われていたようです。人間、絶頂よりもそこに向かっているときの方が幸せだったりします。今年の十五夜は翌日に満月になります。

「なんてきれいなお月さま!あしたは何か良いことありそう」

そう思いませんか?

お月見どろぼう

中秋の名月には古くから、月見だんごや収穫物が供えられていました。

子供たちは、そのお供え物を盗み取ることが許されました。これが「お月見さま」あるいは「お月見どろぼう」で、中秋の名月だけに許される行為です。綾では「お月見さま」と呼ぶ方が多い気がします。

子供たちが許されたのは、子供は月の使いと言われているためです。盗まれるということは「お月様が食べてくれた」と言うことになり、縁起が良いと考えられました。

各地区で違いはありますが、大抵は大人に付き添われた子供たちが19時ころ、地区内の家を周って、

「お供えものくだ~い!」

と言ってお菓子をもらっていきます。場所によっては車に乗って家を周るところもあるとか。各家庭ではお菓子を準備して、玄関先に置いてあります。

継承されていく、お月見どろぼう

子どもたちが楽しみにしている「お月見どろぼう」。スーパーではこの日のための菓子パックが売られています。

お菓子を用意していない家は、その目印として玄関の電気を消しているなど、地区ごとの習慣もあるようです。風習は時代とともに変わっていくので、各地区の子供会か近所の方に聞いてみると良いでしょう。

そして、2033年…… 「お月見どろぼう」はいつ行われるのでしょうね?

この記事を書いた人

omi
パフォーマー

omi

古墳好きの道産子。札幌で生まれ育ち、新宿、ニューヨークなど喧騒の場所を転々とする。2017年12月、宮崎県綾町に移住。2024年から2年間、yahoo!地域クリエイターとして宮崎県綾町、国富町、西都市情報を執筆。2024年9月、古墳記事でYahoo!MVA賞受賞。

仕事の傍らバンド、タップダンス、パントマイムの舞台活動を行っていたが、現在は活動休止中。
詳しいプロフィールはnoteにて。

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