【横浜市】の歴史を語る上で欠かせない“美しい博物館”のようなクラシックホテル「ホテルニューグランド」
WRITTEN BY 佐原ねお
空気が乾き、火災のニュースが気になる今日この頃。
本日は、そんな“いま”だからこそ知っておきたい、「藤沢市消防局」の「ちょっと気になる3つの話題」をまとめてお届けします。
1980年から現在まで、火災件数には大きな変化のない藤沢市。それでも損害額や焼損面積は年々縮小しており、火災の“質”は確実に変化しています。

この背景には、「住宅用火災警報器の設置の義務化(藤沢市では平成23年6月から、すべての一般住宅及び共同住宅の各住戸に設置が義務付け)」や、「喫煙率の低下や加熱式たばこの普及によるたばこ火災への影響」、「防犯カメラの設置による放火を含む犯罪の抑止」など、暮らしの中で積み重ねられてきた要因が複合的に影響していると考えられます。
その一方で、火災の規模が小さくなることは、若手職員の「活動経験」(長時間放水を伴うような炎上火災を経験する機会)が減ることを意味すると、「藤沢市消防局」警防課の伊藤さんは話します。
長時間の放水が必要な現場を経験できないまま、次の現場に向かうことになる──
ここに新たな地域課題が生まれているのです。

「DXやAI技術の活用が進む中にあっても、火災現場で火を消し、人命を守る役割を担っているのは職員一人ひとりです。ですので、人材育成の重要性は今後も変わらないと考えています」と伊藤さん。
火災の質が変化する裏側で、現場を支える地域の消防士たちをどう育てていくかが、大きなテーマになっているといいます。

こうした藤沢市における火災の現状を踏まえ、「経験の少ない職員にも、よりリアルな現場を疑似体験できる場をつくりたい」という思いから、“経験の空白”を埋めるために発案されたのが、「プロジェクションマッピングを活用したはしご車訓練」です。

発想の原点は、伊藤さんがテーマパークで目にしたプロジェクションマッピング。「炎や煙を建物に投影できれば、もっと実際に近い訓練ができるのでは」とひらめいたといいます。
従来は、炎を描いたボードを使って訓練を行ってきましたが、よりリアルな環境を再現するため、プロジェクションマッピングの研究で知られる「湘南工科大学」本多教授の研究室に協力を依頼。
官学連携で企画が進み、映像や音響(ガラスの破砕音、爆発音、非常ベルなど)に加え、スモークで煙を立体化することで、“実際の火災現場に近い状況”を再現することに成功しました。

この「プロジェクションマッピングを活用したはしご車訓練」は、全国的にも例の少ない消火訓練で、通りがかった人が本物の火災と見間違うほどの臨場感があります。消防の新しい訓練手法として、その可能性に注目が集まっています。
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なお、これまでは大学構内で訓練を実施してきましたが、「今後は、市内の企業などにも場所を提供していただき、一般の方も参加できる訓練に広げていきたいです」と語る伊藤さん。より多様な建物や状況を想定し、地域とともに学べる訓練を目指しているといいます。

そんな“街を守る人たち”の姿をまっすぐに感じられる、藤沢の冬の風物詩といえば「藤沢市消防出初式」。市民の消防に対する理解を深め、職員・団員の士気を高めるこの式典が、2026年も「藤沢市消防防災訓練センター」で行われます。

開催日時
2026年(令和8年)1月11日(日曜日)9時30分から11時10分(小雨決行)
場所
藤沢市消防防災訓練センター(藤沢市石川3417-1)
注意事項
小田急線「六会日大前駅」西口下車徒歩20分
※会場及び周辺に駐車場はありません。
※六会日大前駅西口、湘南台駅西口から無料シャトルバスを運行します。
※障がい者等用駐車区画の利用を希望する方は事前にご連絡ください。
内容
式典
消防音楽隊によるドリル演奏(機能別消防団員「音楽団員」も参加)
消防車両の分列行進
木遣り・はしご乗り演技
消防署部隊による演技
消防団部隊による演技(一斉放水)
公式 ホームページ(外部リンク)

以上、本日は「藤沢市消防局」から、“いま知っておきたい”藤沢市の最新消防トピックスをお届けしました!
基本情報
藤沢市消防局
公式 ホームページ(外部リンク)
公式X/Twitter(外部リンク)
※詳細は公式サイトをご確認ください。
取材・撮影・校正協力
藤沢市消防局 警防課 伊藤様
藤沢市消防局 消防総務課 相馬様
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ころんころ
神奈川県を中心に活動するライター。
「読まずにいられない記事タイトル」を信条に、地域の魅力や出来事を伝える。
2021年~2026年まで Yahoo!ニュース エキスパート 地域クリエイターとして活動。
2024年には ベストエキスパート2024 を受賞。
このほか、昭文社「まっぷるトラベルガイド」をはじめ、複数媒体・紙面で執筆。現在は「湘南経済新聞」などで執筆する。
元証券会社人事部出身。
年金アドバイザー資格(最上位2級)を持ち、キャリアや生活に関するテーマにも強みを持つ。