【綾町・国富町】バスにのってGO!GO!GO! 車では見えない町・畑・古墳の景色
WRITTEN BY omi
今年もホタルの季節がやってきました。ホタルの名所で知られる綾川荘近くの「尾谷ホタル渓谷」。足を運ぶ前に、ホタルの生態も含めてここで予習していきましょう。

ちなみに、2025年5月16日、宮崎県を含む九州南部が梅雨入りしたと発表されました。お出かけの際は天気予報も確認して、雨具の準備をお忘れなく。
日本にはたくさんのホタルが生息しています。それぞれ好む環境が異なるため、見られる場所も違います。
以下は、代表的なホタルとその生息環境です。
綾川荘周辺の魅力は、この中のゲンジボタルとヒメボタルという2種類のホタルを同じエリアで観察できることです。これはなかなか珍しい体験です。

ゲンジボタルとヒメボタルは、それぞれのスタイルで光を放ちます。どんな風に光って飛ぶのか?光り方の違いを知っておくと、見ていてもっと楽しくなります。ちなみに、空を飛び交っているのはどちらもオス。メスは草などにつかまって光るだけなんです。
きれいな川に生息しており、2秒に1回程の間隔で光ります(九州の場合。地域によって違います)。光り方は「ぼう~」っとゆっくり光って消える感じです。
ゲンジボタルが川のホタルなら、ヒメボタルは森のホタル。暗い林の中を主な住処にしていて、オスは1秒間に1~2回ほど、テンポよく「パッパッパッ!」と光りながら飛び回ります。
光り方をまとめると:
と覚えておくと良いと思います。
場所は綾川荘本館を過ぎたあたりの小川(尾谷川)。近くに綾川荘の第2駐車場があります。

少し歩くと「尾谷ホタル渓谷」の案内板。よく読んでみることをお勧めします。

この周辺には小川がありますが、比較的気軽に見られる場所かもしれません。

尾谷ホタル渓谷はここから看板の案内図に従い、小道を数分歩いた場所です。なんと、渓谷全体で数千匹生息しているとか。周囲の木々や小川と、光が織りなす幻想的な光景が楽しめます。足元が見えにくいので、慣れていない方は不安に感じるかもしれません。前もって明るいうちに歩いてみる、あるいは慣れた方と同伴することをお勧めします。

渓谷への日中の道を歩いてみましょう。まずは第1鑑賞場所まで。小川沿いを進んでいきます。

2~3分ほど歩くと、左側に野原があります。

さらに奥に進むと、まもなく第1鑑賞場所の橋が見えてきます。

橋の看板の文字は消えていますが、「ホタル 第一鑑賞場所」と書かれていると思います。

ここが第1の鑑賞スポットになります。

日中なので当然ホタルは飛んでいません。先に進みましょう。

夜は真っ暗になると思います。慎重に進みましょう。一人で行くのは、避けた方が良いかもしれません。

2~3分ほどで第二鑑賞場所が見えてきます。

入口からここまで計5~6分ですが、足元が見えない夜はもっと時間がかかるでしょう。

森と川を眺めながら、無数のホタルが飛び交う姿を想像してみましょう!

夜は、帰りの道のりも注意して歩いてください。
なお、ここも含めて、20時ごろがホタル観賞のピークとされています。この時間帯にあわせて訪れると、最も多くの光に出会えるかもしれません。
生息地が異なる2種類のホタルを同じ場所で見られるということは、ここがきれいな川と木々に囲まれているということです。

この近辺では、他にも杢道や麓地区の川の周辺など、鑑賞スポットがいくつかありますが、住宅が近くにあるために具体的な場所は明記しないことにします。

観察時のマナーは守っていきたいですね。
些細なことですが、これだけでも次回のホタル観賞に繋がります。ホタルは人間のためでなく、婚活のために光っています。良い相手と出会うように、ひっそり見守ってあげましょう。

例年、ホタルの鑑賞期間は6月上旬くらいまで。短い期間ですが、素敵な光の舞を堪能できますように。
綾川荘周辺
住所:〒880-1302 宮崎県東諸県郡綾町北俣 (マップ)
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omi
古墳好きの道産子。札幌で生まれ育ち、新宿、ニューヨークなど喧騒の場所を転々とする。2017年12月、宮崎県綾町に移住。2024年から2年間、yahoo!地域クリエイターとして宮崎県綾町、国富町、西都市情報を執筆。2024年9月、古墳記事でYahoo!MVA賞受賞。
仕事の傍らバンド、タップダンス、パントマイムの舞台活動を行っていたが、現在は活動休止中。
詳しいプロフィールはnoteにて。