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宮崎県 -綾町

【綾町】その雑草、名前あります!小さく強く咲く花たちにもスポットを

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omi

梅雨に入り、花の世界では紫陽花が季節の主役になりました。しかし、ずっと脇役のままでいる花たちもまた、足元を彩っています。「雑草」とひとくくりにされがちな花たちも、小さいながら懸命に花を咲かせているのです。

タンポポは雑草と言われていますが、人気も知名度も抜群
タンポポは雑草と言われていますが、人気も知名度も抜群

雑草という名前の花は無い

道端に咲く花たち。一見するとただの雑草ですが、どれも名前を持つ植物です。何気なく見ていますが、よく見ると、一つ一つの花に個性があります。綾町のあちらこちらに生えている、雑草と呼ばれる花たちの中から、いくつかを紹介していきましょう。

ムラサキカタバミ:異国から来た強敵

南アメリカから持ち込まれた外来種です。直径1cmくらいの小さな花で、葉はシロツメクサに似た三つ葉です。近づいて、よく見てみましょう。名前の通りきれいな紫です。

しかし繁殖力が強く、他の品種を駆逐する勢いのために、雑草の中でもとりわけ厄介者とされています。そのため、要注意外来生物に指定されています。

きれいな花なんですが……
きれいな花なんですが……

こちらは、カタバミ。花の色は黄色です。

撮影場所:綾馬事公苑 (マップ)

オオイヌノフグリ:名前の由来が気になる花

ヨーロッパから持ち込まれた外来種で、1cm程の小さい花です。緑の中に明るい青紫が生えて、目立ちます。こちらも要注意外来生物です。ちなみに、日本原産のイヌノフグリはもっと小さく、色はピンクですが、私はまだ見たことがありません。

変わった名前ですが、果実の形があるものに似ていることからこの名前が付けられたと言われています。その由来となった「あるもの」については、ぜひ検索してみてください。

撮影場所:自然休養村公園多目的広場 (マップ)

コオニタビラコ:タンポポに似た春の七草

日本原産で、春の七草のひとつ。今では雑草と呼ばれている草も、昔の日本人はありがたく食べていたのでしょう。葉の形が、仏様が座るハスの花の台座に似ていることから、昔はホトケノザとも言われていました。しかし今その名前は、別の花を指すことが多いようです。

台座に似ているという葉の形は、確認できませんでした
台座に似ているという葉の形は、確認できませんでした

タンポポを小さくしたような、黄色い花を咲かせます。この日は天気が良くて、日の光を受けて輝いています。日本原産の在来種。外来種に負けず輝いてほしいですね。

撮影場所:綾護国神社近く (マップ)

ハナミョウガ:食卓のミョウガとは別物?

こちらも日本原産の花で、外来種に負けない繁殖力の強さを持っています。先の外来種、ムラサキカタバミとオオイヌノフグリは青系の花。こちらは赤系。日の丸を思わせるような色合いに、どこか日本らしさを感じませんか?

名前にミョウガとつくものの、食卓でおなじみの茗荷(ミョウガ)とは別の植物です。茗荷の若い芽を指して「花みょうが」と呼ぶこともあり、混同されやすいようです。どちらもショウガ科ですが、ハナミョウガは食べられません。

もうすぐ旬を迎える茗荷。独特の香りが食欲をそそります (写真引用:PhotoAC)
もうすぐ旬を迎える茗荷。独特の香りが食欲をそそります (写真引用:PhotoAC)

撮影場所:自然休養村公園多目的広場 (マップ)

雑草と一括りにせず見てみよう

どちらかというと邪魔者扱いされる雑草。農作物を育てる上では、やっかいなものになることもあるでしょう。とくに外来種は生態系バランスにも影響するので、扱いが難しいと思います。しかし道端や公園に咲いているこれらの草花に、たまには優しい目を向けてみるのも良いと思います。小さく控えめな姿ながら、その生命力には目を見張るものがあります。ひっそり、力強く咲いているその姿から生命力をもらいましょうか。

この記事を書いた人

omi
パフォーマー

omi

古墳好きの道産子。札幌で生まれ育ち、新宿、ニューヨークなど喧騒の場所を転々とする。2017年12月、宮崎県綾町に移住。2024年から2年間、yahoo!地域クリエイターとして宮崎県綾町、国富町、西都市情報を執筆。2024年9月、古墳記事でYahoo!MVA賞受賞。

仕事の傍らバンド、タップダンス、パントマイムの舞台活動を行っていたが、現在は活動休止中。
詳しいプロフィールはnoteにて。

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