【綾町・国富町】バスにのってGO!GO!GO! 車では見えない町・畑・古墳の景色
WRITTEN BY omi
季節は流れ、もう秋。彼岸花をはじめ、秋の花が咲き始めています。そして過ぎ行く夏の花も。ここでは終わりゆく夏の花と、始まりゆく秋の花を見て、季節の流れを一緒に実感しましょう。

取材場所:2025年9月30日 綾ナチュラルガーデン尾堂

5月下旬から咲き始めたアジサイ。梅雨の灰色の景色に色を添えてくれました。そういえば今年の梅雨は短かったですね。7月にはすでに梅雨は開け、夏を迎えました。

また来年きれいに咲いてくれるでしょう。
今年の夏は全国的に猛暑が続きました。例年以上に綾も真夏日が多かったですが、みなさんはどんな夏を過ごしましたか?
これらの花は、夏の暑さに強く、秋に入ってもまだ元気に咲き続けている花たちです。「夏の名残」とも言える花です。
万葉集にも登場する忘れ草(わすれぐさ)。勿忘草(わすれなぐさ)とは違うので間違わないように。

和名は「ヤブカンゾウ」。英名では「デイリリー」と言いますが、これは花は朝開いて夕方にはしぼんでしまう「一日花」であるため、この名前が付けられました。嫌なことや辛いことも、この花を見ていると忘れる。という言い伝えから、この名前がついてます。
こちらは花を終え、果実がなっています。

ひっそりと種を作り、来年へとつないでいきます。
夏に咲いていたフロックス、8月下旬に見た時、そろそろ見納めかなと思っていました。でもまだ咲いています。

種によっては11月くらいまで咲いているのもあるとか。ここのフロックスはいつまで咲いているでしょうか?

レインリリーと呼ばれる花の一つ。雨の後に一斉に花を咲かせることからそう呼ばれています。そろそろ見納めでしょうか。

昔からある芸能「南京玉すだれ」と関連は無いようです。タマスダレが日本に入ってきたのはずっと後です。
千日間咲き続けているよう見えることから付いた名前、千日紅。

ボールのような「花」が特徴の千日紅(センニチコウ)……ですが、実は花ではなく「苞(ホウ)」という葉が変化した部分です。実際の花はその上に1ミリほどの大きさで咲いています。

写真からだと分かりづらいので、実際に花を見て、探してみましょう。
初夏から秋にかけて長く咲いているトレニア。花はシックな紫。暑さに強い花で、今年の猛暑を思い出させます。しかし、9月上旬に来たときには咲いていませんでした。最近植えたのでしょうかね。

これらの花は、まさに涼しくなった秋の訪れと共に最盛期を迎え、秋の風情を強く感じさせます。
秋桜ともいわれているコスモスは秋の主役のひとつ。小さくカラフルな色が可憐です。まだ少ししか咲いていませんが、秋風にそよぐ姿がこれから見られるでしょう。

撮影時には気づかなかったですが、白いコスモスも咲いていました。

一面コスモスのコスモス畑は圧巻ですが、こうしてわずかに咲く一つ一つをじっくり見るのも良いものです。
夏の間、ここで一番多く咲いていた女郎花。実は秋の七草の一つで、秋の花です。当然まだその勢いは健在。ナチュラルガーデンを席巻して、黄色い群を作っています。

コスモスがもっと咲いてくれれば、黄色と赤のコントラストがここでも見られるでしょう。

目を引く色と形。ケイトウは漢字で書くと「鶏頭」。文字通り、鶏のトサカのような花だからこの名前。燃える炎のようです。

宮崎では9月中旬から10月中旬頃が見頃。花言葉は、「気取り屋」「個性」「風変わり」「おしゃれ」など、見た目通りの言葉だと思いませんか?

花の移り変わりを見ていると時の流れを感じます。夏が来て秋が来て、そして冬に……
夏の花を見れば過ぎ去った日々を思い出し、秋の花を見ればこれからの季節を思う。そんな鑑賞の仕方もあります。
「花の命は短くて」
でも次の季節の花につないでいきます。終わることなく続いていきます。

綾ナチュラルガーデン尾堂
住所:〒880-1302 宮崎県東諸県郡綾町北俣1209-16(マップ)
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omi
古墳好きの道産子。札幌で生まれ育ち、新宿、ニューヨークなど喧騒の場所を転々とする。2017年12月、宮崎県綾町に移住。2024年から2年間、yahoo!地域クリエイターとして宮崎県綾町、国富町、西都市情報を執筆。2024年9月、古墳記事でYahoo!MVA賞受賞。
仕事の傍らバンド、タップダンス、パントマイムの舞台活動を行っていたが、現在は活動休止中。
詳しいプロフィールはnoteにて。